裾上げは基本カットして縫いますが、カットするともう後戻りはできません。失敗や調節を考えるなら、切らない裾上げがおすすめ!やり方もいろいろなので不器用さんでもできる超簡単な縫い方や縫い目が目立たないやり方もあります。今回は、手縫いでできるズボンの切らない裾上げの仕方4選と裾上げに使える縫い方を紹介します。ジャージ・デニム・スーツとそれぞれに合った縫い方で試してみて下さいね。
目次
1.お子さんのジャージの裾上げにも◎まつり縫いで裾上げの仕方
手縫いで裾上げする時に最もよく使われる一般的なまつり縫いで縫うやり方です。生地を少しずつすくっていけば、仕上がりも縫い目があまり目立ちません。しかも簡単!ジャージやスーツなど薄手の生地におすすめの縫い方です。
2.裾上げしても裾が膨らまない!三つ折りする裾上げのやり方
1のやり方だと裾が膨らんでしまうのが気になる方はこちらの縫い方がおすすめ!内側にクルクル巻く三つ折りの仕方ではなく、蛇腹に三つ折りして縫い付けます。縫い目も残らないので仕上がりも綺麗!最後にアイロンで押さえるとより綺麗に仕上がりますよ。
3.履いたままでもできる!マジックみたいな裾上げのやり方
裾上げしているところをみんなに見てもらいたくなるような、あっと驚く縫い方です。最後の工程は見ていてとっても気持ちがいいですよ♡縫い目も残らないので、見た目もすっきり!縫い目を残したくない方やジャージやスーツなど薄い生地におすすめの縫い方です。
4.裾上げしたのが分からない☆目からウロコの裾上げの仕方
裾上げの縫い方はいろいろあるけれど、デニムのような厚手の生地だとどうしてもごわついてしまって気になることもあると思います。こちらはそんな時におすすめのやり方。もともとデニムの裾に施されているステッチを活用・残して縫うので、まっすぐ縫える上にとっても自然!しかもなみ縫いするだけなので超簡単!是非お試しあれ!
5.ズボンの裾上げに使える縫い方
まつり縫い
薄い柔らかい生地に適した縫い方です。表地に縫い目が出るので、生地と同じ色の糸を使うことと少しだけ生地をすくうのがポイントです。生地のすくい方だけきをつければ、斜めに縫っていくだけなので難易度は低め。お裁縫が苦手な方にもおすすめの縫い方です。
千鳥縫い
他の縫い方と比べて少し複雑で時間がかかるかもしれませんが、強度のある縫い方です。しっかりと生地をおさえたい時にもおすすめ。万が一裏側の縫い目が見えてしまったとしても、縫い目がジグザグしていて飾り縫いのように見えます。布端のほつれ止めにも使える縫い方です。
奥まつり縫い
ほつれにくい縫い方なので、「すぐにほつれてしまう」という時に試してほしい縫い方です。縫い目が表に出ますが、目立ちにくいのも特徴。また自然とまっすぐ縫えるので、縫い目が歪んでしまうのが気になる方にもおすすめです。
裾上げにもいろんなやり方があります。やってみると意外とそんなに難しくないので、今までお店で頼んでいた方も一度挑戦してみて下さいね。
最終更新日 2024年7月3日
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