成長期の子ども服は、ぴったりなものを買うとすぐにサイズアウトしてしまうし、大きめを買うとズボンの裾が余るのが悩みどころ。でもズボンの裾を切らないで裾上げしてしまえば、成長に合わせて調節できますよ♡とはいえ裾上げした縫い目が見えると、親も子も少し恥ずかしいですよね。今回は、手縫いで簡単!縫い目も見えない縫い方を紹介します。最後の工程はあっと驚くような不思議な光景が!!お子さんと一緒に見てみて下さいね。
1.必要な材料
- ジャージ
- 針
- 糸
- はさみ
※柔らかい生地を縫う場合は、裾上げした部分がズレてしまうこともあるので、マチ針や洗濯ばさみ、クリップがあると便利です。
2.裾上げする位置を決める
ズボンの裾を中に折り込んで裾上げしたい位置を決めます。(履いたままでもOK)必要であればこの時にマチ針やクリップで仮止めしておきます。
3.糸先を結んで裏側から針を出す
針に糸を通して糸先を玉結びし、重なっている高さから1㎝くらい下にあたる部分に裏側から針を刺します。
☆裏から見ると・・・
(本来の裾から1㎝下あたりに針を刺す)
4.チェーンステッチの要領で一周縫う
チェーンステッチ
と同じやり方で縫い進めていきます。- 3で針を出した位置と同じところに上から針を刺し、1cm程先から針を出します。
- 針先に縫い糸を引っ掛けて針を引きます。
このような縫い目ができます。
- 同じように最後に針を出した位置に針を刺し、1cm程先から針を出します。
この時輪っかの中から針を通すようにして下さい。輪っかがねじったりしないように注意しましょう。
- 針先に糸を引っ掛けて針を引きます。
- 繰り返してスタート位置ギリギリのところまで縫っていきます。
5.最後の輪から針を抜く
最後の縫い目の輪にくぐらせるように針を通し、引き抜くと・・・
あら不思議!引っ張れば引っ張るほど糸がほどけていきます。
表だけ見るとほどけたように見えますが、裏側には縫い目が残っており、きちんと縫えていますよ。
表からはまったく縫い目が見えませんね。
6.仕上げ
- 表の糸が一周ほどけたら、糸から針を抜き、一目ほどいて裏側から糸が出るようにします。
- もう一度糸に針を通して玉留めし、余分な糸をカットしたら完成です。
糸がほどけていく様はまるでマジックのようで見ていて気持ちいいですね。手縫いで簡単にできるのはママにとっても嬉しく、縫い目も見えないのはお子さんにとっても嬉しいでしょう。
最終更新日 2024年6月16日
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