お裁縫を始めるとき、本やサイトの作り方に書かれている「玉結び」と「玉どめ」の文字。誰もが知っているかのようにさらっと書かれている2つの単語ですが、そもそもそのやり方が知りたい!と思う方もいると思います。そこで今回は、手縫いの縫い方を一から知りたい方必見!基本の玉結び玉どめの仕方を紹介します。
1.玉結び・玉どめとは・・・
「玉結び」とは・・・
針に通した糸が、布生地から抜けてしまわないようにしておく、縫い始めの糸処理です。
「玉どめ」とは・・・
縫い終わりに、縫った糸が抜けないように、ほつれてしまわないようにするための糸処理です。
2.玉結びの仕方(指)
- 針に糸を通します。
- 通した糸の先を人差し指に1周巻き付けます。
- 巻きつけた糸を親指ではさみ、人差し指をずらして3回程ねじります。
- ねじったところを押さえながら、糸を下に向かって引きます。
玉結びの完成です。
3.玉結びの仕方(針)
- 糸先から3㎝ぐらいのところに針の中心を当てます。
- 長い方の糸を針先に2~3回巻き付けます。
- 巻きつけたところを指で押さえながら、針を上に引きます。
玉結びの完成です。
4.玉どめの仕方
- 縫い終わりの目に針の中心を当てます。
- 針先に糸を3回程巻き付けます。
- 巻きつけた糸が最後の目からずれないように指で押さえながら、針を上に引き抜きます。
玉どめの完成です。
どちらもねじったり、巻き付けたりした部分をしっかりと指で押さえておくことがポイントです。出来上がった玉が、ずれたり、浮いたりしてしまう方は、押さえつける力をお強めてみてくださいね。
最終更新日 2024年5月3日
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