美肌効果にも健康効果にも期待大?食卓に取り入れやすいトマトの栄養と豆知識

真っ赤で料理の彩りを鮮やかにしてくれるトマト。サラダや煮込み料理などに欠かせない食材ですよね。実はトマトは食卓に取り入れやすいだけでなく、美肌効果や健康効果にも期待大で『トマトが赤くなると医者が青くなる』ということわざがあるほどのスーパーフード。トマトが美味しく実る季節には病気になる人が少なく、患者が減るので医者が青ざめてしまうという意味なんだそうですよ。今回はトマトの栄養と豆知識をご紹介します!

1.旬の時期

トマトはビニールハウスや温室で安定して栽培されているため一年中市場に出回っていますが、屋外の畑で栽培されているものは6〜8月にかけて多く出荷されます。「トマト=夏野菜」のイメージを持っている方がほとんどではないでしょうか?トマトは夏野菜として定着していますが、実は高温多湿に不向きで暑い夏の時期よりも前の春から初夏と、秋頃の味が一番美味しくなります。その時期の乾燥した気候と日光の中で糖度が上がり、栄養価も高い美味しいトマトが育つそうですよ。

2.栄養と効能

トマトはビタミン系をはじめ、健康な身体のために大切な栄養素がバランス良く含まれています。

栄養

・グルタミン酸
・ビタミンC
・ビタミンA
・ビタミンE
・ビタミンH
・ビタミンP
・ミネラル
・食物繊維
・リコピン
・ペクチン
・クエン酸
・リンゴ酸
・カリウム
・βカロテン
・ルチン(黄色いトマト)
・クロロフィル(緑色のトマト) など

効能

・抗酸化作用
・美白効果
・美肌効果
・動脈硬化の予防
・がんの予防
・血中のコレステロール値を下げる
・血液をサラサラにする
・むくみ、肩こりの改善
・生活習慣病の予防
・老化抑制効果
・髪の健康維持
・視力維持
・粘膜や皮膚の健康維持
・脂肪の吸収を抑える
・脂肪を燃焼させやすくする
・整腸作用
・老廃物を体内から排出する
・便秘の改善
・血管を丈夫にする
・活性酸素(多くの病気の原因となる)の除去
・胃液の分泌を促して食欲を増進させる など

3.種類

トマトは種類が豊富で、日本だけでも100種類以上の品種が栽培されています。大きく分けると赤色系トマトと桃色系トマトに分類されますが、近年は黄色や緑、紫色なども出回るようになり、お店のトマト売り場も色鮮やかになっています。生食向きのもの以外にも、味が濃厚で加熱調理向きの品種などもあるので料理によって使い分けるのがおすすめです☆

赤色系トマトと桃色系トマトの違い

市場に多く出回っているのは桃色系トマトで、色ではなく皮や香りで分類されます。

赤色系トマト

・皮自体に色があり、厚い
・香りは強く、酸味も強い
・煮崩れしにくいのでトマトソースや煮込み料理などの加工用に向いている

桃色系トマト

・皮は無色透明で薄い
・香りは弱めで甘みが強く、クセが少ない
・生食用として最適

ミニトマト

果実の大きさが2〜3cmくらいの小型のトマト。普通のトマトと比べると抗酸化作用を持つリコピンは約3倍、美肌効果を持つビタミンCは約2倍、免疫力を上げるベータカロテンは約1.7倍、便秘解消に役立つ食物繊維は約1.4倍と、サイズは小さくてもかなり高い栄養価を含んでいます。赤くて丸型の甘みのあるものが一般的ですが、黄色やオレンジ色、洋梨のような形のものなど種類もさまざま。
主な品種‥ミニキャロル玉、アイコ、ぺぺ など

フルーツトマト

フルーツトマトは品種名ではなく、栽培方法を工夫して糖度や酸味のバランスを考えて作られたフルーツ感覚の高級トマトのことです。水分量を抑えて栽培しているため高糖度で甘く、フルーツ並みの糖度10度以上のものもありますよ。冬から春にかけて特に多く出荷されています。
主な品種‥匠、アメーラトマト など

桃太郎

日本の市場に一番多く出回っている品種で、約7割ほどが桃太郎系のトマトと言われています。完熟型で果肉がしっかりしているのが特徴。生食向きですが、保存性にも優れています。

ファースト

果実の先端が尖っている形が特徴。果肉がしまっているので崩れにくく、サラダなどにぴったりの品種です。

4.食べ頃と見分け方

  • 皮の色にムラがなく、ハリとツヤがあるもの
  • ずっしりと重みがあるもの
  • 形が丸いもの(中に果肉がしっかりと詰まっています)
  • 先端部分が放射状に中の果肉が透けて見えるもの(甘みが強い証拠)
  • ヘタの緑色が濃く、ピンとしているもの(ミニトマトの場合は反対で、ヘタがしおれているものが良いです)。また、お店ではなかなか試せませんが、水に入れたときに沈むものの方が糖度が高くて甘いですよ♡

形が角ばっているものは中に空洞ができている可能性があり、ヘタがしおれていたり黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちている証拠なので避けましょう。

5.保存方法

真っ赤に熟しているトマトはなるべく早く食べるのがおすすめですが、2〜3日なら常温で保存出来ます。もう少し長く保存したい場合はポリ袋に入れるかラップで包んでから冷蔵庫の野菜室へ入れましょう。まだ青みが残っているものは冷蔵庫に入れてしまうと成熟が遅くなってしまうので、カゴなどに入れて常温保存すると自然に熟して赤くなりますよ。ミニトマトを保存するときはヘタを外してから野菜室に入れましょう。

また、トマトは冷やしすぎると風味が落ちてしまうので注意が必要です。なるべく食べる数時間くらい前から冷やし始めると良いですよ。冷凍保存したい場合は洗ってから水分を拭き取り、ラップで包んでポリ袋に入れ、冷凍庫へ。冷凍後は水で洗うだけで自然に皮が剥けるので、トマトソースや煮込み料理を作りたいときに便利です♩

6.切り方

トマトは潰れやすく、切れ味の悪い包丁だとぐちゃぐちゃになってしまうことも…。トマトを切るときはよく切れる包丁を使いましょう。切り方は色々あるので料理によって使い分けてみてくださいね。

トマトのヘタの落とし方

丸々1個使うときは、包丁の角を使ってヘタの部分をくり抜くようにして取ります。カットして使うときは、トマトを半分に切ってから断面を下にしてヘタのところを切り落とします。

種の取り方

トマトを横半分に切ってからスプーンですくい出して取り除きます。

  • くし切り‥トマトを縦半分に切り、ヘタの部分を下にして中央から放射線状に切ります。サラダなどにおすすめ。
  • 輪切り‥ヘタを落としてから横向きにし、お好みの幅で切ります。サラダやカプレーゼ、オーブン焼きなどにおすすめ。
  • 角切り‥トマトを輪切りにしてから大きさを揃えながら縦横にそれぞれ切ります。サラダなど生食におすすめ。
  • 半月切り‥トマトを縦半分に切ってからヘタを落とし、切り口を下にしてお好みの幅で切ります。サラダやソテーなどにおすすめ。

7.加熱時間

トマトは生で食べることも多いですが、加熱して作る料理も豊富にありますよね。トマトソースなどを作るときは加熱時間が短いと酸味が強く出て水っぽくなり、反対に長すぎると酸味が飛んでしまい奥行きのない味わいになります。火力はそこまでこだわらなくても良いですが、だいたい一時間を目安に煮込むと酸味のバランスが良く仕上がりますよ。
電子レンジを使ってホットトマトなどを作るときは、中玉2個で1分40秒〜2分くらい(500W)で美味しく加熱できます♡

8.トマトと相性の良い食材

①油

トマトに豊富に含まれているリコピンは脂溶性の栄養素のため、油を使って加熱すると吸収率が約3倍にアップします!生でドレッシングやオリーブオイルをかけたりするよりも、トマトソースにしたりスープに入れたりして加熱すると効率良く摂れますよ!

②豚肉

トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用に加えて豊富なビタミンCに、豚肉のビタミンB1が合わさると相乗効果で疲労回復効果が期待できます。また、トマトの酸味が肉の臭みや油っぽさも消してくれるというメリットも。

③チキン

トマトと一緒にチキンを煮込むと鶏肉独特の臭みも消えるだけでなく、トマトに含まれている旨味成分のグルタミン酸がコクと旨味を引き出して美味しいのにヘルシーに仕上がります。バジルやパセリなどのハーブを加えて香りをアップさせるのも風味がさらに良くなりおすすめです♡

他にも、タコやチーズ、牛乳、ご飯などトマトはたくさんの食材と相性が良く、色々な料理が楽しめます。自然の酸味と旨味があるので塩をあまり入れなくても味に深みが出るため、減塩にも効果的ですよ。

9.トマトの豆知識

①トマトが赤くなるのはなぜ?

トマトの赤い色はリコピンという栄養素の色ですが、実はトマトが真っ赤に色づくのは動物に見つけて食べてもらって種を運んでもらうことで別の場所でまた子孫を残そうとしているという理由があるそうです。トマトの鮮やかな赤なら動物の目にもよく留まりそうですね。

②トマトは野菜?果物?

トマトは世界中で食べられているほどポピュラーですが、アメリカでは昔トマトが野菜なのか果物なのかを巡って裁判が行われたこともあるそうです。植物学で考えると果実なので果物になるのですが、日本の農産物の分類は「木になるのが果物」というルールがあるため、トマトは野菜ということになります。一般的には野菜として認識されていますが、実は果物であり野菜でもある、ちょっと変わった植物ですね。ちなみにイタリアでは“黄金のリンゴ”、フランスでは“愛のリンゴ”という意味で呼ばれているそうですよ。

③トマトのリコピンが効率良く取れる時間帯!?

トマトに含まれているリコピンという栄養素は高い抗酸化作用を持っているので、出来るだけしっかりと摂りたいですよね。トマトジュースや野菜ジュースで有名なカゴメが試験研究をした結果、朝昼晩で同じようにトマトジュースを飲んだときに朝が一番吸収率が良かったそうです。毎日トマトジュースを飲む習慣がある方や、これから飲もうと思っている方はぜひ朝の時間帯に飲んでみてくださいね。リコピンは牛乳とも相性が良いので、牛乳をかけたシリアルと一緒にトマトジュースを飲めばカルシウムも一緒に摂取できて栄養もバッチリです♡

④トマトの簡単な皮むき方法

トマトは皮の部分にも栄養が豊富に含まれていますが、料理によっては皮が邪魔になったり硬いものだと口の中に残ったりしてしまいます。煮込み料理やスープに入れるときは皮を剥いて種を取り除いてから調理するのが一般的。面倒に思ってしまいますが、簡単にトマトの皮が剥ける方法があるので試してみてくださいね♪

湯むきして剥く

沸騰したお湯にトマトをサッと湯通しした後、冷水につけると皮が簡単にペロッと剥けます。湯通しする前に小さく切れ目を入れるか、つまようじで軽く穴を開けておくとそこから皮がはじけてさらに剥けやすくなりますよ。

焼いて剥く

トマトのヘタの部分にフォークを刺して火に少しずつかざします。皮がはじけて亀裂が入るので、そこから手で剥いていきます。火に当たっていた部分は熱くなっているので冷水に一度漬けるか、火傷に気をつけながら剥いてくださいね。

食卓が華やかになり、身体にもたくさんの栄養をもたらしてくれるトマト。酸味や甘み、水分の多さなど種類がたくさんありすぎて迷ってしまいますが、自分のお気に入りのトマトを見つけて積極的に色々な料理に取り入れてみてくださいね♡

    Hata
    記事を書いた人 :

    わんぱく3兄弟の育児に毎日奮闘中!
    100均、300均などのプチプラ雑貨が大好きなので
    お金を掛けずに頑張りすぎないおしゃれで楽しい暮らしを
    目指して日々試行錯誤しています★

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