【夏休みの宿題】自由研究アイデア71選。簡単・おもしろ・ためになる!

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
 

もうすぐ夏休み。お子さんの宿題は何にするか決まっていますか?いつもは工作で済ませてしまう方も、今年は自由研究をしてみてはいかがでしょう。研究というと手間がかかる・難しいイメージがありますが、それもテーマ次第。簡単にできるものやおもしろいものだってありますよ。高学年のお子さんなら、知っておいてためになる研究をさせてみるといいかもしれませんね。今回はそんな自由研究のアイデア71選をまとめてみました。

1.自由研究とは?自由研究の基本

そもそも自由研究とはなんでしょう。研究というと、何かについて「調べる」といイメージが強いかと思いますが、夏休みの宿題である自由研究は少し違います。夏休みという約1か月の期間の中で、子どもが自由にテーマを選んで、自由なスタイルでまとめる学習です。

自由研究のカテゴリの例

  • 工作
    作るだけでなく、作る工程を写真やイラスト、文字にしてまとめる。
  • 観察
    毎日または定期的に観察し、その時の様子や変化、感じたことを写真やイラストを交えて書き留めていく。
  • 学習
    ある一つのテーマについて、周りの大人に問いかけたり、本やネット記事などを参考にしながら追及していく。最終的にいろいろな視点からまとめていく。
  • 実験
    「こうするとどうなる?」に対し、予想を立ててから実践し、結果をまとめていく。

自由研究がなぜ夏休みの宿題として全国的に取り入れられているのでしょう。学校での学習は先生から与えられた課題をこなしていくことが基本なのに対し、自由研究では各自自分の好きなテーマを取り上げて自分主体で学びます。自分で決めた課題について探求し、結論を求めていくことは、「問題解決能力」を育てることに繋がります。お子さんはこれから生きていく上で様々な困難にぶち当たるでしょう。そんな時「なぜそうなってしまったのか」を見つめ直し、「どうしたらいいか」を考えて、試行錯誤しながら自分で乗り越えていかなければいけません。その基本となる「問題の解決の仕方」や「道筋」を学ぶことができるのが「自由研究」なのです。

自由研究は、低学年のお子さんが一人で全て行うのは少し難しいかもしれません。文章の組み立て方やまとめ方を親子で一緒に考えながら、「こういう時には、こうするんだよ。」と一つ一つ教えてあげましょう。自由研究を通して、お子さんも文章能力を高めていけることと思います。

自由研究の進め方

①テーマを決める

自由研究をしようと思ったら、まずテーマを決めましょう。テーマを決めるポイントは、「好きなもの」「興味のあること」を選ぶこと。研究をするお子さん本人が興味のないような課題を与えても、なかなか手をつけなかったり、つまづいてしまうこともあるでしょう。大切なのはお子さんのやる気。今お子さんの好きなものや興味を持っていることを一緒に考えてみましょう。自分の興味のあるものなら、お子さんも意欲的に取り組めるはず。また、敢えてここでテーマを考えなくとも、日常生活の中で疑問に思ったことを取り上げてみるのもいいでしょう。「これってなんで?」「どうして?」と思ったことをテーマにしてみると、取り組みやすいですよ。

※注意
夏休みという期間が定められているため、夏休み中に終えられる研究を選ぶようにしましょう。

②動機と目的を明確にする

テーマを決めたら、「なぜこの研究をしようと思ったのか」という研究の動機を書き出し、最終的にどうもっていきたいのかという目的を明確にします。目的や課題を明確にすることで、この後の工程もみえてくるでしょう。

③研究する

目的や課題を決めたら、本題に入ります。必要なものがあれば、「用意するもの」を書き出して準備します。研究するような内容であれば、事前に予想を立てておくのも良いでしょう。各工程、写真やイラストを用意すると分かりやすくまとめられますよ。

④結果をまとめる

結果をまとめていきます。今回の自由研究を通しての成果を分かりやすくまとめましょう。

  • 工作・・・完成品の写真やイラスト。見せ場の紹介。
  • 観察・・・夏休み開始時と最終日の違いや変化をまとめる。
  • 学習・・・調べた結果を表などにしてまとめる。
  • 実験・・・実験結果のまとめ、考察。

※研究内容によっては、この工程が必要ないものもあります。

⑤今回の研究を振り返り、まとめ・感想

最後に、研究を通して感じたことなどをまとめていきます。低学年のお子さんですと、文章の組み立てが難しいかもしれませんので「楽しかったところ」「難しかったところ」「工夫したところ」「これから調べたいこと」などに分けて、各カテゴリごとに箇条書きで書き出すといいでしょう。

2.低学年向け(1・2年生)自由研究

①どう変わる?お花や野菜の観察

夏休みを機にお花や野菜を育ててみませんか?学校の授業でも取り入れられているところも多いですが、その経験を生かして違うもので試せばOK。学校で育てたものと比較してみるのもいいでしょう。野菜の場合は収穫出来たら簡単クッキングをして、味や家族の反応をまとめてみるのもおすすめですよ。毎日様子を見て、その変化に気づいたり収穫する喜びを味わったり、食育にも繋がります。お子さんの苦手なもので試してみるといいかもしれませんね。自由研究は、夏休みという限られた期間の中で行うものなので、その期間内に成長がみられるものを選びましょう。夏休み前に取り掛かってメモしておいてもいいですよ。

②花の色と違う?花のしる調べ

色とりどりの鮮やかな色をしたお花。そのお花を絞ってみたら、しるの色は何色でしょう?お花と一緒の色?それとも・・・?お花に触れる機会も減ってきているので、ちょうどいい機会になるのではないでしょうか?100均にある「すりこ木・すり鉢セット」を使い、すり鉢にお花と少量の水を入れてすり潰してみましょう。遊び感覚で楽しめるのでお子さんも喜びそうですね。小さくカットしたガーゼや手ぬぐいに染み込ませて貼り付けてもいいでしょう。

③夏休みでどれだけ集められるかな?採集

虫や草花、夏休み中にどれだけ集められるか試してみませんか?家の周りや出先、外でならどこでもできる研究です。写真やイラストを添えて、いつ・どこで見つけたのかを書き記していくだけ。できる子は、それがどんな種類のなんという名前のものなのか、特徴まで調べて書けるといいですね。夏が終わる頃には、自分だけのオリジナル図鑑が完成しますよ。

④生き物の一日は?昆虫の観察

生き物が大好きなお子さん必見!家にいる昆虫や夏休みに見つけた生き物を観察してみましょう。カブトムシやクワガタ、ザリガニやサワガニ、何でもOK。絵を描いて特徴を記してみてもいいでしょう。ネットや本で調べながらいきものにとって快適な家を作ってみるのもおもしろいですよ。また、実験感覚でいろいろなものを与えて、何を食べて何を食べないか調べてみるのもGOOD◎お子さんが自らすすんで生き物の世話をするようになるかもしれませんね。

⑤色+色=?いろの研究

小さな頃から馴染みのある色。クレヨンや色鉛筆、いろいろな筆記用具がありますが、小学校でも1・2年頃から使う絵の具は、色が混ざりやすいです。そんな絵の具を使って、色の変化を楽しんでみませんか?いろいろなものに興味や疑問を持ち始める時期でもあるので、日常生活の中でも「これとこれを混ぜたら何色になるの?」「この色はどうやって作るの?」とお子さんに聞かれたことがある方もみえるでしょう。日常の中の疑問をそのまま研究に取り入れれば、お子さんも熱心に取り組めるかもしれませんね。混ぜる前に予想を立ててから進めると良いですよ。ちょうど足し算を習った後になるので、2色混ぜたら次は3色…と色を増やして足し算感覚で試してみてもいいでしょう。

⑥紙ねんどを1から作ってみよう!

ふわっとした軽い感触の紙ねんど。100均などでも手軽に購入でき、扱いやすいので工作で使ったことがある子も多いでしょう。そんな身近な紙ねんどですが、「紙ねんどって一体どうやって紙から出来ているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?実は紙ねんどはクエン酸、重曹、のり、紙があれば自宅でも簡単に作ることができます。火や刃物を使わないので低学年のお子さんでも安心ですよ。材料や必要な道具、作り方や手順、やってみて分かったことや感想をスケッチブックやノートに絵や写真付きで分かりやすくまとめてみましょう。作った紙ねんどで工作をすれば、自由研究と工作が一気に出来ちゃうので一石二鳥です♩

⑦私たちの街の“はたらくくるま”を見つけよう

小さな頃、はたらく車が好きだったお子さんも多いと思います。昔は「かっこいい!」と見ていたはたらく車について、小学生になった今だからこそまとめられる研究にチャレンジしてみませんか?街でどんなはたらく車を発見したのか、その名称や役割、車体の仕組みなど、写真やイラストを使いながらまとめると見やすくなります。

⑧何冊本が読めるかな?読書日記

本が大好きなお子さんにおすすめ!読書が大好きなら、それを自由研究にしてみては?長い夏休み、どれだけの本が読めるでしょう。読んだ本の題名や作者、あらすじや感想を書き留めるだけでOK。読書は、隙間時間にどこでも読むことができるのも魅力です。また、本を読むことで、想像力が豊かになる、語彙力が高まる、文章能力もアップするなどメリットもたくさんあります。子どものうちに1冊でも多くの本を読んで欲しいですね。本を読むには集中力とそれなりの時間を要するので、ゲームに夢中になっているお子さんにも自由研究としておすすめですよ。

⑨乗り物、生き物、花、フルーツ、恐竜…自分の「好き」を調べよう

低学年のお子さんにおすすめなのが、自分の「好き」を追求する自由研究。花やスイーツ、車や電車、恐竜などなんでも構いません。好きのカテゴリを絞って、いろいろな視点から調べてみましょう。宿題なのになんだかワクワクしますね。

⑩大切な家族についてもっと知りたい!ペットたちについて調べよう

お家で犬や猫などペットを飼っているなら、大切な家族であるペットたちのことをもっとよく知ることができる自由研究をしてみませんか?たとえば、ペットたちの1日を観察してタイムスケジュール表を作ってみたり、ペットたちがどのようにして人々と暮らすようになったのかを調べたり、仕草や鳴き声について研究したり、そのペットが世界には何種類くらいいるのかまとめたり、喜びそうなおもちゃを自作してみたり、様々な角度から研究できます。高学年のお子さんは、保護犬や保護猫の活動について調べたり、嗅覚を確かめる実験や食べてはいけないものについて調べてみてはいかがでしょうか。

⑪もっと家族を知る!家族新聞

生まれた時から一緒にいる家族。その家族のことをどれだけ知っていますか?誕生日や血液型だけでなく、お父さんやお母さんが生まれた場所や仕事のこと、どこで出会ったのか。おじいちゃんおばあちゃんは何人兄弟?どんなスポーツが好きだった?考えてみると知らないことの方が多いかもしれませんよ。家族一人一人にインタビューをして、新聞にまとめてみましょう。「ビッグニュース!」としてそれぞれの大事件等をまとめてみるのもおすすめ。見出しを考えるのも楽しいですよ。新聞でなく「家族年表」として一枚の表にまとめてみるのもおもしろいかもしれませんよ。

⑫知ってるようで知らない家の中の仕事

家の中の仕事って何があるか分かりますか?掃除に洗濯、食事作り…いろいろとありますが、実はあまり知られていない「見えない家事」というものもあるんですよ。大人たちが普段どれだけの仕事をこなしているかを知ってもらういい機会にもなるかもしれません。それぞれの仕事の担当も合わせて書き出してみると、母自身もビックリ?!お子さんも率先してお手伝いしてくれるようになるかもしれません。

⑬家の周りに何がある?地域マップ

家の周りを散歩しながら、家の周りに何があるか見直して、地域マップを作ってみましょう。建物だけでなく、「この公園にはこんな遊具があるよ」「ここにはこんな虫がたくさんいるよ」「春になるとお花見ができるよ」などとその場所の特徴も添えると良いでしょう。学校の友達に自分の住んでいる地域のことが紹介できたり、「子ども110番の家」を確認するいい機会にもなりますよ。高学年のお子さんなら、これを応用して防災マップを作るのも◎

3.中学年向け(3・4年生)自由研究

①何個入ってる?一個何円?お菓子の研究

誰もが食べたことのあるお菓子。種類によって形も重さも様々、袋に入っている量も違いますよね。どれが何本(枚)入っているか知っていますか?知らないものもたくさんあるでしょう。夏休みに何がどれだけ入っているのか調べてみてはいかがでしょう?また一個(本・枚)あたりの値段も調べてみましょう。一個あたりの値段が一番安いのは、どのお菓子かな?宿題もできてお菓子も食べられて・・・一石二鳥ですね♡

②目指せブラインドタッチ!タイピングマスターへの道

GIGAスクール構想によって、小学校のうちからタブレットやパソコンに触れる機会が増えました。スマートフォンやパソコンがこれだけ普及した現代では、タイピングは何歳になっても役に立つ技能です。夏休みを機に、タイピング技術を身に付けてみましょう。指を置く位置(ホームポジションといいます)、指の動かし方、キーボードの位置の記憶などタイピングのコツはたくさんあります。まずは短い言葉からチャレンジして、スピードの変化を記録してみましょう。他にも、「この文章を〇秒以内に入力できるようになりたい」「キーボードを見ないでタイピングできるようになりたい」といった目標を設定し、今の課題とその対策を考えてからタイピングにチャレンジしていく過程を記録するのもオススメです。夏休みの自由研究で一生ものの技術が身に付いたら、一石二鳥ですね♪

③夏の夜空を見上げて☆星の観察

夏の夜空には「夏の大三角」と呼ばれる星が輝いています。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブという3つの星を結んだ三角形です。ベガとアルタイルはそれぞれ織姫星と彦星とも呼ばれています。このように、夜空に輝く星には名前がついていて、背景となる物語がある星や星座も数多くあります。なるべく街の光が届かない場所で夜空を観察し、見つけた星をスケッチしたり星座を調べたり、時間を変えて場所の変化を観察したり、見上げた夜空の中で発見したことをまとめてみましょう。低学年のお子さまは見つけた星を結んでオリジナルの星座を考えてみるのも楽しいですよ。プラネタリウムを訪れて星について深掘りするのもオススメです。

④動物園・水族館で生き物の秘密を探そう

学校行事やレジャーで訪れる動物園や水族館では、たくさんの生き物たちに会うことができます。街中では見ることのできない動物や水辺の生き物たちが、自然に近い姿で生活している様子が観察できる動物園や水族館も数多くあります。「可愛い」「かっこいい」と見るだけでなく、「もっと知りたい!」と思った観点から生き物たちを観察してみましょう。「目の位置はどこ?どうしてその位置にあるの?」「鼻や口の特徴は?」「何を食べている?」「1匹で生活している?集団で生活している?」「どんな行動を取っている?」「鳴き声は?」「角はある?」「しっぽはどんな形?」など、どんな観点でもOK。動物園や水族館で生き物を見ながらスケッチをしたり、写真に収めても良いですね。

動物園や水族館によっては、飼育員体験やバックヤードツアーが行われているところもあります。参加してみると、通常では見られない様子が見られたり貴重な体験ができたりするので、ホームページなどでスケジュールをチェックしてみてくださいね。

⑤まるで自然の水族館!タイドプールに出かけよう

タイドプールは別名「潮だまり」とも呼ばれる、引き潮の時に現れる岩場の水たまりです。あちこちに出現した水たまりの中には、カニやヒトデ、イソギンチャクなどたくさんの海の生き物たちがいます。海水が満ちている時には観察するのが難しい生き物たちも、歩いていけるタイドプールでは簡単に観察することができます。網や虫メガネ、透明の虫かごなどを持っていくと便利です。水中が観察できるバケツもオススメ。発見した生き物の写真を撮ってオリジナルの図鑑を作ったり、どんな場所にどんな生き物がいるのか考察してみましょう。

注意:タイドプールは、満潮時には海に浸かっている場所がほとんどなので、干潮時に観察に夢中になっているうちに潮が満ちてきた…といった事態にならないよう気を付けましょう。また、濡れた岩場は滑りやすい上、トゲや毒を持った生き物もいます。お子さんだけで出かけることがないようにして、丈夫なシューズやグローブなど装備品も用意して備えましょう。安全には十分配慮して、自然の水族館観察を楽しんでくださいね。

⑥将来何になる?いろいろな仕事について調べよう

世の中にはたくさんの仕事が溢れています。また、IT関連やYouTuberなど今の時代だからこそ生まれた職業もありますよね。お子さんが将来何になりたいかまだ決まっていなくても、どんな仕事があるのか知ることで選択肢が広がったり、夢が決まるキッカケになるかもしれません。まずは家族や近所の人など身近にいる方たちにインタビューしてみましょう。自分が当たり前だと思っている生活は決して当たり前ではなく、いろいろな仕事をしてくれている人たちがいるからこそ成り立っているということを理解して貰えたら嬉しいですね。

⑦大好きなアイドルに近づく♡韓国語研究

今日本でも様々な分野で注目されている韓国。小学生のお子さんの間でも「韓国ファッション」や「K-POP」が流行しています。韓国のアイドルグループが大好き!というお子さんも少なくないでしょう。それなら夏休みの自由研究にも「韓国」を取り入れてみませんか?普段話している「韓国語」を学んでみましょう。いつもは話していることが理解できなくとも、その中の一部分でも分かるようになったら嬉しいですよね。大好きなアイドルに近づけるのならとやる気にも火が付くはず♡

⑧ゆで卵の作り方。どう変化する?

普段何気なく口にしているゆで卵。固めが好きだったり、半熟が好きだったり、好みも人それぞれでしょう。家庭科の授業でゆで卵を作る経験もあるかもしれませんが、何分茹でたら半熟で何分ゆでたらゆで卵になるのか知っていますか?鍋に入れた卵を1分置きに取り出して、卵が固まり始めるタイミングなどを調べてみましょう。

⑨分量や材料を変えるとどうなる?スライム作り

子どもは皆大好きなスライム。ネット上にはスライムの作り方の記事がたくさん溢れていますが、分量がどれも微妙に違ったりします。その微妙な違いでスライムは変わるのでしょう。いろいろな分量でスライム作りをしてみて、感触の違いをまとめてみましょう。また基本のスライム+αで感触が違うスライムを作ることもできます。いろいろなものを試しながら、その違いや自分好みのスライムを見つけ出してみましょう。

⑩割れにくくなるには?シャボン玉液の研究

外遊びの定番で、小さい頃から馴染みのあるシャボン玉。キラキラと光る玉がフワッと飛んでいく様子に夢中になりますよね。せっかくなら長持ちする割れにくいシャボン玉を楽しみたいもの。石けん水だけではすぐに割れてしまいますが、少し材料をプラスするだけで格段に割れにくいシャボン玉が作れます!どうしたら割れにくいシャボン玉が作れるのか本やネットで調べて、いろいろなシャボン液を実際に作って研究や実験をしてまとめてみましょう。

⑪丸ごと美味しい!冷凍フルーツの研究

給食や夏祭りなどで見かける、冷凍みかんや冷凍パイナップルは冷たくて美味しいですよね。では、みかんやパイナップルなどよく見かける冷凍フルーツ以外に、どんなフルーツを凍らせて食べたら美味しいでしょうか?何種類ものフルーツを凍らせてみて試食し、家族の感想を基に冷凍フルーツランキングを作成して、クラスの皆にも紹介しましょう。意外なフルーツが冷凍することで美味しくなったり、生のまま食べた方が美味しかったり、知らなかった発見がきっと見つかりますよ。

⑫磁石を持って探してみよう。くっつくものとくっつかないもの

小さなお子さんのおもちゃにも多く使用されている磁石。そんな馴染み深い磁石ですが、くっつくものとくっつかないものがありますよね。くっついたり離れたりと不思議な磁石、家の中でいろいろなものに近づけてみましょう。何にくっついて何にくっつかないかをメモしながら、くっつくものの特徴を探してみましょう。

⑬わたしの街の商店街

商店街には、私たちの生活に欠かせない食品や日用品、飲食店などが立ち並んでいます。その商店街ならではの魅力や特徴もあるでしょう。そういった、街の商店街の紹介マップを作ってみませんか?近年は大型ショッピングセンターの出店や後継者不足など商店街に関する問題もありますが、各商店街の独自の工夫やイベントが行われていたり、昔から愛されている味が受け継がれていたり、「近くに住んでいたけど知らなかった!」ということがきっとあるはずです。

授業内で商店街の探検を実施している小学校もあるので、その場合は授業内で疑問に思ったことや興味を持ったことを自由研究でさらに深掘りしてみましょう。お店を利用してその感想を書いたり、お店の方へのインタビューも実施できるといいですね。インタビューを行う場合は、マナーに気を付けて行いましょう。

⑭あの製品が作られるまで。工場見学に参加してみよう

製品の製造過程が見られる工場見学は、全国各地にあります。ガラス越しに工場の製造ラインや職人さんの作業が見学できたり、その製品や企業にまつわる展示が見られたり、中には実際に試食したり製造体験したりできる工場もあります。住んでいる地域周辺にある工場を訪れて地元の特産品についてまとめたり、旅行などで訪れた先で工場見学を組み込んでみるのもいいですね。工場見学に行く時は、ノートやペンなどメモできる文房具をお忘れなく。疑問に思ったことや知りたいことを事前にまとめておくと、スムーズに進められますよ。事前予約が必要な工場見学もあるので、お出かけ前にチェックしてくださいね。

⑮食育にも◎豆苗の育ち方を観察してみよう

ビタミンやミネラルなどの栄養分が豊富で、無農薬なので安心安全。常に安定した価格で購入することができる緑黄色野菜の豆苗。苦味やクセがほとんど無いのでお子さんでも食べやすく、さまざまな料理にアレンジしやすいので給食や食卓に出ることも多いのではないでしょうか。豆苗は一度カットしてもお水を入れ替えるだけでグングン伸びて成長が早く、観察するのにもおすすめの野菜です。

「豆苗ってそもそもなんだろう?」という疑問や、窓辺に置いたときと陽の当たらない場所に置いたときの違い、伸びていくときに曲がる理由などいろいろな項目から観察日記をつけてみると面白いですよ♩育ったらまた食べられるので、どんな料理にして食べたのか最後にまとめるのも良いですね。自然体験や観察をしながら食育も叶う自由研究ができますよ。

⑯捨てる前に!くず野菜の再生チャレンジ

豆苗以外にも再生できる野菜は沢山あります。普段はすぐに処理するくず野菜(にんじんや大根、カブのヘタなど)。これらを水につけておくと、新しい芽が伸びてきます。水を張った容器にくず野菜を入れ、日の当たる場所に置いて管理します。すると、数日経過すると新しい芽が伸びてきて、葉っぱを収穫できるまでに成長します。どんな野菜からどんな芽が伸びるのか、成長の過程や色・形を観察したり、伸びてきた葉っぱの活用方法を考えたり、「捨てるはずのくず野菜がこんな風に成長するんだ!」とお子さんにとって驚きの発見があるでしょう。

⑰リサイクルって?リサイクル資源の研究

スーパーに行くと必ずあるリサイクルコーナー。缶やペットボトル、瓶、雑誌・新聞、段ボールに衣服、いろいろとありますよね。でもリサイクルとはいえ、これらは何に再生できるのでしょう?調べてみると意外なものに変身することが分かるかも?!また、食品ラベルや包装にはリサイクルのマークが描かれていることがあります。よく見てみるといろいろな種類がありますよ。どれが何のマークなのか調べてみるのもいいかもしれませんね。

⑱ベルマークについて調べてみよう

普段食べている食品や日用品などで何気なく目にしているベルマーク。何となく付いていることは認識していても、ベルマークが何のためについていてどんな役割を果たすのか知っている子は少ないでしょう。親御さん世代が子どもの頃は学校で集めたり、ベルマーク係があったりと活動も盛んでしたが、近年は学校や園などでも扱わないところも増えているようでお子さんにとってはベルマークが身近なものではないかもしれません。普段は捨ててしまっているパッケージに付いているベルマークを集めたらどんな効果があるのか、仕組みや役割を調べてみてはいかがでしょうか?どんなものに付いているのかおうちにあるものでベルマークを探したり、お買い物に行ったら意識して見てみるのも良いですね。

⑲紙ってどう作る?身近な物で和紙作り

私たちの身近にある紙。教科書だってノートだってそうですが、何からできているか知っていますか?普段何気なく使っている使い慣れたものでも、まだまだ知らないことってたくさんあるんですよ。学校生活にも書かせない紙について調べ、実際に作ってみましょう。ホームセンターで購入できる「紙すき機」があれば、私たちのとっても身近にあるものを使って和紙を作ることができるんですよ。

⑳気分は作家さん!陶器ができるまで

家の食卓や飲食店でよく使われている陶器。中には学校給食の食器に陶器を採用している地域もあります。そんな陶器がどのようにして作られているか、夏休みの自由研究で調べてみませんか?有田焼、信楽焼、波佐見焼、美濃焼など日本には様々な焼き物があり、その産地だけでなく全国各地に陶芸体験ができる施設があります。ろくろと呼ばれる装置を使ってオリジナルの陶芸作品を作り、成形・乾燥・素焼き・釉薬(表面のコーティング)などの製造工程をまとめてみましょう。各焼き物の歴史や違いについてまとめてみるのもオススメです。

㉑見落とさないで!道路標示について調べよう

道路に描かれたオレンジ色の線や点線、ひし形など、それぞれの意味を知っていますか?他にも、矢印やしましま模様、色のついた路面に数字など、道路にはたくさんの標示があります。絵を描いたり写真を貼ったりしてそれぞれの標示の意味をまとめると、分かりやすい自由研究になります。実際に道路で標示を確認したい時は、交通ルールを守って安全第一で行動しましょう。

㉒知っておこう!身近にある避難場所と避難所

お子さんたちが毎日通っている学校が災害時の避難場所になっている地域が多いでしょう。災害はいつどこで起こるか誰にも分かりません。もしも災害が起こった時にどこに避難したら良いのか?また、「避難場所」と「避難所」は何が違うのか?自分の命を守るためにどういう行動をしたら良いのか?自由研究をキッカケに災害について考え、知っておいてもらうのも良いですね。いざという時に備えて、親子や家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?

㉓いつか来る災害に備えて…用意しておきたい防災グッズ

地震に水害…毎年日本各地でたくさんの災害が起こっています。テレビで見ていると他人事のように思えてしまうかもしれませんが、今はまだ被害にあっていなくても実はとても身近なものであることを忘れないで下さい。いつどこで起こってしまってもおかしくない、誰にでも起こりうるのが自然災害なのです。お子さん自身もいつか経験する日が来るかもしれません。その時に備えて、防災について考えてみましょう。いつか来るその日その時に、お父さんやお母さんがお子さんのそばにいるとは限りません。

自分の身は自分で守る、命を守るためにもいつどんな時に起こるのか、その時自分はどうしたらいいのか、お子さん自身に知っておいてほしいですよね。”自由研究”を機に災害について学び、あらゆる状況を想定して、何を備えておけばいいのか考えてみましょう。災害は生きている限りついて回るものなので、覚えておいて損はありません。まだ防災グッズを用意していないご家庭もあるでしょう。これを機にお子さんと防災グッズを揃えてみませんか?

㉔世界共通マーク「ピクトグラム」について調べてみよう

ピクトグラム(ピクトグラフ)は言語が違う国でも伝わる世界共通のマークです。2021年に行われた東京オリンピックの時にも使用されたことで、テレビなどのメディアでたくさん取り上げられ話題になりました。ピクトグラムがあれば言葉が分からなくてもそのマークひとつで即時に情報が伝達出来るので、文字が読めない方や言葉が通じない方にもとても役に立ちます。そんなピクトグラムは道路標識から国際交流まで種類も豊富。どんな場所にどんなものがあるのか、ピクトグラムの歴史や役割などを調べてみてはいかがでしょうか。街を歩いて身近にあるピクトグラムを探してみましょう。「今は無いけれど、こんなものがあったら便利じゃないかな?」と思うようなオリジナルのピクトグラムを作ってみても面白いですね。

㉕まだ見ぬ世界へ。世界の国について調べよう

まだ日本を出たことのないお子さんも多いでしょう。世界にはいくつもの国があり、様々な文化が広がっています。まだ見ぬ世界について調べてみませんか?日本で当たり前が当たり前でなかったり、驚きや不思議もたくさん見つかるでしょう。世界について学ぶのはまだまだ先ですが、調べれば調べるほど視野が広がりますよ。国の名前を知るも良し、国旗を調べるも良し、日本との時差を調べるも良し、食事を調べるも良し、何でも構いません。自分の好きなスポーツチームのある国や、好きなミュージシャンのいる国を選ぶと、研究も捗るかもしれませんね。

㉖どこの国からやってきた?「MADE IN 〇〇」調査

自分の持ち物や家族の持ち物、家にあるものなど、身の回りの製品や食品がどこで作られているか知っていますか?衣類や機械の背面、商品のパッケージなどをよく観察すると、どこかに「MADE IN 〇〇」の表記が見つかります。食品であれば「〇〇産」と産地の記載があるでしょう。日本だけでなく、アメリカ・スイス・台湾・中国・韓国・ドイツ・フランスなど様々な国で作られていることが分かります。それを一覧表や世界地図で表現すると分かりやすいまとめになります。身の回りの製品の中で多かった国のランキングを作ったり、一覧にしてみたら発見したことを考察・調査してみるとさらに深い研究ができます。

4.高学年向け(5・6年生)自由研究

①私の4コマ漫画

4コマという少ない枠の中で、起承転結を表現する四コマ漫画。夏休みの日記や絵日記の代わりに、4コマ漫画にチャレンジしてみませんか?夏休み中に起こった出来事や思い出などを4コマ漫画で表現するのは難しいかもしれません。しかし、どのように表現しようか構成を考えたりイラストやセリフを決めたりする制作工程も楽しみながら挑戦してみましょう。100均や無印良品で4コマのノートやメモ帳が購入できます。枠を書く手間が省けるので、手軽にチャレンジできますよ。

②五七五に込める想い。夏休みの思い出川柳

川柳は、五七五という短い言葉の中に想いや情景を詠むもの。夏休みの思い出に、川柳を自作してみませんか?夏休みの旅先での思い出や楽しかった出来事、今の自分が抱いている感情など、思いのままに表現すると、オリジナルの一句が誕生します。様々な企業で川柳コンクールが開催されているので、勇気を出して応募してみましょう。もし入選したら、一升の思い出になりますね。

③UVレジンで!オリジナルの標本を作ってみよう

キーホルダーやアクセサリー作りなどに使われているレジン。太陽光でも固めることが出来ますし、専用のランプを使えば短時間でサッと固まります。レジンはハンドメイド用に100均などでも販売されているため、手軽に手に入るのも取り組みやすいポイント。そんなレジンを使って、オリジナルの標本を作ってみてはいかがでしょうか?小さいお花や貝殻など、水気が無いものなら中身は何でもOK。見やすくキレイな標本にするにはどう工夫したら良いのか考えながら、色々な種類を作ってみてくださいね。高学年のお子さんは制作するだけでなく、レジンの材質やUVについて調べてみるのも良いでしょう。

④お部屋で簡単♪水耕栽培に挑戦しよう

家庭菜園というと畑やプランターが必要だというイメージが強いかもしれませんが、場所も土もいらない水耕栽培という栽培方法があります。容器やスポンジ、種など必要なものの大半は100均でも揃えることができます。土を使わないのでお子さまでも室内で扱いやすい上、通常は土の中に埋める種がどう変化していくのか小さな変化を間近で見られることも水耕栽培のメリット。

ベビーリーフやルッコラなどの葉物野菜やハーブが水耕栽培に向いています。早いものだと2~3日で発芽し、1ヶ月程度で収穫できる野菜もあるので夏休みの自由研究にもピッタリ☆水耕栽培の始め方をまとめたり、注意事項とその対策を考えたり、1日ごとの変化を絵日記にしたり、お子さまの年齢や興味に合わせてまとめてみましょう。

⑤何に見える?夏の雲を観察しよう

空に浮かぶ雲は、巻積雲(うろこぐも)・巻雲(すじぐも)・乱層雲(あまぐも)など10種類の雲に分類されます。それぞれ形や高度、観測できる条件も違います。夏休みの間、雲を定点観測して、どんな時間帯にどのような雲が見られるのかを観察してみましょう。天気や気温によって変化があるのか、場所によって違いがあるのか、雲はどのようにしてできるのか、お子さんの興味のある角度から研究を深めていくといいですよ。

⑥キッチンにあるものを使って不思議☆結晶作り

実験大好きなお子さんに。お家にある塩や砂糖で、なんと結晶が作れちゃうんです。モールを使って好きな形の結晶が作れたり、可愛いキャンディなんかも作れちゃうので女の子にもおすすめですよ。

⑦不思議!!スケルトンエッグを作ってみよう

殻から出していないのに、中身が透けて見えるスケルトンエッグをご存知でしょうか?不思議な見た目に「一体どうなっているの!?」とお子さんも興奮すること間違いなし!スケルトンエッグは卵とレモン果汁(またはお酢)、卵が入る容器などの少ない材料で簡単に作ることが出来ちゃいます。実験に使う卵の大きさにもよりますが、約1週間ほどかかるので夏休みの自由研究にはピッタリ♪毎日の少しずつの変化を記録したり、なぜ卵が透明になるのか仕組みや性質を調べてまとめましょう。普段何気なく食べている卵が姿を変えていく様子や、出来上がった透明な卵の触り心地なども楽しめますよ。

⑧何が見える?ミクロの世界

拡大して見る世界には、ワクワクがいっぱい!花や虫、野菜に果物、お札、塩や砂糖などの調味料といった身近にあるものを拡大して見てみると、普通に見るだけでは分からない新たな発見があります。専用のカメラやレンズを使わなくても、スマートフォンと虫眼鏡でも拡大写真を撮影することができます。また、100円均一でもスマートフォンに取り付けるマクロレンズが購入できますよ。拡大して撮影したものの特徴をまとめるだけでなく、「これは何を拡大して撮影したものでしょうか?」とクイズ形式にしてもおもしろいですね。

⑨願いを込めて…線香花火を長持ちさせよう

「火花が消えるまで落ちなかったら願いが叶う」という、線香花火にまつわるロマンチックな言い伝えを聞いたことがあるでしょうか?誰が最後まで残ることができるか、線香花火をしながらお友達同士で楽しむこともありますよね。では、線香花火を長持ちさせるコツはあるのでしょうか。火のつけ方?持ち方?線香花火の種類?事前に予想して、必要なものを準備し、予想に基づいて実験してみましょう。火のつけ方や持つ角度など、いくつかの条件で何秒間火を保つことができたのか、記録をより伸ばすにはどうしたらいいのか、実践する中で見つけた疑問をさらに解消していくと、充実した研究になりますよ。

⑩元気な身体作り。自分の食事を見直してみよう!

成長期の身体を作るのに、食事は欠かせません。お子さんがいつも食べている食事、きちんと栄養バランスがとれているでしょうか?実際に自分が食べたものを「6つの基礎食品群」を見ながら、仕分けしてみましょう。毎日全部摂れているかな?また高学年のお子さんは、栄養バランスの摂れた献立を自分なりに考えてみてもいいでしょう。

⑪絵が飛び出す!3Dの仕組みを簡単に作ろう

専用のメガネをかけると絵が飛び出して見える3D。デジタル化が進み、3Dが当たり前のように溢れている現代ですが、厚紙とセロハンを使って簡単に作れる3Dメガネと飛び出す絵を自分で作ってみましょう。意外とシンプルな仕組みに驚くかも!?なぜ3Dに見えるのか、絵が飛び出して見える仕組みを調べてレポートにまとめると、更に内容が充実した自由研究になりますよ。飛び出すだけでなく、奥に引っ込んで見える絵を描くのも面白いですね。

⑫酸性?アルカリ性?身近な液体の性質調べ

理科の授業で使うリトマス紙を使ってお家で実験してみましょう。家の中には様々な液体があります。飲料、調味料、洗剤、インク…普段手にしているものは、酸性かな?アルカリ性かな?家の中にある液体を調べてまとめてみましょう。

⑬色が変わる?野菜を使った不思議なアート

ナスの鮮やかな紫色は、ナスニンと呼ばれるアントシアニン色素の一種。酸性にすると紫色がピンク色に変化する性質があります。この性質を利用して、アート作品を作ってみませんか?やすりを使ってなすの皮に細かな傷をつけ、画用紙に紫色をこすりつけます。紫色に塗られた部分に、酸性の酢を浸した綿棒で絵や模様を描いてみましょう。綿棒が触れた部分がピンク色に変わり、その後また別の色に変わるという不思議なアート作品が誕生します。レモンや炭酸水など酢以外の身近にある酸性の液体で実験したり、アルカリ性のものを使うとどんな色になるか試したりするのもおもしろいですよ。

⑭水で落ちない汚れやウイルスが落ちるのはなぜ?石けんの仕組み

新型コロナウイルスの流行により、以前よりも手洗いの機会がグンと増えた今だからこそ考えたい題材です。水で洗っただけでは落ちないのに石けんを使うとなぜ汚れやウイルスが落ちるのか?石けんは何から出来ているのか?石けんの性質、固形石けんと液体石けんの違いなども調べてみましょう。毎日当たり前のように使っているからこそ、なぜそうなるのかをキチンと知ることが出来る良いキッカケにもなりますよ。改めて手洗いの大切さや、正しい手洗いの仕方を認識することも出来るでしょう。

⑮どこから来てどこに行く?水の研究

飲んだり洗ったり、食事に使ったりと生活に欠かせないお水。何気なく使っているお水だけど、どこから来ているか考えたことありますか?汚れたお水はどこに行くのでしょう?家の周りにも海や川、池などの水場はあるかもしれませんが、どれも家の水道から出てくるお水とはちょっと違いますよね。この機会にお水について詳しく調べてみては?

⑯高騰に負けない!光熱費削減に挑む

電気代やガス代の値上げによって家計に大きな影響が出ている昨今。お父さんやお母さんたちが家庭内で光熱費削減の工夫をしている場合、その内容や効果を子どもたちは知っているでしょうか。どんな工夫をしているのかを大人に聞いて調べるだけでなく、お子さんが主体的に考えた工夫を家族で実施して、料金や使用量にどのくらい変化があったのか比較してみましょう。家族の一員として自分にどんなことができるのか、お子さんが実感するきっかけにもなりますね。

⑰ドキドキ♡脈拍の変化を調べよう

緊張・怖い・楽しみ…そんな気持ちの変化で心臓がドキドキしますよね。普段の脈拍数はどれくらいかを測ってみて、状況の変化によって脈拍数はどうなるか調べてみましょう。朝昼晩と時間帯によって変わるのか、食後・入浴後にはどうなるかといったように日常生活の中での変化や、夏休みの旅行前夜・帰宅後など場面によっての変化、ジェットコースターやお化け屋敷を体験する前・後など緊張する場面での変化など、様々なシチュエーションの脈拍数を測ってみると、面白い発見があるかもしれません。

高学年のお子さんは、調べた脈拍数をグラフにしたり、その時の体の変化や気持ちの変化も併せて記録すると良いでしょう。脈拍数の数え方は、手首の親指側にある動脈に指を当てて1分間の脈拍の数を数えます。15秒間数えて4倍すると、短時間で計測できますよ。

⑱何歩歩いている?万歩計をつけてみよう

日常生活の中で、自分が何歩くらい歩いているのか計ったことはありますか?予定のある日、休みの日、お出かけの日などスケジュールによって歩数にどんな違いがあるか調べてみましょう。計測方法は簡単で、朝起きてすぐ万歩計を装着して、寝るまでに何歩歩いたかを記録します。1日の中で数回、定期的に記録していくのもオススメです。夏休みの間コツコツと毎日計測して、夏休み中に歩いた歩数を合計すると「こんなにたくさん歩いたんだ!」といった発見があるかもしれません。日常生活以外に、旅行先で何歩歩いたか計測したり、出発地点とゴール地点を設定して何歩程度で到着できるか予測してから実際に計測してみたり、家族にも協力してもらって比較したり、工夫を凝らせるとさらに充実した研究になりますよ。

⑲いつもは降りないあの駅も!路線探検

普段電車をしていても、目的地以外の駅に降り立つことはなかなかありません。身近な駅ではあるものの、駅前に何があるのかよく知らない駅もありますよね。そういった近所の駅や、夏休み中に訪れる機会のある駅の駅前の様子を調べに出かけてみましょう。路線図や時刻表を見ながら降り立ちたい駅をいくつか選び、回る順番や調べたい項目を決めます。お店の傾向を調べたり商店街に特化して調べたり、実際に降り立ってみて疑問に思った箇所や気になった箇所をまとめても◎。オススメのお店マップを作るのも楽しいですよ。

⑳由来はなぁに?地名のヒミツを探せ

日本の地名は、その土地の地形や歴史、かつて住んでいた人々の職業身分、建物などにちなんで名付けられたものが多いです。住んでいる都道府県や市町村の様々な地名をピックアップして、どんな由来でその地名が名付けられたか調べてまとめてみると面白い発見があるかもしれません。「いつ頃その名前になった?」「昔はどんな名前だった?」「どうしてその漢字が使われているんだろう?」「似ている地名は他にもある?」など、調べていく中で浮かんだ疑問についてさらに深掘りしてもいいですね。同じ漢字が使われている地名の共通点を見つけるのも◎。すぐには読めない変わった地名を集めてクイズ形式にしてまとめるのもオススメです。

㉑地域の特色や歴史を見つけよう!マンホール研究

普段何気なく通り過ぎているマンホール。よく見てみると、マンホールの蓋に描かれている絵や文字には様々な特色があります。その地域の歴史や植物、生き物などバラエティ豊かなデザインが日本全国に1万種類以上あると言われています。自由研究では、自分の住んでいる地域のマンホールから歴史や文化について触れたり、夏休みの旅行先や帰省先のマンホールに注目して深掘りしたり、地元との比較・研究をしたり、様々な角度からまとめることができます。新たなデザインを考えて工作してみるのもいいですね!

㉒食べて美味しい!調べて楽しい!名産品のまとめ

夏休みになると、帰省や旅行でいろいろな土地を訪れる機会が増えますよね。訪れた先でその土地の名産品や料理などを食べたら、どのようにして名産となったのか、どのように作られているか(作物や料理)、作物であれば生産量はどのくらいか、他の土地で作られているものとの味の違いは何か、詳しく調べてみましょう。全国各地にある道の駅にはその土地の名産品が集まっているので、旅先で道の駅を訪れてみると沢山の発見があるでしょう。道の駅で購入したものを使って、自宅で料理に挑戦してみるのも◎。

㉓広告を使って作るオリジナルの都道府県の特産物マップ

スーパーの広告には写真付きでさまざまな食品が載っています。大きめの日本地図を用意して、広告で見つけた特産物を切り取ってそれぞれの場所に貼り、気づいたことやコメントなどを書き込んでいきながらオリジナルの特産物マップを作ってみましょう。「温暖な地域だから〇〇の栽培が盛ん」「海が近いから〇〇がよく獲れる」など、地域ごとの特徴についても考えられると良いですね。また、国産のものだけでなく輸入されている食品を見つけて、国ごとにまとめるのもおすすめです。普段から一緒に買い物に行ったり、お手伝いをたくさんしているような子でないと、「じゃがいもは一袋何個入りで何円くらいで売られている」など物の価格は分からない子が意外と多いので、広告はお金の勉強にもなりますよ。

㉔ロマン溢れる建築!お城の秘密に迫る

ドライブしていると見かけるお城を見学したことはありますか?お城の内部はどうなっているのか、いつからそこに存在するのか、誰が使用していたのか、その時代に起きたエピソードなどを知ると、奥が深い歴史の一端を知ることができます。当時から変わらず残されているものや復元されたものもあり、そのお城がどのように現在まで残されてきたのか調べてみましょう。敵に攻め込まれにくい工夫が施されているなどお城の周りにも秘密がいっぱい!城下町の様子をレポートしてみてもいいですね。また、海外にも様々なお城(宮殿や王宮など)が数多く残されていて、国によって特色があります。日本のお城と世界のお城を比較すると、新たな角度から発見があるかもしれませんよ。

㉕都道府県のシンボルマークについて

各都道府県には、その都道府県を代表するマークである都道府県章が制定されています。地形、都道府県に使われている漢字やひらがな、海や山、植物などをイメージして作られたマークです。全国の都道府県章を書き写して、その由来をまとめれば、オリジナルの都道府県章図鑑が完成します!住んでいる都道府県の市区町村章を調べてみるのも面白い研究になります。

㉖何が起きた?全国ニュース新聞

毎日発行されている新聞には、日本全国の様々なニュースが掲載されています。その中から気になったニュースをピックアップして切り抜き、日本地図と共にまとめてみましょう。日本のどこでどんな出来事が起きたのか一目で分かる、オリジナルのマップを作ることができます。スポーツや行事、お祭りなど興味のある分野に特化したマップを作るのもいいですね。新聞をとっていない場合や別の新聞が見たい場合は、図書館に行くと閲覧することができます(新聞のコピーに関しては、著作権上のルールがあるので事前に確認してくださいね)。

㉗日本の祭典☆全国花火大会マップ

夏の夜空に打ちあがる花火は、この季節ならではの風物詩です。全国各地で花火大会が開催され、日本三大花火大会に選ばれている花火大会もあります。1つ目は秋田県大仙市の全国花火競技大会「大曲の花火」、2つ目は茨城県土浦市の「土浦全国花火競技会」、そして3つ目は新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」です。そんな三大花火大会の歴史を自由研究としてまとめたり、日本で花火大会が行われるようになった由来、花火に込められた花火職人さんの技術など、奥が深い花火の世界を深掘りしてみましょう。可能であれば、気になる花火大会を実際に訪れてみると、目の前に広がる美しい花火の数々に感動すること間違いなし!

㉘世界の民族衣装について調べよう

日本では、夏になると浴衣を着る機会が増えますよね。では、世界にはどんな特色を持った衣装があるのでしょう。有名どころでは中国のチャイナドレス、インドのサリー、ハワイのムームーやアロハシャツなどがありますが、世界中にたくさんの民族衣装があります。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど地域ごとの特色を見つけたり、なぜそのようなデザインになったのか衣装の歴史を調べたり、民族衣装のイラストブックや世界地図を作成してみるのもオススメです。民族衣装については本やインターネットで調べることができますが、世界の民族衣装が着られるレジャースポットもあります。実際に着用した写真や体験談を自由研究に取り入れられますよ。

㉙何ヵ国語見つかるかな?身の回りの外国語

街を歩いていると、看板や標識、メニューなど様々な場所で外国語の表記を見かけます。英語、中国語、韓国語、イタリア語など、どんな言語が使用されているかは場所や店舗によって様々。自分の住んでいる地域や駅の周辺など、気になったエリアで外国語探しをしてみると、見たことのない文字も見つかるかもしれません。それがどこの国の言葉で、何と書いてあるか、辞書やインターネットを使って調べてみましょう。どんな場所でどのように外国語表記があるのか、考察してみるのも楽しいです。

㉚身近にあるユニバーサルデザインを探そう

ユニバーサルデザインとは、国籍・言語・性別・身体の状況・年齢などにかかわらず、誰もが利用しやすく暮らしやすい社会を目指した考え方を指します。身近な例を挙げると、シャンプーやトリートメントのボトルにつけられた突起(触っただけで区別できるようにするためのもの)、自動ドア、アルコール飲料につけられた点字(アルコールが入っていますよと区別するためのもの)、幅の広い改札、スロープ、感温部が平らになった体温計、握りやすさを向上させる鉛筆クリップなど、街中や家の中の至る所でユニバーサルデザインを確認することができます。身の回りにあるユニバーサルデザインを見つけて、どんな工夫が施されているのかまとめてみましょう。何気なく使っていた身近なあの場所にも、ユニバーサルデザインが使われていることに気が付きますよ。

㉛今話題のSDGs。私たちができることってなんだろう

近年話題のSDGs。このワードを目にしたり耳にしたりしたことはあっても、内容をしっかり理解している子はとても少ないでしょう。SDGsはこれから未来を担っていく子どもたちにとても深く関連していくことですし、決して他人事ではありません。少し難しいかもしれませんが、SDGsについて調べ、お子さんが子ども目線で考えたり感じたことをまとめてみてはいかがでしょうか?こういった取り組みが世界的に行われていると知っておくだけでも、出来ることから少しずつ行動を変えていくキッカケになるかもしれませんね。

㉜どんなものがある?日本の税金について

消費税、所得税、住民税、自動車重量税、たばこ税など、日本にはたくさんの種類の税金が定められています。税金と言われてもお子さんにはまだあまりピンとこないかもしれませんが、近い将来必ず納めるときが来ますよね。お子さんでも買い物時に納めている一番身近な消費税をはじめ、どのような種類の税金があり、誰が何のために納めるのか、どんな仕組みになっているのか、集められた税金がどのように使われているか詳しく調べてまとめてみましょう。

「消費税が始まったのはいつから?」「日本には何種類の税金がある?」「消費税が25%の国はどこ?」など、クイズ形式にするのも楽しめておすすめです。また、お子さんにはまだ少し難しいかもしれませんが、日本が今抱えている財政の現状や課題、少子高齢化が進んでこれからの社会と税金はどう変わっていくのかも知っておくと、自分なりに税金や将来について考える良い機会になるかもしれません。


親にとっても大変な自由研究ですが、自由に題材が選べるからこそ、子どもの個性を大切にしましょう。その時のお子さん自身が好きな物や興味関心を寄せていることを汲み取って、できる範囲で研究を進めていけるといいですね。

最終更新日 2024年1月19日

    azusa
    記事を書いた人 :

    保育士。
    3人の子の育児、仕事と主婦業の両立に奮闘しながら
    合間をぬって気の向くままにハンドメイドを楽しんでいます。
    小さな子を持つママの目線で、知りたいこと気になることを
    記事にしていきたいと思います。

  • コメント: 1

関連記事

  1. 幼稚園保育園の入園準備。必要なものは?通園グッズリスト

  2. 離乳食中期(ゴックン期)の進め方。食べられる食材や量は?

  3. 離乳食完了期がまる分かり☆完了期っていつまで?離乳食の進め方

  4. 【夏休みの宿題】簡単にできる小学生工作アイデア49選(おもちゃ・雑貨)

  5. 【離乳食期のおやつ】いつからあげる?市販のものは?時期別おすすめおやつ

  6. 【夏休みの宿題】小学生が知りたい!自由研究・工作・読書感想文攻略術

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA