生理はいつから?どう伝える?小学生の子を持つママがしておきたいこと

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女の子を持つママなら生理問題。「最近の子は成長が早い」とも言うので、いつ頃から来るのかな?と親もドキドキしてしまいます。初潮を迎える前にきちんと知らせておきたいとは思っても、まだ小学生とはいえ思春期を迎える時期。デリケートな話は伝え方にも迷ってしまいますね。そこで今回は、初潮を迎えた時に親子で慌てないためにも小学校中学年までに伝えておきたいこと、しておきたいことをまとめてみました。

1.生理はいつ頃来る?初潮の目安

「生理ってだいたい何歳ぐらいで始まるの?」自身も経験してきたママでさえ、娘のこととなると心配になってしまうもの。初潮を迎える時期については個人差がありますが、だいたいが小学校高学年~中学生頃と言われています。早い子だと4年生頃から始まる子もいます。この頃には急に身長が伸びたり、胸が膨らみ始めたり、おりものが出始めたり・・・と身体が大人に変化してきます。こういった前兆にも個人差があるので必ずしもあてはまるとは言えませんが、身体に変化がみられるようになったら親子で心構えをしておきたいですね。

2.女の子にはいつ話す?説明の仕方は?

何度も生理を経験している大人であれば、突然下着に血がついていても慌てることもないでしょうが、そういった経験のないお子さんは突然の出来事にまず「どうしよう」とドキドキしてしまう子も多いことと思います。生理の知識があったとしても最初はドキドキしてしまうでしょう。おりものにしてもそうです。今まではなかったものが下着につくようになったら不安になってしまう子もいるでしょう。

デリケートな話なのでなかなか周りに相談できずに一人で抱え込んでしまうかもしれません。もちろん学校でも4年生ぐらいに保健の授業で生理について学ぶ機会はありますが、授業では学ばないようなリアルな経験や知識を教えてあげることも大切ですし、その日を迎えた時に心のケアやサポートをしていく意味でも学校任せにせず、ママ自身がきちんとお子さんに話をしてあげましょう。

☆どのタイミングで話す?

それぞれのご家庭で生活の仕方なども違うと思いますので一概に「ここ!」というタイミングはありません。お子さんによっては小さいうちからママの生理に気づいて「どうしたの?」となることもあると思いますのでその時に少しずつ知らせていくといいでしょう。改まって話したり、全てを説明する必要はありません。恥ずかしさや心配をかけないようにとの思いから、生理を隠したりするママも多いと思いますが、女の子ママの場合は特に隠さずオープンにしていくのがオススメ。

ママが隠せば隠すほど「生理は恥ずかしいもの」「隠すもの」という印象が根付いてしまいます。そうなるといざ初潮を迎えた時に言い出しにくくなってしまう子も・・・。女性は皆同じ経験をするんだから小さなうちから「生理=日常にあるもの」と印象づいていくとベストですね。お子さんが大きくなり、中学年ぐらいになったら生理について今一度きちんと教えてあげましょう。改まって話すのではなく、ラフな雰囲気の中いつも通りの感じで話していきましょう。タイミングとしてはお子さんの身体に変化が現れた時がベスト。きっかけは、
「身長が伸びたね!」
「胸が膨らんできたね!」
「顔が大人びてきたね!」
などなんでもOK。そのタイミングで「じゃあそろそろ生理が来るかもしれないね。」と自然な流れで話をもっていきましょう。生理になってからではなく、生理を迎える前にきちんと話しておくことで、不安や心配も和らぎ、精神面においても安心して初潮を迎えることができるでしょう。

☆どう伝える?

~お子さんが小さい場合~

お子さんの年齢が低いうちは難しいことを言っても理解できないので、
「女の人は大人になるとお股から血が出ることがあるんだよ。」「赤ちゃんを産むために必要なことなんだよ。」「お腹の中に赤ちゃんのベッドがあるんだけど、いつもきれいにしておくためにこういう日があるんだよ。」程度に伝えてあげればいいかと思います。女の子がいる場合は、「いつかあなたにもそういう日が必ず来るんだよ。」と伝えてあげることも大事です。また女の子にしても男の子にしても「血」というのは不安を招きやすく心配になってしまう子もいるでしょうから「病気やケガでもないし、血が出てるからって痛いわけでもないから大丈夫だよ。」と伝えてあげることも大切でしょう。

~お子さんが小学生の場合~

お子さんが大きくなってきたら伝える内容もレベルアップしましょう。生理が起こる身体の仕組みについては、学校でも教わることなので敢えてママが説明する必要もありません。ママが知らせるべきは生理のリアル。リアルと聞くと怖い印象もあるかもしれませんが、これから実際に経験していくことなので包み隠さずきちんと話しておくことが大事。大人でもそうですが、事前にいろいろを知っておくことでどんと構えることもできますし、いざそうなった時も落ち着いて対処ができますよね。それと同じです。話す内容としては、ナプキンの使い方や処分の仕方はもちろん、次のことをベースに自身の体験を交えながら伝えていきましょう。

  • 生理は女性の誰もが経験することであり、月に一度のペースでやってくること
    (必ずしも決まった周期ではないことも伝えましょう。)
  • 生理は赤ちゃんを産むための準備であること
  • 生理の前にはオリモノと呼ばれるドロッとした液体が出ることもあること
  • 初めのうちは少量から始まり、回数を重ねるごとに量が増えること
  • ナプキンは2~3時間おきに取り替えて清潔に保つこと
    (取り替えないと、かゆくなったりかぶれたりなどのトラブルを招くことも伝えましょう。)
  • 生理前や生理期間は、頭痛や腹痛、下痢、胸の張りなどの症状が出ることもあること。また、気分が浮かない、イライラするなどの症状もあること
    (無理はせずきちんと休むこと、学校で調子が悪くなったら我慢しないで担任や保健室の先生に相談することも伝えましょう。)
  • 生理が始まったら毎回日にちをチェックしてメモしておくこと

最初はドキドキするものなので、ネガティブなイメージを取り除くためにも
「初めての時はちょっと下着に血がつくくらいだから大丈夫」
「お腹が痛くなったりしても薬を飲めば大丈夫」
「血の量やお腹の傷みも1週間のうちの初めのうちだけだから大丈夫」
「生理の時も普段通りの生活をすれば大丈夫」
と、とにかくそんなに心配しなくても大丈夫なんだよと安心させてあげましょう。話す時は明るい雰囲気を心がけて下さいね。生理は大人への仲間入り、赤ちゃんを産める身体になった証でもあるので、併せて性についても触れてみてもいいでしょう。

☆ママがママの言葉で伝えることが大事!いつでも相談できる体制を・・・

改まって生理について話そうと思うと、どう話そうか迷ってしまうママも多いと思います。面倒くさく感じてしまうこともあるでしょう。でも大事なのはママがママの言葉で伝えること。ママが生理について切り出すことで、後にお子さんからも生理について切り出しやすくなるはずです。そして「生理がきたらこっそり教えてね」「何か変に思った時、不安や心配事があった時はいつでも話してね」といつでも相談できる体制を作っておいてあげることが大切です。

デリケートな話なので、パパや兄弟のいない時、できれば2人だけで話ができるといいと思います。心配しがちなお子さんの場合は「ママがいないタイミングで生理になったら・・・」とも考えるかもしれませんので「学校で生理になって心配なら、もう生理を経験しているお友達や先生に相談すればいいからね」と一言添えてあげるといいでしょう。

3.初潮を迎えて慌てないために…準備しておきたいこと

そろそろかな?と思ったら、生理グッズを用意しておきましょう。学校でその時を迎えても慌てないように、ランドセルにもこっそり忍ばせておくのがオススメです。

サニタリーショーツ(生理用パンツ)

ALGY(アルジー) サニタリーショーツ
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  • 楽天参考価格:¥770
 

サニタリーショーツは昼用と夜用があります。必要に応じて使い分けてみて下さいね。
また替えのナプキンを安心して持ち歩けるポケット付きのものもありますよ。

ポケットつき 綿混サニタリーショーツ
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ナプキン

ソフィ はだおもい
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生理用ナプキンはお子さん用に敢えて購入しなくてもママが使っているものを共用すれば大丈夫。ただナプキンにもいろんな種類があります。肌が弱いお子さんなら「肌に優しい」「かぶれにくい」と謳われているものを用意しておくといいですよ。持ち歩くものも最初のうちは少量からのスタートなので昼用でOK。活動量の多い学校ではショーツに固定できる羽根つきだと安心ですよ。

☆生理用品、どう持ち歩く?
きっとママたちにも学校でドキドキしながらナプキンを入れ替えたりした経験があるでしょう。お子さんが少しでも安心して過ごせるよう、便利グッズもチェックして用意してあげられるといいですね。

ポーチ

ナプキンは外から見えないポーチに入れて持ち歩く方が多いです。学校用ならサニタリーショーツも入れておくと安心ですよ。

移動ポケット

クリップ付 MULTIPOCKE
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ポケットのない服の時に重宝する移動ポケット。学校によっては必須のところもありますよね。これならトイレに行く度にポーチを出し入れする必要もなく、つけていても不自然ではありません。中が見えない蓋付ならより安心です。
子どもに合わせた形状を…あると便利な移動ポケットの作り方3選

サニタリーポーチ

ハンカチ風サニタリーポーチ
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小学生にぴったりなサニタリーポーチ。ハンカチみたいに見えるので自然と持ち歩くことができます。ナプキンが4枚入るので学校生活でも重宝しますよ。
ハンカチサニタリーポーチの作り方。100均クロスやはぎれでできる!

ポケットハンカチ

三河木綿 6重ガーゼ ポケットハンカチ
三河木綿 6重ガーゼ ポケットハンカチ
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ハンカチとポケットが一体となっているので安心!普通にハンカチとしても使えて、自然にナプキンが持ち歩けます。6重ガーゼで吸水性も良く、肌触りも抜群です。

4.初潮を迎えたら?お祝いはする?

お子さんが初潮を迎えたら…そんな日も普通に過ごしたらいいと思います。実際自分が初潮を迎えた時にお赤飯を炊かれて嫌だった経験をしているママも多いでしょう。昔のイメージで言うと「初潮=大人の仲間入り=おめでたいこと」として、食卓にお赤飯が並ぶ家庭も多かったでしょう。ただ時代は変化してきているので、昔は笑って流されてきたことも今はセクハラと騒がれる時代。初潮を迎えたことに対して異性から何か言われるのは嫌悪感を抱く子も多いです。

実際パパや兄弟に知られたくないというお子さんも多く、初潮を迎えてお赤飯を炊くという家庭が少なくなってきているのも現実です。風習を大切にすることも大事ですが、初潮に至ってはデリケートなことなので本人の気持ちを最優先にしていきましょう。とはいえ大人の仲間入りをした証、順調に身体が育っている証であることからやっぱり何かお祝いしてあげたいと思うママもみえると思います。そんな時も決して勝手には進めず、そういった風習があることをお子さんにも説明し、相談してみましょう。

最近では、

  • お子さんの好きなメニューを作る
  • 外食に行く
  • ケーキを買う
  • 洋服やアクセサリー、化粧品を買う

といったご家庭もあるようです。これならお子さんも喜びそうですね。家族には内緒というのが前提で公にお祝いするのではなく、ママと娘さんだけが知る理由でお祝いできたらベストですね。また初潮を迎えたことを知ったおばあちゃんが赤飯を炊きたがるケースもあるでしょう。ママからしたら断わりづらいというのもあるかもしれませんが、やはりお子さんの気持ちを大切にしましょう。

どうしても…というのなら「みんなには初潮のお祝いであることは内緒にする」という約束で後日お祝いするのも一つ。他の家族にはただ単に「赤飯が食べたくなった」というのでもなんら不自然ではないですよ。お子さんが初潮を迎えたら、家族にはバレたくないかどうかお子さんの気持ちを確認しておくといいでしょう。

5.小学生の男の子への対応。どう説明する?

生理を経験することのない男の子、別に改まって話をする必要もないのでは?と思うかもしれませんが、男の子にもきちんと伝えていきましょう。お子さんが大きくなって彼女が出来た時、結婚した時、彼女や奥さんが生理の時には気遣ってあげられる子に育ってほしいですよね。そのためにも小さなうちから男女の身体の違いや生理について知っておくことが大事。

  • 女の子には、子どもを産むための準備として毎月生理があること
  • 生理前や生理中には、頭痛や腹痛、気分が浮かないなどのトラブルが起こること
  • 女の子が生理であることに気づいても、絶対に冷やかしたりしないこと

を伝えていきましょう。


ネガティブなイメージを持たれがちな生理ですが、女の子なら誰しも経験することだからこそその日までにきちんと知識をつけておいてあげたいですね。ママやお姉ちゃん、おばあちゃんなど身近に気軽に相談できる相手を数人作っておいてあげることも大切ですよ。

最終更新日 2023年11月1日

    azusa
    記事を書いた人 :

    保育士。
    3人の子の育児、仕事と主婦業の両立に奮闘しながら
    合間をぬって気の向くままにハンドメイドを楽しんでいます。
    小さな子を持つママの目線で、知りたいこと気になることを
    記事にしていきたいと思います。

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