【夏休みの宿題】読書感想文は構成が大事!小学生に役立つ書き方とコツ

長い夏休みは宿題がたくさん!中でも苦労するのが読書感想文ではないでしょうか?あまり本が好きではない子にとってはどんな本を読めば良いのか、何を書いたら良いのか分からず一向に進まないことも。「読書感想文は親の宿題!」という言葉が飛び出すほど、親にとっても負担が掛かる宿題の一つです。読書感想文は構成が大事で、コツを掴むと書きやすくなりますよ。今回は、小学生に役立つ読書感想文の書き方を紹介します!

1.読書感想文に抵抗感が出る理由

終わらせるまでに時間が掛かる

読書感想文はまず本を選び、決まったら本を読み、気になったところをピックアップして感想文を書き始める…という段階をいくつも踏まなくていけないので、子供にとってはそれだけで億劫に感じてしまいます。なかなか子供にやる気が起きない場合は、図書館や本屋さんに行って一緒に本選びするなど楽しい気持ちで始められるきっかけを作ってあげてみてくださいね。

たくさんの文章を書かないといけないので、どんなことを書いたら良いのか分からない

読書感想文は必要最低限の文字数が決まっている場合があります。一度にたくさんの文章を書かなくてはいけないうえに、文章量に捉われてしまって書いていくうちにどんなことを書いたら良いのか分からなくなってしまいがちに。ただでさえハードルが高いのに、文字数のノルマまであるとどうしても気が重くなってしまいますね。子供の手が止まってしまっている場合は、文章を膨らませやすくなるようなアドバイスやちょっとしたサポートをしてあげると書きやすくなりますよ。

〈必要文字数の目安〉
小学校低学年(1.2年生)‥800字以内(原稿用紙2枚/40行)
小学校中学年(3.4年生)‥1,200字以内(原稿用紙3枚/60行)
小学校高学年(5.6年生)‥1,200字以内(原稿用紙3枚/60行)

長文になるので文章がまとまりにくく、言いたいことが伝わらない

本全体を通しての感想を書くので、思ったことや感じたことがいくつかあってもそれを一つにまとめるのが難しく、何が言いたいのか分からない文章になってしまうこともよくあります。元々作文が苦手な子にとっては、書きたい気持ちがあっても形にできないことにとても頭を悩ませてしまいますので、文章を筋立ててまとめられるように書きたい内容のちょっとしたメモや流れを書き留めておくようにすると良いですよ。

2.読書感想文の基本

読書感想文を書く上でまず重要となってくるのが「構成」です。この構成の順序を守って書けば、それなりにちゃんとした感想文が完成するはずです。まずは構成をしっかりと頭に入れて、各項目に合った内容を書いていけば意外と簡単に書けてしまいますよ。

構成の仕方と内容

①本を選んだ理由やキッカケ

たくさんある本の中からその本を選んだ理由を簡潔に書きます。「先生や友達から薦められた」「表紙の絵が好きだった」「タイトルに惹かれた」などストレートでOK。

②本のあらすじ

本の内容をざっくりと説明します。「この本は〇〇が仲間と冒険に出て宝物を探すお話です。」「仲良しのお友達と喧嘩したけれど、仲直りしてもっと仲良しになったお話です。」などだいたいのあらすじが分かるように簡単に書きます。本を書いた作者の紹介を交えてみるのも良いですね。

③気になったところ(感想や自分の体験談など)

本を読んで心に残ったことや疑問に思ったことなどを、自分の思った通りの言葉で書いていきます。もしも似たような体験をしたことがあったり、登場人物の気持ちに共感できるところがあれば、自分の体験談をプラスして書くと内容が膨らみますよ。

④読む前と読んだ後の気持ちの変化

本の表紙を見て思い描いていたイメージと、本を読んだ後では気持ちに変化があることが多いです。「〇〇だと思っていたけれど、実は△×だったのでびっくりしました。」「この本を読むまでは△〇のことは苦手だったけれど、少し好きになりました。」など自分の思ったことを正直に書くと良いですよ。

⑤まとめ

本を最後まで読んで一番心に残ったこと、強く思ったことなどを踏まえながら簡潔にまとめます。登場人物と自分を比較してみてどうか、本を読んだことで自分が今後どういう目標を持ったか、著者がこの本を通じて言いたかったことは何かをポイントにしてまとめるといいですよ。

3.本を選ぶ

お子さん一人ではどんな本を選んだら良いのかなかなか決められないでしょう。読書感想文の本を選ぶときは、親御さんが一緒に本屋さんや図書館に行ってあげるのがベストです。お子さんが実際に手にとって本を選ぶことで感想文を書く意欲にもつながりますよ。

本の選び方とポイント

年齢に合った本を選ぶ

無理して文章が多い本を選ばなくてもOK。お子さんが最後まで読まないことには感想文に取り掛かれません。低学年のうちは絵本でも大丈夫ですよ。

読書感想文が書きやすいような内容の本を選ぶ

お子さんが好きな本を選びましょう。書くのはお子さん自身なのでお子さんが読みたいと思える本を選ぶことが大切です。お子さんが興味を持っている本や好きなジャンルの本なら感想もたくさん出てくるでしょう。

本を選ぶ際の注意

「そんな本じゃ感想文書けないでしょ?こっちにしたら?」など、大人の主観でついつい口出ししたくなってしまいますが、せっかくのお子さんのやる気を損なってしまうことになるのでそこはグッと我慢してくださいね。否定せず、前向きに受け止めてあげるとやる気アップにつながります。

もしお子さんの年齢に合っていなかったり、書きにくい内容の本を手に取ってしまった場合には、他の本にも目を向けられるように声を掛けてみて下さい。どうしても引かない場合には、一旦切り上げて後日回したり、2冊購入するのもいいでしょう。図書館なら無料で本が借りれるので、候補を何冊か借りて、読んでから決めるというのもおすすめです。

4.本を読む

本は、ただ文字を追って読んでいるだけでは最後まで読んでも何も心に残りません。物語の中の風景や登場人物の表情などをイメージしたり、登場人物がどんな気持ちだったか、もしも自分だったらどう思うかなど想像しながら読むのがベストです。

本を読む時のポイント

本を読み進める中で、気になった箇所は都度ピックアップしていきましょう。

  • 『楽しい』『悲しい』『怖い』と感じたところ
  • 好きな場面やセリフが出てきたところ
  • 感動したところ
  • 作者の伝えたかった気持ちを感じたところ

こういった箇所には、付箋を貼ったりメモを取ったりしておきましょう。メモの場合はページ数を書いておくと後から振り返りやすくなりますよ。

※ピックアップするポイントが多いと後からまとめにくくなってしまいますので、低学年(1.2年生)は前半1つ、後半1つずつの合計2つ、3〜6年生は前半1つ、中間1つ、後半1つの合計3つくらいがおすすめです。

5.構成を練る

本を最後まで読み終わったら、ノートに構成を練っていきましょう。2で述べた読書感想文の基本を元に、各項目の内容を詰めていきます。箇条書きで数点ずつ書き出していきましょう。本に貼った付箋やメモを参考にしながら、そこに言葉を足して書きましょう。

低学年のお子さんの場合

低学年のお子さんですと、構成を練る場面でもつまずいてしまうことがあります。そんな時は、お子さんに本の内容を教えてもらう感じで「どんなお話だったの?」「気に入ったところや心に残った場面はあった?」など項目ごとに色々と質問しながら感想文の材料を集めていくといいですよ。

お子さんからあまり感想や意見が出てこない場合は、親御さんも本を読んでみましょう。その上で、「この場面がすごかったね」「最後に幸せになってよかったね」など親御さんの感想を伝えてみて下さい。お子さん自身がもう一度振り返ったり、思ったことを言いやすくなりますよ。

6.感想文を書く

構成を練ることができたら、いざ本番!原稿用紙に感想文を書いていきましょう。原稿用紙は書き方が決まっています。決められた通りに書いていないと書き直しになったり、コンクールに応募できないこともありますので、正しい書き方で書くようにしましょう。

原稿用紙の使い方

  1. 1行目に題名を書く
    1マス目から書き始めずに2〜3字空けてから、題名を書きます。
  2. 2行目に学年、クラス、名前を書く
    苗字と名前の間は1マス空け、名前の下も1マス空けて書きます。学校によっては学年とクラスは書かなくても良いところもありますので、学校指定のやり方に従ってくださいね。
  3. 感想文の書き始めや、段落の最初は一マス空ける
    本文の最初や段落が変わるときは必ず一マス空けてから書きます。
  4. 句読点やカギカッコは1マス使う
    、や。などの句読点や「」『』のカギカッコは1字としてカウントされるので、1マス使ってマスの右上に詰めて書きます。句読点やカギカッコが行の最初になってしまう場合は、前の行の最後の文字と一緒に書くか欄外に書くようにしましょう。
  5. 小さい“ゃ、ゅ、ょ、っ”も1マス使う
  6. 小さい文字も通常の文字と同様に一マス使って書きます。右上に詰めて書くことを心がけてくださいね。

感想文の書き方

読書感想文は大きく分けて『書き出し』『中心』『おわり』の3つになります。

書き出し・・・構成の①②

まず最初の書き出しにインパクトのある一文を持ってくると、読む人が引き込まれます。書き出しの部分には本のあらすじやこの本を読もうと思ったキッカケ、著者の紹介、登場人物の紹介のほか、問いかけや会話文、自分が感じたことをダイレクトに一文で書き出すのもおすすめです。

中心・・・構成の③

本を読んでみて心に残ったことや場面、疑問に思ったことなどを、お話の順番通りや強く印象に残っている順番など自分の好きな順番で書いていきます。質問と答えをセットにして書いたり、「まずはじめに思ったことは」「次に〇〇が」「そして最後に」などの接続詞を文章の切り替えに持ってきたり、「ビュンビュン」「ピューピュー」など音や鳴き声を表す擬音語や「うきうき」「もぞもぞ」など様子や気持ちを表す擬態語を上手く活用して構成すると内容が膨らみます。

また、「うれしかったです」「悲しかったです」などのストレートな言葉はよく使いがちになりますが、別の表現や言い方をしてみるとより具体的で内容の濃いものになりますよ。

おわり・・・構成の④⑤

感想文の締めとなるおわりの部分には、本全体を通しての感想を率直にまとめていきます。それを元に「~したい。」という内容で終わると綺麗にまとまりますよ。

これらを踏まえて、5でまとめた内容を組み立てていけば素敵な感想文が出来上がるでしょう。心配な時は一度下書き用の原稿用紙に書いてから、清書してみて下さいね。

書き終わったら最終チェックをしよう

読書感想文を書き終わったら、一度と読み返してみましょう。声に出して読みながら内容をチェックするのがおすすめです。

チェックするポイント

  • 誤字脱字やマスが抜けて書いていないか
  • “て、に、は、を”を正しく文章に合った状態で使っているか
  • 漢字で書けるところも平仮名ばかりになっていないか
  • 文章の内容や構成が意味がしっかりと通じるようになっているか

親子揃って頭を悩ませてしまうことが多い読書感想文。一人でスムーズに書けるお子さんは少なく、ほとんどの子がつまづきます。面倒に思ってしまうかもしれませんが、ぜひ親御さんが寄り添ってサポートしてあげてくださいね。

    Hata
    記事を書いた人 :

    わんぱく3兄弟の育児に毎日奮闘中!
    100均、300均などのプチプラ雑貨が大好きなので
    お金を掛けずに頑張りすぎないおしゃれで楽しい暮らしを
    目指して日々試行錯誤しています★

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