もうすぐ春、新生活が始まる季節ですね。この春お子さんが幼稚園・保育園に入るという方もいるでしょう。お子さんの入園が楽しみな気持ちもある反面、不安が大きいママも多いのではないでしょうか。特に初めての場合は「何を用意したらいの?」と準備段階から迷ってしまいますよね。そこで今回は、春に向けて揃えたい通園グッズをまとめてみました!リストも作ってみましたので参考にしてみて下さい。
目次
1.通園グッズ選び、何から始める?
数年間使い続ける通園グッズは、生地選びからワクワクしますよね。お子さんが少しでも楽しく通えるようお子さん好みの生地を探そうと考えている方もいるでしょう。作ることを考えると、余裕をもって早めに取り掛かろうと考えている方も多いはず。でも、すぐに購入したりお裁縫をしたりするのはちょっと待ってください。通園グッズ選びの第一歩は、【園の指定品を確認すること】です。
通園グッズは、幼稚園や保育園によって「園から指定されて注文するもの」「各自で用意するもの」と分かれている場合が多いです。入園説明会などで園からのお知らせが配布されたり送られてきたりすると思うので、まずはそちらをじっくり読んで確認しましょう。通園バッグや上靴入れなど大抵の場合各自で用意するであろうと思うものの中にも、園によってはサイズが指定される場合もあります。また色・柄の制限(キャラクターNGなど)があったりする場合もあるので注意が必要です。
知り合いがいる場合は必要なものを聞いたり、在園児さんが使用しているものを実際に見せてもらったりするといいでしょう。(園のリストに入っていても、絶対に買わないといけないわけでなく、他で代用が可能なものもあったりするので、在園児のママの情報はとっても重要なのです。)
園開放や新入園児さん向けの集まり(プレ保育)がある園の場合は、積極的に園に出向いて先生に話を聞いたり、園生活の様子を見てみたりするとイメージも湧きやすいでしょう。また、お子さんにとっても園の環境や先生を知っておくと、これから始まる園生活への不安も和らぐと思いますよ。
2.園指定グッズにはどんなものがある?
園の指定グッズは、お子さんが通う園によって様々です。園で購入できる機会が設けられると思いますので、その際に忘れずに買い揃えておきましょう。指定グッズは近くのお店で買えないものも多く、あとで購入するには園を通したり園指定のお店に行かなければならなかったりするので注意が必要です。
また、園の物品購入日に自分で購入するもの・申し込みだけ済ませておいて入園後にもらえるものもありますので、その辺りもきちんと確認しておくと安心です。
※あくまで代表的な例なので、園によっては必要ないものや他に用意するものがある場合もあります。こちらに関しては、園でまとめて購入できる場合もあります。
【身に付けるもの】
・制服
・帽子(通園帽子、園内用カラー帽子)
・靴下
・体操服(夏服、冬服)
・スモック
・上靴
・通園かばん 等
【園生活で使うもの】
・お道具箱
・粘土(併せてケース+ベラ+粘土板)
・クレヨン
・のり
・自由画帳
・はさみ
・なわとび
・おたよりファイル
・防災頭巾
・ピアニカ 等
他にも絵の具や色鉛筆、マーカーなどが必要な園もあります。
園指定の用品でも「子どもが分かりやすいよう目印をつけてください」「フックにかける時に便利な紐をつけてください」といわれる場合もあります。「園で購入したから一安心…♪」となる前に、ご自宅で準備が必要なものがないかチェックしてくださいね。
3.園生活に必要なもの・準備しておきたいものリスト
※あくまで代表的な例です。園によっても必要なものや指定の有無も様々なので、必ず園からのお便りを頂いてから用意するようにしましょう。
通園関係
絵本袋・手さげ袋
服
ハンカチ
ティッシュ
移動ポケット
マスク
上靴
上靴袋
靴
長靴
傘
レインコート
リュックサック
園生活関係
ループ付きタオル
コップ
コップ袋
水筒
重たい水筒をかけて遠足やお散歩に行くことも考えて、水筒の紐には肩紐カバーがあると安心です。
着替え
お着替え袋・ビニール袋
お昼寝布団
※幼稚園は保育園に比べて保育時間も短いのでない場合が多いです。
お昼寝布団用バッグ
バスタオルやタオルケット
オムツ
ゴミ袋
食事関係
ナフキン
給食袋(ナフキン袋)
口拭きタオル
歯ブラシ
エプロン
三角巾
カトラリー
お弁当箱
お弁当袋
レジャーシート
ミルク
スタイ
食事用スタイ(エプロン)
園によっても本当に様々ですが、季節に応じてプール道具やどろんこグッズ等追加で用意していくものも出てくるかと思います。その際には園からのお知らせが出ると思いますのでそれから準備すればいいでしょう。また冬の防寒対策に関してもですが、「しっかりと防寒対策をしてきてください」という園もあれば「制服着用なので防寒具の使用はNG」といった園もあります。
ネックウォーマーは良くてもマフラーはNG、上着(ジャンパー)もフード付きはNGなど園によって決まり事も違ってくるので、その辺りが分からないうちは慌てて用意するのは避けた方がいいかと思います。安いからといって早めに買ったつもりが園の規定にそぐわなかった・・・なんてことは避けたいですね。
幼稚園・保育園 必要なものリスト
入園までに用意しておきたいものをまとめてリストを作ってみました。ダウンロードしてお使い下さい。
※ダウンロードしたファイルの無断転載、再配布等はご遠慮ください。
※園で購入できるものや衣服・雨具類は省いています。
リストの使い方
- 園からのお便りをもとに、リストと見比べ、不要なものは省いて下さい。
- リストの下の方に空欄を設けておきましたので、他に必要なものがあれば各自で書き足して使ってください。
- アイテムごとに指定がある園もありますので、そういった場合はメモ欄を活用して下さい。
4.お子さん自身のために…入園前にしておきたいこと
- トイレトレーニング
未満児さんの場合はまだ必要ないかと思いますが、年少さんからの入園を考えているのであれば、トイトレを済ませておくのが無難。園によっては初めのうちはオムツもOKというところもありますが、新しい環境でさらにトイトレを進めるのはお子さんにとっても大変です。またもうすぐ入園だから…と慌ててトイトレをするのもやめましょう。
時期的には、入園前の夏頃にトイトレを始めるといいでしょう。夏は暑いので、服やズボンも薄手。服やパンツを濡らしても洗えばすぐに乾きます。失敗してしまった場合、見た目にも分かりやすいのですぐに気づいて声をかけてあげることができると思います。また入園までの時間も半年あるので、焦らずゆっくり進められますよ。ママが焦るとお子さんも不安定になり、トイトレにも逆効果です。暖かくなった頃から少しずつはじめていきましょう。
- 着替え
園では制服を脱ぎ着したり、服が汚れれば着替えをします。そのためお家でも自分で着替えられるようにしておきましょう。着替えは毎日の生活の中で最低でも2回は行いますよね。いきなり一人では無理ですが、「自分で」を意識し、できないところは手を貸しながら見守っていけば、毎日の繰り返しの中で自然と身についていくと思います。
手や足を入れる位置、ボタンのかけ方等一つひとつ一緒に確認していきましょう。余裕があれば、畳むところまでやれるといいいと思います。上手にできなくてもいいので自分で畳もうとすることこそが大切です。
- 靴の脱ぎ履き
簡単なようで以外とできない子が多いのが靴。上靴は、普段の外靴と比べて素材も違うので履きづらく感じる子も多いようです。上靴、外靴、自分で履けるように練習しておきましょう。
- 袋の開け閉め
通園グッズにもいくつかの袋がありますが、巾着タイプや上靴袋では袋の開け閉めの仕方も違います。特に上靴袋は初めて触る子も多いでしょう。入園前に開け閉めの仕方を練習しておきましょう。また袋へのものの出し入れの練習もしておくといいですね。
先生がいるんじゃないの?と思うかもしれませんが、先生は一対一でついてくれるわけではありません。一人で何十人も見ることもあるので、自分でできることは自分でやる習慣をつけておきましょう。
お子さん自身が困った時、困っていることを伝えられれば良いですが、伝えられない子もみえるでしょう。それがきっかけで園に行くのが嫌になってしまうこともあると思います。お子さんが困らないためにも入園前からの心がけが大切です。
5.あると便利なグッズ&サービス
入園に際して用意するものは多く、特に仕事復帰が控えているママにとっては大変!買い揃える予定でも、指定サイズがあったりするとお裁縫が苦手なママはパニック!そんな時は便利なグッズやサービスの力を借りましょう!
- お名前スタンプ&シール
園に持っていくものは、ペン1本に至るまですべて記名が必要です。1つ1つ手書きするのは至難の業なので、お名前スタンプまたはシールがあると便利です。スタンプ・シールどちらも防水仕様になっているものが多いですし、お子さまが分かりやすい目印となるイラストのスタンプがついてくる商品もあります。
また、おむつは毎日何枚も持っていく必要があり、スタンプとインク台の出し入れ、シールを剝がす作業、少しの手間も省きたいですよね。そこで、名前をつける対象物が決まっている場合はシャチハタ型のスタンプがおすすめです。おむつだけでなく、衣服等の布製品にも使えるものもありますよ。
- 裁ほう上手
コップ袋・絵本袋・ナフキンなどの布類は子どもの好きな布で手作りしたいけど、作れるかどうか不安・・・そんなママにおすすめなのが「裁ほう上手」です。「針・糸いらずの布用接着剤」がコンセプトとなっていて、洗濯もOKの強力な接着材。
入園前の忙しいママの強い味方となってくれます。アイロンをかければより早く頑丈に接着できますし、園指定のものに目印つけるのもこれさえあればすぐに完成します♪アイロン不要のスティックタイプもありますよ。
- ワッペン
持ち物への記名は基本中の基本ですが、小さなお子さんは名前が読めません。でも字が読めないお子さんでも自分のものを簡単に区別するのに便利なのがワッペンです。スモックやカラー帽子などに共通のワッペンをつけるだけで、お子さまにとっては最強の目印に♡
ひらがなのワッペンといえばシンプルに文字のみのものが多いですが、最近ではこのように可愛い動物やお花などのイラスト付きひらがなワッペンもありますよ。
- 手芸用品店のオーダー
「とにかく手芸が苦手…」そんな方は手芸用品店にお任せしてみてはいかがでしょうか?「クラフトハート Tokai」では、布や既製品の販売だけでなく、お好きな布やサイズを指定してオーダーするとお店の方で製作してくれるサービスがあります。
ネットで頼むよりも生地の種類が豊富ですし、実際の生地を確認したり、ものに合わせた生地選びも相談できるので安心!注文した商品は、約2週間後に受け取ることが可能です。
通常の加工だけでなく、「ワッペンをつけたい」「ここにポケットが欲しい」といった要望にも対応してもらえるオプションが用意されています。入園・入学前の時期は混み合うことが予想されるので、早めに注文しましょう。
ドキドキの園生活。その準備はママにとって大変ではありますが、お子さんのことを考えながら一つ一つ用意するのはきっと楽しいですよ♡愛情いっぱいの手作り品もいいですが、それぞれの事情もあると思いますので、無理なく楽しんで進めていきましょう!
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