最近、お家でレジンを楽しむ人が増えてきました。透明なレジンにラメやスパンコールなどを入れるのはもちろん綺麗だけど、カラーレジンも作ってみたい。でも、着色剤は種類が多すぎて何を購入していいのか分からない。そんなカラーレジン初心者の方のために、有名メーカーから100均まで、レジンを色付ける着色剤を独自に比較し、まとめてみました。
1.宝石の雫
- 値段 :1 色あたり500〜600円
- カラーバリエーション : 32色(偏光パール色含む)
- 難易度 : 初心者〜
- 特徴 : 楽天などネット販売で人気の高品質着色剤。嫌な匂いもせず、高発色で退色しにくいのがさすがは高級着色剤。一色ごとの値段をみると高く思えますが、1滴で高発色なため、使う量も少なく長い目で見るとお得かと思います。手を汚さずに直接出せる容器なのも、嬉しいポイントです。
2.NRクリアカラー
- 値段 : 1色あたり466円
- カラーバリエーション : 全4色
- 難易度 : 上級者向け
- 特徴 : こちらは瓶入りで、付属のスポイトを使って液を取るタイプです。初心者には少し難しいかも知れませんが、高発色で品質は確かです。カラーバリエーションが少ないですが、色を混ぜても濁りません。自分好みの色を作れるのでレジン上級者の方におすすめです。
3.いろどろっぷ
- 値段 : 1色あたり480円
- カラーバリエーション : 20色(基本色10色、ニュアンスカラー10色)
- 難易度 : 初心者〜
- 特徴 : こちらも「宝石の雫」と同様に直接容器から1滴ずつ液を出せるタイプです。基本色は若干濃いめの発色となります。ニュアンスカラーシリーズは、流行のくすみ色を揃えたシリーズです。基本色とは一味違ったレジンを作りたい方におすすめです。
4.リュミエラカラー
- 値段 : 1色あたり200円ほど
- カラーバリエーション : 全シリーズ53色(リュミエラカラー15色)
- 難易度 : 初心者〜
- 特徴 : カラーバリエーションが豊富で、その数なんと53色。ミルキーカラーやべっ甲カラーなど特徴的な色も揃っています。リュミエラカラーシリーズはクリアで透明感ある質感が特徴です。「宝石の雫」に比べると安価ですが、同じくらい発色も良くかなりのお値打ち価格です。レジンにハマったらいろんな色を試してみるのもアリですね。
5.ピカエース
- 値段 : 1色あたり400〜500円ほど
- カラーバリエーション : 全22色
- 難易度 : 中級者〜
- 特徴 : これまで紹介した液状の着色剤とは違い、ピカエースは粉末タイプの着色剤です。超微粒子の顔料が小袋に入っています。爪楊枝などで必要な量を取って使います。レジンに溶けやすく、少量で綺麗に発色してくれるのが経済的でグッドポイントです。
6.ヴィトラーユ
- 値段 : 748〜1000円
- カラーバリエーション : 全18色
- 難易度 : 中級者〜
- 特徴 : 南フランスで生まれた、全18色の溶剤系絵具です。レジン専用ではなく、ガラスや金属、プラ板にも使えます。レジンにはごく少量の液を爪楊枝で取るだけで濃く発色しますし、2色以上混ぜて使うこともできます。着色剤としては高価ですが、内容量が多いのでコスパは良いです。ネット通販サイトによって値段と送料も異なりますので、比較的安いサイトを探してみてください。
7.ダイソー UVクラフトレジン専用 カラー顔料
- 値段 : 1色あたり110円
- カラーバリエーション : 全10色
- 難易度:中級者〜
- 特徴 : こちらもピカエースと同じ粉末タイプの着色剤です。全10色あり、粉末の量を調整することでいろんなカラーを作れます。100均といっても低品質ということは全くなく、レジンに溶け、しっかりと発色します。試しにやってみたいなという時に手に取りやすい商品です。
8.そのまま使えるカラーレジン
ここらからは、すでに色がついているカラーレジンを紹介します。色を混ぜる手間がいらないので、レジン初心者の方はカラーレジンから始めてみるのもおすすめです。色合いだけでなく速乾性にこだわった製品もたくさんあるので、そちらも比較してみました。
クラフトアレンジ
- 値段 : ボトルタイプ1色あたり800〜1000円
チューブタイプ1色あたり350円ほど - カラーバリエーション : ボトルタイプ全7色
チューブタイプ全6色 - 特徴 : 淡く、透明感ある色が特徴のカラーレジンです。ボトルタイプの方が、色が濃いめです。チューブタイプはUVライト約3分、太陽光 約5分。手頃なお値段で、必要な量を出しやすいので、初めてのレジンならチューブタイプをオススメします。
いろコレ
- 値段 : ボトルタイプ 1色あたり350〜460円ほど
チューブタイプ 1色あたり160円ほど - カラーバリエーション:全6色
- 特徴 : 子どもたちに人気の夢かわいい製品で有名ないろコレ。カラーレジンも、パステルカラーのような淡い発色が特徴です。アイスクリームのモチーフなど、「かわいい!」と思わず言いたくなる作品作りにはぴったり。硬化時間はUVライトで5〜10分と少し長めですが、ボトルタイプでもお安めの価格になっています。
100均カラーレジン
ダイソー
- カラーバリエーション
- 特徴
速乾UVレジン液5色
UVカラーレジン液 18色
どちらのシリーズも太陽光でも3〜5分ほどで固まってしまうという、速乾性が高いカラーレジンです。ただ、UVカラーレジン液は大きめの型で使うときは固まるのが30分ほど遅くなるようです。LEDライトは記載がないのでできるだけ太陽光かUVライトを使用した方が無難な気がします。発色はどちらもクリアで、UVカラーレジン液が少し薄めの色です。
セリア
- カラーバリエーション
- 特徴
速乾タイプ 12色
ハードタイプ 7色
リッチカラーUVタイプ 10色
リッチカラーUV-LEDタイプ 10色
リッチカラーUV-LEDタイプ以外はUVライトと太陽光で硬化できます。LEDライトしか持っていない方はリッチカラーUV-LEDタイプをオススメします。セリアもダイソーと同様、速く固まるのが特長のカラーレジンです。色によって粘度が変わるので、硬化時間が変わるそうですが、U Vライトで3〜10分、太陽光で5〜30分と短いです。色の種類がとても豊富なのも嬉しいですね。
キャンドゥ
- カラーバリエーション
- 特徴
リッチカラーUVタイプ 10色
リッチカラーUV-LEDタイプ 10色
ハードタイプ3色(ハチミツ、メープル、チョコレート)
リッチカラーUVタイプとリッチカラーUV-LEDタイプはセリアと特徴がほとんど変わりありません。ハードタイプは、UVライトを使っても5〜10分と硬化時間が少し長めです。ただ、他の100均とは一風変わったカラーラインナップが特徴的な商品なので、ベッコウなど、レトロなデザインの作品を作ってみたい方はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。なお、LEDライトが使えないので、太陽光かUVライトの使用をオススメします。
着色剤と言っても、比べてみるとそれぞれ個性があるのが分かりますね。初めは初心者向けの安価な着色剤から使ってみて、数種類試してみると、自分の作りたい作品にぴったりなものに出会えるかもしれません。
最終更新日 2024年9月13日
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