小学生のお子さんをお持ちの方、お小遣いは渡していますか?「ある程度自由にはさせたいけど無駄使いしそう…」そんな声も多く聞かれます。実際に使うことで学ぶことも多いですが、お金を持たせるのは心配ですよね。小学校ではお金の使い方は教えてもらえないし、親としてもどう教えていいか分からない。でも大事なことだからちゃんと教育していきたい。そこで今回は、家庭でできるお金の使い方教育についてまとめてみました。
目次
1.今どきの小学生のお金事情。お小遣いの平均額は?
小学生に上がると「お小遣い上げた方がいいのかな?」と悩んだり、ある程度の年齢になると子どもの方から「お小遣いちょうだい」と言われることが出てくると思います。もちろんお小遣いをあげるかあげないか、あげるにしてもその金額は各家庭で自由に決めていいのですが、やっぱり周りのことが気になるのが親心。今回は、今どきの小学生のお小遣い事情と平均額について調査してみました。
お小遣いはもらってる?
★小学生がお小遣いをもらう頻度
毎日 | 週に一度 | 数日に一度 | 月に一度 | ときどき | 無回答 | |
---|---|---|---|---|---|---|
低学年 | 4.2 | 9.3 | 1.9 | 19.4 | 57.3 | 13.9 |
中学年 | 1.9 | 7 | 2.2 | 32.1 | 47.8 | 9 |
高学年 | 1.4 | 5.9 | 1.6 | 45 | 38.3 | 7.7 |
7割のお子さんがお小遣いをもらっていると聞いて驚いた方も多いと思いますが、集計結果を見てみるとお小遣いをもらっているお子さんの約半数が「ときどきもらっている」と答えていることから、祖父母からお小遣いをもらったり、必要に応じて親さんにお金をもらっているお子さんが多いことが分かります。
お小遣いはいつからもらってる?
お小遣いはいくらもらってる?
★小学生がお小遣いをもらう頻度
最頻値 | 最も多い金額帯 | 次に多い金額帯 | ||
---|---|---|---|---|
月一回 | 低学年 | 500円 | 500円〜700円未満 | 100円〜200円未満 |
中学年 | 500円 | 500円〜700円未満 | 1,000円〜1,500円未満 | |
高学年 | 500円 | 500円〜700円未満 | 1,000円〜1,500円未満 | |
ときどき | 低学年 | 100円 | 100円〜200円未満 | 100円未満 |
中学年 | 100円 | 100円〜200円未満 | 500円〜700円未満 | |
高学年 | 1,000円 | 1,000円〜1,500円未満 | 500円〜700円未満 |
調査結果を見ると、小学生で毎月お小遣いを渡している場合は、500~1,000円に設定している家庭が多いようです。中には1,000円以上渡している家庭もありますが、お菓子は自分で買うのか、何をどこまでお小遣いでまかなうようにするのかも重要になってきます。ときどき渡しているという家庭を見ると、低学年・中学年は100~200円という金額の家庭が多いので、お手伝いをした時などのご褒美として渡されるものではないかなと思います。それに比べて高学年になると、ときどき渡す額が1,000円程度となっているので、友達と出掛ける時など、何か必要な時に渡しているように思います。
- お小遣いは何に使う?
気になる子どものお小遣いの使い道について調べてみたところ、その多くはお菓子代や飲食代、ゲーム代になっていることが分かりました。「自分のお菓子は自分で買ってるの?」と疑問に思うママも多いと思いますが、もちろん、自分が欲しいお菓子やジュースは自分のお小遣いで…という家庭もあります。これに加えて、大きくなるにつれ友達と一緒に出掛ける機会も出てくるので、その時に友達と一緒にご飯を食べたり、軽食、スイーツを食べたりすることも多いようです。またその流れでゲームセンターでゲームをしたり、プリクラを撮ったりすることも…。他にも本や漫画、文房具などの雑貨を買ったり、女の子ならメイク用品を購入しているとか。お年玉や誕生日などで高額の現金を手にする場合には、ゲームソフトを購入することもあるようです。
2.普段の生活から取り入れられるお金の学び方
お小遣いを渡す前に、「お金の使い方ってどう教えるの?」と悩むパパママに向けて、ここではお金の学ばせ方を紹介します。最近では、お小遣いとしてキャッシュレス決済を導入する家庭も増えているよう。確かに現代では、パパやママが子どもの頃には聞かなかった「運用」「投資」などのワードもいろんな場面で耳にするようになってきました。今の時代に合わせた教育をしていくことも大事ですね。
でもここで注意してほしいポイントもあります。キャッシュレス決済は、確かに便利で安心ですが、最近では「お釣りって何?」という子どもが増えているそうです。キャッシュレス決済では、スマホを提示するだけで商品の購入ができてしまうので、お釣りが発生せず、お釣りの存在を知らないという事態が起こってしまうのです。これは盲点!今の時代に合った最新のお金の使い方を学ぶのも大切ですが、実際にお金に触れてやりとりをするという経験も大切にしていきたいですね。
本を読む
おすすめの本については目次7で紹介します。
ドリルやインターネット、アプリを活用する
ゲームを通して金融教育
一緒に買い物に行く
また普段当たり前に使っているものの価値を知れたり、まとめ買いをする家庭なら1週間の食費がどれだけかかるのかも知ることができます。子どもなりにきっと思うことがあるはず!1回の買い物でも、視点を変えるだけでいろんな学びがありますよ。そこに気付けるかどうかはママの言葉掛け次第。会話も大切にしていきましょう。
お買い物体験
100円に近い金額のものならそれ1つでお買い物は終了、でも安いものならいくつか買えることにも気づきます。「使える範囲の金額でものを買う」当たり前のことですが、持っているお金の範囲でしか欲しいものは買えないことに気づけたり、使える範囲の金額で上手に買い物することを学ぶことができますよ。暗算が難しければ電卓を使わせてもいいし、パパやママが付き添って一緒に考えてもいいでしょう。繰り返すうちに計算力、暗算力もつきますよ。
3.小学生へのお小遣いの与え方・渡し方。ルールは?
①お小遣いはどう与える?
定額制
メリット
- お金を計画的に使えるようになる
- 見通しが持てるのでお金が貯めやすい
デメリット
- お金の価値がわかりにくい
- お金を使ってしまい、本当に必要なときに必要なものが買えないこともある
定額制は、次にもらえる日が決まっているので、次の機会までの日数を見ながら使う必要があります。そのため自然と先を考えて使う力がついていきます。すぐに使ってしまえば、残りの日にちを無一文で過ごすことになり、「おやつが買えない」「友だちと遊びに行けない」という事態も…。はじめのうちはこんな失敗も多いと思いますが、誰しも失敗を通して学びます。親心が痛みますがそこはグッとこらえて、こんな経験も大切にしていきたいですね。もしどうしても子どもが上手くお金のやりくりができないのならば、週に1回、半月に1回と短期間ごとにお金を渡していくところから始めていくのもおすすめです。
また、月々にもらえる金額が分かっているので見通しを立てやすいのも定額制のいいところ。欲しいものがあっても、お金を手にすることがなければ漠然としてしまって「貯めよう」という気持ちがわきにくいもの。定額制なら毎月いくら貯めればいつまでに目標額が溜まるのかが分かるため、意欲もわきやすいのではないでしょうか?ただし毎月何もしなくてもお金が与えられるので、お金の価値を理解できないまま無駄使いしてしまうことも…。お金の仕組みなどもきちんと教えていきましょう。
報酬制
メリット
- お金の仕組みや価値がわかる
- 子どもが自主的に動けるようになる
デメリット
- 「頑張る=お金」に繋がってしまう可能性がある
「お金を稼ぐことの大変さを知ってほしい」「お金の大切さを理解してほしい」なら報酬制がおすすめ。「お手伝いをしたらお小遣いがもらえる=お仕事をしたらお給料がもらえる」というお金の仕組みを理解してもらうのにもぴったり。100均では給料袋も販売しているので、そこに毎月のお給料をいれて渡す家庭もあるようです。月謝袋を使えば、毎月のお給料を記入しながら1年間繰り返し使えますよ。
「ダイソー クラフト封筒(給料袋用、角形8号、25枚)」 ¥110
「ダイソー クラフト封筒(月謝袋、角形8号、18枚)」 ¥110
「机拭き 1回○○円」「洗濯たたみ 1回○○円」などとあらかじめ項目を決めておくと分かりやすいかも…。金額は1回10~50円と仕事内容に応じて決めていくのがおすすめ!お金を稼ぐのが簡単ではないことを身を持って実感してくれるのではないでしょうか?お手伝いの回数を記録して、月々の報酬を計算してくれるアプリもあるので活用するといいでしょう(目次5で紹介します)。また、ご褒美としてお小遣いを渡している家庭もあります。何かで賞をもらったり評価された時、特別頑張った時にお小遣いを渡すようにすることで、子どものやる気や取り組み方も変わってくるかもしれません。
ただし子どもが「お金がもらえるからお手伝いをする」「お金がもらえるから頑張る」という考えになってしまうのは心配。子どもには、思いやり、支え合い、向上心も大切にしてほしいですよね。「ママが家事をしてもお金はもらえないけど、家族が大切だからやっているんだよ」「疲れた顔をしているから、これで少しは楽できるかな」などちょっとした声掛けをするだけでも、子どもにとっての気づきがあるはず。そのあたりも注意しながら関わっていきましょう。
都度制
メリット
- 子どものお金の使いすぎが防げる
- お金を考えながら使うことができる
- お金を失くしたりする心配がない
デメリット
- お金の価値がわかりにくい
- 友達と出かければ出かけるほど親の出費も増える(回数や上限設定が必要)
「あまりお金を使う機会がない」「まだお金を持たせたくない」場合におすすめ。友達と出掛けたり、欲しいものがあるという時だけ必要な金額を渡せば、使い過ぎることもお金をどこかにやってしまうという事態も防げますよ。また子どもももらった範囲でしか使えない(遊べない)ので、自然と使い方を考えるようになります。ただし遊びに行く度にお金がもらえるので、お金の価値が分かりにくいのが欠点。回数が増えれば増えるほど、毎月お小遣いとして与えている金額も増えてしまいます。最低限「毎月何回まで」と回数を決めておく必要があるでしょう。
お年玉制
メリット
- 計画を立てる力がつく
デメリット
- ゲームソフトなど高額な商品で使い果たしてしまう恐れもある
お年玉制の場合、「もらった額の一部で好きなものを買う」という家庭や「全額をお小遣いに回して1年やりくりする」という家庭の2つに分けられます。普段あまりお小遣いをもらうことがない、大きな額を手にすることのないお子さんにとっては年に1回の一大イベントになるでしょう。自分のお金で自分の好きなものを気兼ねなく買うという経験も大切。その喜びが「お金を貯めよう」という気持ちに繋がるかもしれません。ゲームソフトなど大きなものを1つドンと買う子もいれば、少しずつ大切に大切に使う子もいて、子どもの性格が出るのもおもしろいですよね。普段お小遣いを渡していないのであれば、まずはここから始めてお子さんがどのタイプなのか見極めるのもいいかもしれません。
またお年玉制は、お金の使い方が学べるチャンス!1年は12ヶ月あるので、先を考えながら計画的に使っていく必要があります。先に使い込んでしまうと残りの何ヶ月かはお小遣いのない日々を過ごさなければなりません。ここでも定額制の場合と同じように親さんが心を鬼にすることが大事!「残り何日」ではなく、月単位での我慢をしなければならないので、必要な時に最低限のお金を渡す分にはいいと思いますが、「お金がないから買えない」という我慢が次に繋がることを親さんも忘れないようにしましょう。
かわいそう…という気持ちに負けてしまいそうなら、一旦親さんの方で預かって、数回に分けて渡すようにしていくといいかもしれませんね。経験を積めばお子さんも計画的に使えるようになるかも?!ただしお年玉は各家庭によって金額やもらう人数もさまざまなので、合計額も大きく差があります。親戚の数が多かったりして、もらう額が大きい場合には、貯金する額とお小遣いにする額を分けて使うようにしましょう。
令和はハイブリッド制の時代?!
②お小遣いのルールは必要?
お小遣いを渡すことを考えた時、金額の次に悩むのがルール決め。子どもはまだお金の価値をしっかりと理解できていないので、お金を渡すならきちんとルールを決めておくのがおきましょう。ただ一方的にルールを押し付けてしまうのはNG。子どもにきちんと守ってもらうためにも、ルールは親子で一緒に作っていくと良いでしょう。「○○だから○○した方がいいよね。」となぜそのルールが必要なのか、具体例を出しながら話すのがポイントです。
お小遣いのルールの一例
- 財布に入れて持ち歩く金額の上限を決める
お子さんの場合、何かに夢中になって財布をどこかに置き忘れてしまったり、うっかり落としてしまったりすることも多いです。万が一のことも考えて、お財布に入れるお金の上限を決めておきましょう。そうすればお金を使い過ぎる事態も防げますよ。
また、残りのお金をどう管理するかも重要です。お金は大切なものなので、「置きっぱなしにしない」「見えないところにしまう」という習慣をつけていきましょう。 - 何に使ったか報告する、お小遣い帳をつける
お子さんが何にどのくらい使ったか…親として最も気になるところ。好きなものを買うのはいいけれど、そのお金は自分で稼いだお金ではなく、親からもらっているお金。何に使ったかを親に報告する習慣をつけたり、お小遣い帳をつけるようにしておくのがおすすめです。報告を義務付けることでそれが無駄遣いのストッパーになることもあります。またお小遣い帳をつけることで、お金の管理力もつきますよ。 - 人に貸さない、おごらない
優しさから、お友達にお金を貸したり、買ってあげたりするお子さんもいるでしょう。でもそれはトラブルの元。子ども同士、親同士のトラブルに繋がったり、いじめにも繋がりかねません。小さなうちからむやみにお金を貸したり、おごったりしないように教えていきましょう。でも「家族やお友達に誕生日プレゼントが買いたい」という子もいると思います。誰かのために何かしてあげたいという気持ちも大切。事前に「誰かのプレゼントを買いたい時は、パパやママに相談する」というルールも作っておくと安心ですね。
☆お小遣い帳をつけるメリット
親子で振り返った時、いつ何に使い過ぎたのかも一目で分かるので、お金の使い方を見直すのにも効果的!残金が少なければ、節約することも覚えるでしょうし、無駄遣いも減るでしょう。「お金を使う→残金を計算する→今後の見通しを立てる」という作業は、大人になった時のお金の運用にも役立ちますよ。今ではスマホでもお小遣い帳がつけられるから便利!おすすめのお小遣い帳については後で(目次)紹介します。
③お小遣いを渡す時の注意
「そんなのいらないよ!」
「こっちにしなさい!」
「買い過ぎ!」
と言っていませんか?耳が痛いママも多いはず。子どもの無駄遣いについつい口を出したくなる気持ちは分かりますが、それって本当に無駄遣いでしょうか?子どもにとっては「無駄」でなければ、それは親の意見を押し付けているだけであって、いくら口を出したって理解してもらえず、同じことの繰り返しになるでしょう。価値観を否定されると、自分で判断できない子どもになってしまうかも。無駄遣いかどうかは、他人によっても捉え方が違うので、きっとそれが子どもにとっては無駄遣いではなかったのでしょう。現にママにとっての無駄遣いとパパにとっての無駄遣いは違いませんか?頭ごなしに否定するのは絶対にやめましょう。
どうしても気になるなら
「それって本当に使うかな?」
「どうしてこれが必要なの?」
「欲しいのも分かるけど、それって本当に必要かな?」
「今これだけ使ったらお金なくなっちゃうけど大丈夫かな?」
と質問し、子どもが一度考える機会を与えましょう。それでも買うと言うのなら、買わせてあげて下さい。それでもし子どもがすぐに使わなくなり、お金がなくなってしまったのなら、
「これやっぱり使わなかったね。」
「これ買ったお金で何が買えたかな?」
「なんでお金なくなっちゃったかな?」
と子どもに振り返る機会を与え、今後何に注意したらいいかが気付けるようにしましょう。何度も言いますが、お金がなくなってしまったからといって追加で渡してしまうのはおすすめしません!「なくなってもきっとまたもらえる」という感覚に陥るので、失敗したという感覚が鈍ってしまいます。次に繋げていくためにも、子どもを成長させるためにも思い切って失敗させてみることが大切ですよ。
4.小学生におすすめのお小遣い帳・アプリ12選
①おすすめのお小遣い帳4選
小学生のこづかいちょう 2024年度版
小学生のために作られたこちらのお小遣い帳は、記入前に知ってほしいお金の使い方、お小遣い帳の使い方までが、子どもに分かりやすいい言葉で簡潔にまとめられています。他にもパンダ、ぞうのデザインがありますよ。
すみっこぐらし おこづかい帳
すみっこぐらし好きにはたまらない、すみっこぐらしのおこづかい帳。通帳みたいなデザインだから、まるで自分の通帳をもらったような感覚になり、お子さんも喜んで記入してくれるのではないでしょうか?さらにキャッシュカードみたいなパロディカードも付いているので、お子さんのモチベーションも上がりそう♪
他にもクレヨンしんちゃんやサンリオなどいろんなキャラクターのものが販売されています。お子さん好みのキャラクターを選んでみて♪
スマホ&通帳型おこづかい帳
スマホ型・通帳型のおしゃれ・かわいいおこづかい帳。収支を記入するだけでなく、欲しいものと予算を記入できたり、親子で使えるスタンプカードも用意されていますよ。欲しいものだけでなく、目標貯金金額が設定できるところも嬉しいポイント♪
ディズニー 家計簿 A5
子どもから大人まで幅広い世代に人気のディズニーデザインのお小遣い帳。スケジュール帳としての機能もついているから便利!見開きで1週間分が記入できるようになっていて、一週間の合計額をまとめる欄もついています。毎月の予算が書けるようになっていたり、目標を書くページも…。他にももらったものやあげたものを書くページもついているので、母の日や父の日などのイベントやお友達の誕生日などにプレゼントしたものを書き残しておけば、「あの時何あげたっけ?」と悩むこともなく、またプレゼント選びの参考にもなるでしょう。ファスナーポケットもついているので、お財布には入れないへそくりを入れておくこともできますよ。高学年のお子さんにおすすめ!ネットにはおこづかい帳のテンプレートが無料でダウンロードできるサイトもたくさんありますので、そちらもチェックしてみて下さいね。
②おすすめのお小遣いアプリ8選
簡単なおこづかい帳 ポケマネ
- 入力が簡単。付け忘れも防げる
日付を指定して、項目と金額を入力するだけ!一度項目の入力をすると次からは選択肢として表示されるので、同じものを買った時の入力がより簡単にできます。また入れ忘れを防止するための通知設定も可能だから、毎日決めた時間に通知が届くので入力忘れも防げますよ! - グラフ化してまとめてくれる
毎月の収支バランスを円グラフでまとめ、その月のプラス分も表示してくれます。日別の支出は棒グラフでまとめてくれるから、どこで一番使ったかも一目瞭然!お菓子、文具、ゲームなど支出をカテゴリ分けしておけば、項目ごとにも円グラフでまとめて表示。表示もシンプル、色分けしてくれるから、子どもの目にもバランスが分かりやすいですよ。締め日の設定も分かるので、お小遣いを渡す日に合わせて調節できます。 - 使用履歴の表示が3パターン
収支の履歴は、月別のカレンダー表示、一覧表示、グラフ表示の3種類にまとめてくれるから、気になっていることに合わせて表示の切り替えが可能。自分のお金の使い方がいろんな形で見える化すると、子どもながらに気づきが出てくるかもしれませんね。
かわいいおこづかい帳
- 見やすい!分かりやすい!
使った分だけ入力すれば、自動計算して残高表示。無駄を省いて大切なことだけを表示してくれるから小学生にも分かりやすいアプリです。何に使ったのか細かく記入しなくても、「食べもの」「ゲーム」「本」などとざっくり分けて、あらかじめ項目を作っておいてあげれば、お子さんはそこから選んで金額を入力するだけでOKです。 - グラフ化してさらに分かりやすく!
毎月の収支をまとめて、項目別に円グラフで表示してくれるので、自分が何にどれだけ使っているのかが一目で分かります。
かんたん家計簿withサンリオキャラクターズ
小学生の間でも人気のサンリオキャラクターと一緒にお金の管理ができるかわいいお小遣い帳アプリ。写真も登録できるので、日記代わりにも♡
- 操作が簡単
アプリを開いてボタン1つで支出登録ができ、操作もシンプル。毎月のカレンダーにその日使ったお金が記録されるので、いつどれだけ使ったか一目で確認できます。小学生でも使いやすいのが魅力。 - 写真やメモも記録できる
収入や支出をした際の記録と一緒に写真やメモの登録もできます。買ったものの写真を登録しておけば、何を買ったかも忘れませんね!写真にはスタンプを貼り付けることもできますよ♡字数制限はありますが、簡単なメモも残せるので日記代わりにもなります。 - 予算設定でモチベーションUP!
月の予算を設定することができ、その時点での残金を表示してくれます。残りの日数も表示され、予算にまつわる気になる項目が一目で分かるので、お金の使い方を考えることができたり、頑張ろうという意欲も湧きますよ。 - 便利なレポート機能
月ごとに何にどれだけ使ったかをまとめて表示してくれるので、何に一番使ったのかが分かったり、使い方を振り返るきっかけをくれます。
家計簿-カナヘイのストーリー×お金管理アプリ
LINEスタンプでも人気のイラストレーター・カナヘイさんのお金管理アプリ。これには記録をつければつける程楽しめる仕掛けがついているので、あとに楽しみが待っていると思うと続けられそうですよね。
- 入力簡単で一目で収支が見える化できる
入力が簡単で履歴が見やすく、自分の使ったお金をカテゴリ別に円グラフ化してまとめてくれます。可愛くパステルカラーで色分けもしてくれて、一目で自分のお金の使い方が見える化できますよ。 - 入力した分だけストーリーが進む
お小遣い記録をつければつけるほど、カナヘイキャラが登場するストーリーが進んでいきます。なかなか継続しないお子さんにもおすすめ!「ストーリーの続きが見たい」という思いから忘れず記録していけますよ。 - 壁紙のダウンロードもできる
ストーリーにはいろんなキャラクターが登場するのですが、登場したキャラクターは壁紙にすることができます。かわいいカナヘイさんのキャラクターが待ち受けで待っていると、「あ!お小遣い帳つけなきゃ」と思い出すきっかけにもなりそうですね。
PIGUCHI(ピグっち)
PIGUCHI(ピグっち)は、自分のやるべきことやお手伝いを通してお金を稼ぎ、お金の価値を学ぶことのできるアプリです。お小遣い帳のような機能はありませんが、働いて稼ぐことの疑似体験ができ、今いくら貯まっているかや毎月のレポートが一目で確認できるので達成感も味わえます。シンプルな設計で小さなお子さんでも使いやすいのが魅力です。
- リストの項目や単価は自由に設定できる
「自分のことは自分でできるようになってほしい」「報酬制にすることでお金を稼ぐ大変さを知ってほしい」など親の想いもさまざま。PIGUCHI(ピグっち)では項目を自由に設定できるのでお手伝いのみの設定にしてもいいし、頑張ってほしいこと、例えば「◯時までに起きる」や「薬を忘れず飲む」などを入れてもOK。また一つ一つの単価も自由に設定することができるので、お子さんの年齢に合わせて調節することができますよ。 - 仮想口座で本格的な疑似体験
一か月を通して稼いだお金を親さんから現金で受け取ってもいいですが、PIGUCHIの仮想口座に預けることも可能。またローンの設定も可能です。一月ごとに利子や利息もつくので、本格的なお金の仕組みを学ぶことができますよ。
※あくまで架空の口座なので実際にお金を預けたりすることはできません。
ハロまね
ハロまねは、三井住友カードが提供するお金の管理アプリ。「お手伝い帳」「お小遣い帳」「仮想銀行」の3つの機能が利用でき、この機能を通してお金の貯め方や使い方、仕組みを学ぶことができます。低学年からでも利用できます。
- お手伝い帳機能
お手伝い帳機能では、項目やそれに対する金額が自由に設定でき、お子さんはお手伝いをしたらアプリを通してお手伝い完了の申請ができるようになっています。親さんがお子さんの申請を認めない限り報酬が発生しないようになっているので、お子さんが勝手に「お手伝いをしたこと」にできないのも魅力。仕事一つ一つを丁寧にやり遂げる力もつきそうです。 - お小遣い帳機能
お小遣い帳機能では、何にいくら使ったのかを入力でき、現時点での残高や利用明細を見ることができます。利用明細をカテゴリ分けしておけば、毎月の支出を円グラフでまとめてくれ、何にどれだけ使ったのかお子さんにも分かりやすく表示されます。 - 銀行機能
銀行機能では、お手伝いで得たお金や子どもから預かったお金をアプリ内の仮想銀行に預けることができます(あくまで仮想なので実際に入金したりすることはできません)。実際の銀行と同じように利息の設定も可能。また中学生以上のお子さんなら外貨交換もおすすめ!毎日ドル円レートが更新されるので、本当に換金していた場合どのくらいの差が出るのかなどを体感することもできますよ。
かぞくのおさいふアプリ
三井住友カードが提供するおさいふアプリ。こちらは専用のプリペイドカード「かぞくのおさいふ」とセットになっています。キャッシュレス決済が進む令和の時代にぴったりなシステム。カード残高の範囲でしかお買い物ができないので、使い過ぎる心配がありません!使用した記録も残り、毎月の支出もグラフ化してくれるので、お金の使い方を振り返ることができます。
- 子どものお金事情が一目で把握できる
アプリは家族で共有が可能で、アプリを通してお子さんのカードに入金ができます。利用時には親さんの方にもすぐに通知がくるようになっているので、お子さんがいつどのようにお金を使っているか把握できるから安心。残りのお金も一目で分かり、万が一足りなくなった場合にも遠くにいてもスマホで簡単にチャージできます。パパのお小遣いに利用するのもおすすめ! - 手軽にカードが作れて身近なお店で使える
かぞくのおさいふは、カード発行時の面倒な審査も不要で年会費等の手数料も無料!小学1年生から発行ができるカードでありながら、Visaカードが使えるお店ならどこでも利用できます。さらにApplePayやGooglePayと紐付ければiD加盟店でも使用でき、スマホ決済が可能!万が一カードを落としたり失くした場合にもアプリから利用の停止を行うことができるので安心です。 - メッセージのやりとりもできるから使い方いろいろ
アプリではお金の送金だけでなく、利用履歴が確認できます。お子さんが何にどれだけ使っているか一目で確認できるのは親にとっても安心ポイントですね。送金時には簡単なメッセージも一緒に送れる機能が備わっているので、お子さんがお友達と出掛けた際に「お昼代だよ」と送金することもできますし、「◯◯買ってきてね」とお遣いを頼むこともできてとっても便利です。 - ネットショッピングも可能
かぞくのおさいふのプリペイドカードは、ネットショッピングにも利用が可能ですが、これは親さんの方で利用の可否を設定することができます。ネットショッピングを利用できるように設定したとしても、カードの残高以内でしかお買い物ができないようになっているので使いすぎも防止できますよ。小学生だけでなく、中学生、高校生にもおすすめです。 - カードのデザインが選べる
カードのデザインも8種類から選べるので、兄弟で利用する際にも別のデザインを選べばカードを間違えてしまうことも防げますよ。 - 家計簿にもおすすめ
利用明細をカテゴリ分けしていくことで、1ヶ月の支出がグラフ形式で表示されます。面倒な計算をすることなく、何にどれだけ使ったかが把握できるので、家計簿としても使い勝手が抜群!家計を節約したいママが利用するのもおすすめです。
manimo
manimoは、お金のあれこれを学べるアプリ。「お金の大切さを知ってほしい」「お金を計画的に使える人になってほしい」「お金を持たせたいけど失くさないか不安」そんな親の想いにぴったりなアプリです。
- お手伝い帳代わりに
毎月のお小遣いを報酬制でと考えている方にぴったり☆お手伝いややるべきことなどあらかじめいくつかのミッションと報酬を設定をしておくと、お子さんがチェックしていくだけで毎月の合計額を自動計算。毎日継続的に頑張ってもらうためにも報酬は少なめの設定にしましょう。お金を稼ぐことの大変さが分かりますよ。 - 目標設定でお金の価値が分かる
manimoには、目標を設定する機能もついています。お子さんの欲しいものがあれば、いくらあれば買えるのか設定することで目標を持って取り組むことができ、達成感を味わうことができます。また子どもにとって100円、1,000円、10,000円…と言ってもその価値が分からないもの。目標額を決めてお金を貯めることで、割と早く貯まる額となかなか貯められない額との差も感じるはずなので、お金の価値が分かるでしょう。 - 実際にお金を使いながら学ぶ
manimoではプリペイドカードを発行することもできます。プリペイドカードを発行し、稼いだお金をカードにチャージすれば実店舗のお買い物に使用できます。Amazonや楽天などの大手通販サイトでも…。若い世代の間でもネットショッピングが主流になりつつある中で、クレジットカードを登録して買い物をさせるのは危険も多く、親としても心配ですが、プリペイドカードなら残高の範囲でしかお買い物できないので安心ですね。いつどこで何に使ったかの記録が残るのも嬉しいポイント。実際にお金を使用することで学ぶことも多いので、家を出てお店でお金を使う経験もさせていきましょう。
5.お金の使い方が学べる子ども向けゲーム6選
人生ゲーム
大人気の人生ゲーム。お家にある方も多いのではないでしょうか?就職したり、家を買ったり、結婚したり、子どもが生まれたり・・・。お金を稼ぐこと、お祝いを贈ること、プレイヤー同士がお金をやりとりする場面もあるので、お金の流れを自然と学ぶこともできます。現金だけでなく、資産を増やすことの大切さも学べるゲーム。今ではいろんなバージョンが発売されているので、いろいろ見ながらお好みのものを購入して下さいね。
モノポリー
モノポリーも世界中で馴染みのあるすごろくゲーム。土地や不動産を売ったり買ったりしながら、自分の資産を増やします。借金をすると利息がついたりするので、現実味があり、お金の使い方が学べます。自分の資産を増やすのも重要ですが、他のプレイヤーの資産が増えないように考えながらゲームを進める必要もあるので、そのあたりも勉強になりますよ。こちらは中学年頃からが楽しめますが、モノポリーにはいくつかの種類があり、小さなお子さん向けのものや人気キャラとのコラボ商品もあるので、お子さんに合わせて購入して下さいね。
こどもお金すごろく
すごろくを通してお金のやりとりを楽しむゲームです。すごろくでは、今の社会と切り離せない保険のことや税金のこと、株やキャッシュレス決済にも触れており、それらの簡単な仕組みを学ぶこともできます。予想外のイベントが起こったり、クイズもお金にまつわることなので楽しみながら金融教育ができますよ。
キャッシュフロー・フォー・キッズ
「金持ち父さん貧乏父さん」の著書が考案した、金融・財務・投資を学んで子どものファイナンシャルIQを伸ばすためのゲームです。お金を自分のために上手に使う、上手に増やす方法を学べます。ファイナンシャル・リテラシー(お金の読み書き能力)は自分の損益計算表と貸借対照表との関係を知るところから始まります。文字にするとすごく難しいことを言っているようで、子どもに理解できるのか不安になりますが、実はやってみるとみんなが当たり前にやっていること。単純なゲームなので、小学生でも簡単にできますよ。「不労所得や生活費の意味が分かるようになった」との口コミもあり、やっているうちに感覚でお金のノウハウが分かります。収入と支出のバランス感覚も分かるようになり、子どもの無駄使い削減にもおすすめです!
どうぶつ村のおかいものゲーム
学研の「どうぶつ村のおかいものゲーム」では、すごろくを通して金のやりとりを学ぶことができます。すごろくでは、お手伝いを通してお金を稼ぎ、貯めたお金でお買い物を楽しみます。お金がなければ欲しいものは買えませんし、お金を使えば手持ちのお金が減ります。お金を増やすためにはお仕事をしなければならないので、お金の基礎や流れを学ぶことができます。すごろくは2種類あり、幼児さんなら500円でお買い物を楽しむ「おかいものすごろく」がおすすめです。
他にも8つのミニゲームがあり、ミニゲームの方でもお金の基礎が学べますよ。全10種類のゲームが楽しめて、このお値段は破格です。
おかねがたまる!ハンバーガー屋さん
材料を集めてハンバーガーを作成し、お客さんに売ってお金を稼ぐゲーム。材料を集める→作る→売る→お金をもらうの基礎的なお金の流れが学べます。お金はすべて100円玉なので、お金の多い少ないが一目で分かり、小さなお子さんにも分かりやすいかと思います。
6.お金の使い方が学べる子ども向けアプリ6選
お金の学習
お金の学習「いくらかな?」
お金の学習「いくらかな?」は、「遊ぶ知育シリーズの1つ」で、お金の基礎から応用までをゲーム感覚で学ぶことができます。3歳以上が対象となっているので、実際お金を手にする前にお金にまつわる知識を習得することができますよ。
- お金の基礎から学べる
お金の種類や名前など1からお金について学ぶことができます。レベルが上がるにつれて難易度も上がっていき、小銭だけでなく、お札も登場します。お金を数えたり、両替をしたり、実生活でもためになるお金の使い方が学べますよ。 - お金のはらい方やお釣りも学べる
お金の基礎が学べたら、お店でのお買い物シーンにうつります。指定された金額に合ったお金を払う練習をします。お金の学習と聞くと、お金を払うことをメインに考えがちですが、このアプリではお釣りを計算する問題も出題されます。ついつい「お金を払う経験を・・・」とばかり考えて、お釣りについては忘れがちで「おつりって何?」と子どもに聞かれたことがある方もみえるでしょう。おつりが出るシステムまでお子さんに理解してもらういい機会になるのでは? - 有料版の購入で大人の脳トレにも!
無料でも楽しめるアプリですが、有料版にアップロードすると難易度UP!3歳から楽しめるアプリでありながら、大人でも頭を傾げそうな難易度の問題も出題されるとか。計算が早くできるようになりたい方、脳トレしたい方にもおすすめです。
脳力+ 支払い技術検定
- 賢い支払い方が学べる
おつりをシンプルにするには・・・?返ってくる小銭の枚数が少なくなるように支払います。子どもには少し難しいかもしれませんが、繰り返すうちにコツが掴めるかも!知っておいて損はなし!学んでおいて損はなし!大人にもおすすめ☆キャッシュレス決済が増えて鈍っている計算力を取り戻しましょう。 - 早さ、正確さが試され、常に自分と戦える
1問解くごとに、スコアと最大コンボが表示され、今の支払いスキルがどれくらいなのかランク付けされます。時間が限られているので、より多い問題を、より正確にこなしていく必要があります。上を上を目指して繰り返し学ぶことができますよ - 暗算力が身につく
いかに効率よく支払うか、頭の中で計算を繰り返すことが必要になってくるので、暗算力が身につきます。小さなお子さんには少し難しいかもしれませんが、繰り返しチャレンジすることで計算に強くなります。
学研のおかね学習アプリ かいものストリート
学研が提供するおかねの学習アプリ。4~7歳向けとなっているので、アプリ内の文面はすべてひらがな・カタカナで表示され、小さなお子さんが1人でも楽しめるようになっています。アプリの中でお買い物ゲームを楽しみながらお金の使い方や金銭感覚を養うことができますよ。
- 基礎から学べる
かいものストリートでは、まずお金にどんな種類があるのか、お金の名前を学ぶところから始められます。次にそれぞれのお金の価値。お金の数え方や500円と1000円はどちらが大きい(価値が高い)のかなど、順を追ってお金の基礎が学べます。他にもお金にまつわるルールやマナー、今の時代に切り離せない電子マネーのことなどについても動画やクイズで学ぶこともできますよ。ただ、お金の種類や数え方が分かっても、実際にやりとりしないと分からないのがお金の怖さ。おかいものストリートでは、基礎知識を学ぶ他、お買い物ごっこを楽しむこともできます。お買い物ごっこでは、商品のお買い物を楽しむだけでなく、お金を払う工程も用意されています。合計額に対して、どのお金をどれだけ使って払うかを考えることが必要となり、お金の使い方が学べますよ。ゲームとはいえ、今後役立つような体験ができるのが魅力ですね。
- 有料版(買い切り)なら自然とたしざんの練習もできる
無料でもいくつかのコンテンツが楽しめますが、「もっとお金の知識を深めてほしい」「お金の大切さを学んでほしい」と思うなら有料版もおすすめ!有料版と言っても月額を払っていくタイプではなく、1回買い切り長く楽しめるので、お金に関するドリルを買うのとあまり変わりませんよ。有料版なら使えるコンテンツが増えるので、楽しさも倍以上。両替やお金の足し算についても学べますよ。 - 年齢や理解度に合わせた難易度で兄弟でも共用できる
難易度が設定されており、年齢やお子さんの理解度に合わせた学びができます。プレイヤーは3人まで設定できるので、兄弟がいるご家庭でもお子さん一人ひとりに合わせた学習ができます。 - 学習を通して貯めたおこづかいでご褒美も楽しめる
おかいものストリートでは、ゲームを進めるごとにお小遣いがもらえます。お小遣いを貯めると、ご褒美にガチャガチャが楽しめるなどお子さんが喜びそうな仕掛けがいっぱい。ご褒美があるだけでお子さんの意欲もだいぶ変わりますし、継続力も高まります。
まねぶー
まねぶーは、お仕事体験やお金の使い方が学習できる知育アプリ。アプリ内の仮想空間にはお店が並んでおり、お店ではお仕事をしてお金を稼いだり、お買い物を楽しむことができます。お金のやりとりを通してさまざまな学習ができます。
- 知能や社会性が育つ
仮想空間のお店の中には、ダイソーや洋服の青山など身近にあるお店もあるので馴染みのあるお店での疑似体験もできるのが魅力。憧れのあんなことやこんなことが体験できるかも?裏方の仕事だけでなく、接客やお会計まで体験できるので社会性も身に付きます。お仕事の内容は、絵合わせ、パズル、数を数えたり、計算したりと算数のお勉強もできちゃう点も嬉しいポイント。やればやるほどレベルが上がり、難しいお仕事をこなせばこなすほど多くのお給料がもらえますよ。 - 子どもの楽しいが持続する嬉しい仕掛けがいっぱい
貯めたお金でお店でお買い物ごっこを楽しむこともでき、アイテムを集めると家が大きくなるなどお子さんが喜びそうな楽しい仕掛けもいっぱい。町のゴミ拾いなども取り入れられていて、SDGsに触れていけるのも嬉しいですね - 子どもの頑張りでママへのプレゼントも…
おしごとを1つこなすごとにスタンプが1つもらえ、スタンプを貯めるとくじがもらえます。くじをめくって当たりが出ればPontaポイントが獲得できるのでママにとっても嬉しいですね。
かぶポン!
ゲーム感覚でお金の知識が高められる新感覚のアプリ・かぶポン!「お金の知識」と聞くと堅苦しいイメージがありますが、「楽しい」にこだわって作られたアプリなので、勉強している感覚がないままに自然と知識が身に付きます。最初にアカウント登録が必要ですが、無料で利用でき、SNSアカウントを使えば簡単にログインできます。
- ポイントを集めると楽しみがいっぱい!
クイズや学習コンテンツ視聴でポイントを集め、貯めたポイントでガチャを引くと、のぶニャがの野望のネコ武将がGETできます。いろんなキャラクターが用意されていて、中にはレアキャラも。キャラ集めに夢中になりますよ。集めたポイントで全国ランキングも構成されます。上位に入るとAmazonギフト券やクーポンなどがもらえるチャンスもありますよ。 - 今のお子さんの理解度に合わせて出題
クイズはプレイヤーのレベルに合わせて出題されます。だからいきなり難しすぎて挫折したり、今の自分に合わないレベルに設定してやる気がなくなってしまう…ということもありません。知識がついて正解率が上がれば自動で難易度が上がっていきます。繰り返しクイズに挑戦していく中で、気づけば難易度の高いお金にまつわるクイズに答えられるようになっているかも?!
実際にお金を使いながら学ばせたいなら、目次4で紹介したアプリもおすすめです。
7.お金の使い方が学べる子ども向けの本7選
学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと
マンガ感覚で読めるから子どもにも読みやすい本。子どもたちの身近で起こりうる具体例を挙げながらイラスト付きで解説されているので、スッと子どもの中に入っていきます。お金の使い方だけでなく、クレジットカードの使い方やネットショッピングのことまでのっているので、令和の時代にぴったり!
他にも「自信の育て方」「時間の使い方」「整理整頓」「ネットのルール」「感情とのつきあい方」など小学生のうちに知っておいてほしいあれこれがシリーズ化されています。どれもパパやママが子育てにおいて悩みがちなことに沿ったものばかり。学校では教えてもらえないけど大切で、でも親としてもどう教えていいか分からない…そんな気持ちを手助けしてくれます。大人でも目から鱗の分かりやすい内容で好評ですよ。全10巻。
10才からのお金の貯め方・つかい方
友だち同士で出掛ける約束をしてきたり、子どもから「お小遣いちょうだい」と言われることも出てくる10歳頃。この本にはお小遣いを渡す前に知っておいてほしいお金のことがギュッと詰まっています。パパやママはどうやってお金を集めているのか?10万円ってどのくらい?生活していく中で必要なお金についてマンガ形式でおもしろおかしく解説しているので、飽きることなく最後まで読み進められますよ。こちらも「時間の使い方」「友だちとのつき合い方」などが展開されています。
10歳から知っておきたいお金の心得〜大切なのは、稼ぎ方・使い方・考え方
ある程度お金の価値が分かったお子さんにおすすめの本。お金の仕組みや日本と海外のお金の関係、子どに説明しづらい景気やインフレについても分かりやすく書かれています。日々変わりつつある社会の中で、子どもたちが大人になる頃には、またお金の仕組みも変わっているはず。子どもたちがこれから困らないように「キャッシュレス決済」や金利や為替、投資や税金、社会保障についても触れています。少し堅苦しい内容に思いますが、これから大人になる子どもたちには絶対に必要な知識ばかり。子どもに聞かれてもパパやママが説明に困るような事柄が小学生にも分かりやすく書かれているのでおすすめです。他にも「10歳から育てるすぐやる行動力」「10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉」が出ているのでセットで購入してもいいかも☆
うんこドリル お金
子どもに人気のうんこドリル。「4・5歳向け」「5・6歳向け」の2種類があり、段階を踏んで学ぶことができます。付属の「お買い物カード」やご褒美シールもついているので「やってみたい」が持続します。子どもの興味を引くイラストに、問題文もおもしろおかしく書かれていたりするので、楽しくお金の学習ができますよ。
おかねのれんしゅうちょう
お金を1から学ぶのにぴったりな教材。ドリルと聞くと、イラストや数を見て問題を解いていくイメージがあると思いますが、こちらは問題を解く時に使えるお金カードがついているので、実際にお金を並べながら考えられて子どもも理解しやすく、親にとっても教えやすいのが特徴です。7歳までにとありますが、未就園児には少し難しく感じるところもあるかもしれません。数が数えられるようになってから始めることをおすすめします。
続刊も出ており、続刊ではお買い物での場面を通したお金の使い方が学べますよ。
ちいかわ おかねのドリル 入学準備~小学1年
ちいかわ大好きなお子さんには特におすすめ!ドリルだけでなく、ポシェットやお金カード、お手伝いプレートもついています。書きこむだけでなく、実際にお金を並べる問題もあったりするので実体験に役立つ学習ができます。出題された額にあった金額を並べたり、そこからおつりはいくらになるのか考えたり、実際にお財布からお金を出し入れして考えられるのが魅力ですよ。
Z会グレードアップドリル まなべる おかねとしゃかい
通信教育で有名なZ会が出版するお金のドリル。このドリルの特徴は、お金と社会のつながりが分かるところです。お金のドリルといえば、お金の種類を覚えて、次はお金を使った計算、文章題・・・という流れのものが多いと思いますが、お金の価値が学べたり、おつりのしくみだったり、ICカードのことだったり、社会に出た時にも役立つお金の概念や流れが学べます。パパやママが子どものときと比べたらお金のあり方も変わってきている現代、今の時代にあったお金の学び方ができる一冊です。
8.お金の使い方が学べる子ども向けのサイト5選
うんこお金ドリル
おすすめの本の中でも紹介したシリーズ累計1000万部を突破したうんこドリルが金融庁とコラボ!生活編と経済編の2つのドリルを配信しています。生活編ではお金の使い方を学ぶことができ、経済編では社会の中でのお金の流れについて学ぶことができます。クイズ形式になっていて、正解だと思うものをクリックして進めていくのですが、正解でも不正解でも解説を表示。解説は小学生にも分かりやすい言葉でシンプルに書かれているのでスッと入ってきやすいのが魅力。出題の仕方もおもしろいので、次へ次へと進めていけますよ。
「金融庁×うんこドリル うんこお金ドリル」
https://unkogakuen.com/manabi/money/
カネールのKIN☆YOUランド
にちぎん☆キッズ
日本銀行のHPでは、日本銀行が作成した小学生向けの金融教育教材を無料でダウンロードできます。この冊子は、お金の基礎知識が漫画形式で書かれているので読みやすいのが魅力。可愛いイラストや図を用いて記されており、「お金で何ができるのか?」「お金がどこから来るのか?」なども分かりやすく描かれています。学校の授業でも用いられることがあり、親の目から見ても「なるほど!」と思うような内容になっています。日本銀行のHPにある「にちぎん・学びの部屋」では、他にもお金について学べる教材がいっぱい!お小遣い帳のつけ方も学べますよ。
「にちぎん☆キッズ」
https://www.boj.or.jp/z/kids/book.html
「にちぎん・学びの部屋」
https://www.boj.or.jp/about/education/kyoiku.htm
キッズマネーアカデミー
りそな銀行やみらい銀行を出資するりそなグループでは、従業員が講師となり、子どもたちにお金の仕組みや大切さを教える機会を年に数回設けています。毎年人気の夏の講座「夏キッズ」では、銀行内で授業を行ったり、銀行を体験したり、お金にまつわるゲームをしたりして小学生のお金に対する知識を深めています。またHP内では、3段階のレベルに分けたお金にまつわるクイズに挑戦できたり、お金の流れや仕組みが分かる漫画を読むこともできますよ。
「キッズマネーアカデミー」
https://www.resona-gr.co.jp/academy/
おかねのね
金融広報中央委員会が展開する「おかねのね」では、小学生がお金の使い方や社会とのつながりを学ぶことができます。低学年・中学年・高学年と3段階のレベルに分かれており、それぞれ4つの道場が用意されています。それぞれの道場にはいくつかの課題が用意されていますが、4コマ漫画でシンプルに分かりやすく書かれているので小学生でも飽きずに楽しく学べるのがポイント。漫画を読んだあとは、具体例を出してより分かりやすく解説してくれたり、クイズ形式やワークシート形式でより理解を深められたりします。大人向けの解説もあるので、親子で一緒に学ぶことができますよ。
「おかねのね」
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/okanenone/
働いても働いても物価や光熱費の高騰で悩める日々を送っているからこそ、子どもだちには早いうちからお金の価値を知り、大切に上手にやりくりしてほしいもの。今回紹介したものを活用しながら、親子で一緒にお金の学習をしましょう。
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