子どもの成長に合わせて調節したい♪ジャージを切らない裾上げの仕方・縫い方

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子どもの成長は早いもの。その時ちょうどいいサイズを買っても、次のシーズンにはもう着られないこともしばしば。そのため、少し大きめのサイズの服を選ぶ方も多いと思います。特に園や学校で使う制服やジャージは、長く着られるよう先を見て買いますよね。でも上の服なら手首を折り曲げればいいですが、ズボンとなると裾直しが必要・・・裾直しをするにも子どもの成長に合わせて調節したいので、裾はカットせずに直したい!そこで今回は、ジャージを切らない裾上げの仕方・縫い方を紹介します。

1.必要な材料

必要な材料

  • ジャージ
  • 糸(ジャージの生地に近い色) ※今回は分かりやすいように白を使います。
  • まち針
  • はさみ
  • 定規

2.裾上げする位置を決める

  1. まずは、裾上げをする位置を決めます。実際に履いたりして、床に擦らないぐらいに折り上げておきます。折り上げた分の裾の長さを測ります。

    裾上げする位置を決める

  2. ジャージを裏返し、先ほど測った長さ分、裾を折り上げます。折り上げたら、まち針で留めておきます。

    裾上げする位置を決める

3.裏から針を刺して出し、奥の生地をすくう

ここからはまつり縫いで縫い進めていきます。まつり縫いの縫い方はこちら

にもあります。
※こちらの記事では斜めに縫い進めていますが、今回は等間隔がとりやすく裏側の縫い目も綺麗に残るように縦に縫い目を残しています。やり方はどちらでも構いません。

  1. 針に糸を通し、糸先を玉結びしておきます。

    裏から針を刺して出し、奥の生地をすくう

  2. 折り上げた方の生地の裏から針を出します。ここで玉留めをしておくと、糸が抜けにくくなります。

    裏から針を刺して出し、奥の生地をすくう

  3. 次に後ろの生地をすくいます。糸が出ている箇所の真上で、折り上げた生地すれすれのところを少しだけすくいます。折り上げた生地と平行になるようにすくうのがコツです。表から見た時に、縫い目が見えないようにしたい時は、生地をすくう時に、裏まで針を突き出さずにすくうといいですよ。

    裏から針を刺して出し、奥の生地をすくう

    ※この時、針を裾に対して平行にでなく、垂直になるよう(縫い目が縦になるよう)に縫っていくのがたてまつり縫いです。普通のまつり縫いよりも強度がある縫い方なので、頑丈に縫っておきたい方、使用する頻度が高い服にはオススメです。↓

    裏から針を刺して出し、奥の生地をすくう

4.まつり縫いで一周縫う

  1. 3で針を出したところから少し間隔を空け(今回は1.5cmほど)、折り上げた生地の裏から針を出します。この間隔を狭く細かくすることで、頑丈さが増しますよ。

    まつり縫いで一周縫う

  2. 3と同様に針を出したところの真上の生地をすくいます。

    まつり縫いで一周縫う

  3. これを繰り返して1周縫います。縫う時に糸をあまり引っ張らないように注意して下さいね。強く引っ張ると、しわが寄ったり、裾が絞れてしまう原因になります。

    まつり縫いで一周縫う

5.仕上げ

  1. 一周縫ったらスタートの位置から針を出し、玉留めして糸を切ります。

    仕上げ

  2. ジャージを表に返したら、完成です。

    仕上げ


違う色の糸で縫ってもさほど目立たないぐらいの縫い目なので、ジャージと同じ色の糸を使えば縫い目が分からない程です。これならミシンも使わず手縫いで簡単に丈の調節ができますよ♪

最終更新日 2024年6月16日

    azusa
    記事を書いた人 :

    保育士。
    3人の子の育児、仕事と主婦業の両立に奮闘しながら
    合間をぬって気の向くままにハンドメイドを楽しんでいます。
    小さな子を持つママの目線で、知りたいこと気になることを
    記事にしていきたいと思います。

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