神奈川県は横浜・中華街やみなとみらいなど「大都市」「港」というイメージがありますが、神奈川県にも緑豊かでお金のかからない遊び場や珍しい生き物たちに会える動物園など、家族連れで行きたいスポットが豊富にあります。今回は子供とお出かけしたいおすすめレジャースポット【神奈川県版】を紹介致します。
1.西部エリア
森の空中あそび パカブ(南足柄市)
森の中に張り巡らされたいくつもの網のアトラクションで、体をいっぱい使って遊べる遊び場が「森の空中あそび パカブ」です。網でできた遊具は公園でよく見かけますが、森の中に作られたものはあまり見かけませんよね。網のアトラクションの種類は、迷路・トンネルスライダー・空中ドッジボール・ヒーリングエリア(網の上に寝ころべるスペース)・吊り橋・空中バスケットボール・空中バドミントン・空中バレーボールの計8種類。
「パカブ」という言葉は漁師さんが作った巨大な網を意味していて、フランスのグロワ島という小さな島で空中あそび・パカブが生まれました。日本にできたパカブは世界3ヵ国目!フランスから始まった網を使った新しい遊びを体験してみませんか?
住所 :南足柄市広町1544「足柄森林公園 丸太の森」内
営業時間 :4月~10月9:00~17:00、11月~3月9:00~16:00
(90分入れ替え制)
休業日 :毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、12/29~1/3 (8月は無休)
利用料金 :7歳以上2,000円、3~6歳750円、2歳以下無料
※2歳以下のお子さまは保護者同伴の上キッズエリアのみ利用可
URL:http://parcabout.jp/
小田原こどもの森公園わんぱくらんど(小田原市)
小田原こどもの森公園わんぱくらんどは、「遊びに熱中できる感動と発見の公園」と言われています。その理由は、起伏のある広大な土地を生かして自由に楽しく体を動かして遊べる公園だからです。園内はとても広いので、ロードトレイン「わくわく号」やこども列車「なかよし号」に乗車するのがおすすめ(別途料金が必要)。
そんな広い園内は、いくつかのエリアに分かれています。ストライダー乗り場・大型遊具が立ち並ぶ冒険の丘・芝滑りができる緑のゲレンデ・全長67mに及ぶゆれる吊り橋・全長44mのローラー滑り台・高さ10mの木登りネット・フォレストバイク・全長20mのターザンロープ…どこから遊ぼうか迷ってしまうほどですね。小田原城を模した遊具もあり、年齢に応じてコースが設定されているので、遊びに行くたびに挑戦してレベルアップしていくのも楽しいです。
住所 :小田原市久野4377-1
営業時間 :有料施設及び管理事務所/
9:00~16:30(その他は終日利用可)
ロードトレイン「わくわく号」/
9:45(どんぐりの森駅始発)~16:00(冒険の丘駅発最終)
こども列車「なかよし号」/
9:45(エントランス広場駅始発)~16:00(冒険の丘駅発最終)
※夏休み期間(7/20前後~8/31)は、16:30(冒険の丘駅発)が最終
休業日 :月曜日(祝日を除く)、祝日直後の平日、年末年始(12/28~1/3)
※GW・夏休みは無休、休園日も公園では遊べます
利用料金 :無料
ロードトレイン「わくわく号」/
片道 大人(中学生以上)300円、小人(小学生)100円、未就学児無料
こども列車「なかよし号」/
片道 大人(中学生以上)300円、小人(小学生)100円、未就学児無料
※列車・ロード共通フリーパス(当日のみ)大人710円、小人300円
URL:https://odawara-jigyo-kyokai.jp/wanpaku/
Tree Cross Adventure厚木・七沢(厚木市)
Tree Cross Adventure(ツリークロスアドベンチャー)は、大人も子どもも夢中になれる本気のターザンごっこができるレジャースポット。敷地内には、地形を生かして本格的なスリルが味わえる難関がいくつも設置されています。見るだけで足がすくんでしまいそうな長さ173m・深さ30mの谷をターザンロープで渡ったり、ビルの5階相当の高さでボルダリングに挑戦したり、16m先のネットへダイビングしたりと、お子さまはもちろんのこと大人も手に汗握る体験ができます。
小学校3年生未満のお子さまは遊ぶことができませんが、ツリークロスアスレチックという小さなお子さま向けの遊具もあるので対象年齢未満のご兄弟も楽しめます。現在写真撮影無料サービスが実施されていて、無料でダウンロードできる写真には普段の生活では見られない表情のお子さまが写っているかもしれません。予約制なので、密が気にならず思う存分遊べますよ。
住所 :厚木市七沢2758(七沢温泉旅館“福元館”さんが目的地)
営業時間 :2月~10月末/
平日10:00~日没、最終受付15:00
休日9:00~日没、最終受付15:30
11月~1月末/
平日10:00~日没、最終受付14:00
休日9:00~日没、最終受付14:30
休業日 :12~2月末は水曜日(3月~11月末は無休)
利用料金 :アドベンチャーコース(※1)/
大人3,600円、小人2,600円
アドベンチャー1Dayフリーパス(※2)/
大人5,400円、小人3,900円
アスレチックコース(※3)/
お子さま700円、付き添い者700円
(※1)パーク1周(コース1~6)、前42個のアクティビティが利用可
(※2)アドベンチャーコースを何周でも利用可。トランポリンも利用可
始業~17:00まで入退場自由、繁忙期は発売中止
(※3)トランポリン付き、17:00終了
URL:https://treecross-advtr.storeinfo.jp/
神奈川県立おだわら諏訪の原公園(小田原市)
地域の活性化を図る拠点「ふるさとふれあい公園」がテーマとなっているおだわら諏訪の原公園は、ふるさとの良さを感じながらのんびりゆったり散策できる公園です。遊具が沢山ある公園ではなく、芝生で思う存分駆け回ったり景色を楽しみながらピクニックをしたりと、お子さまもママたちもいつもの忙しさを忘れて癒される雰囲気の公園となっています。
遊具はあまりありませんが、神奈川県立都市公園最長168mのローラー滑り台があり、この滑り台を目的に公園に遊びに来る人もいるほど人気だそうです。風を切って景色を楽しみながら滑り降りる爽快感がクセになり、何度も繰り返し滑る人も多い人気の滑り台です。また、風でラッパを鳴らす「風の耳」や太陽光で虹を天井に映す「プリズムルーフ」など自然の力を使って体験できる少し変わった遊具もあります。
公園の入り口にあるパークセンターでは公園で採れた木の実を使ったクラフトコーナーが設けられていて、センター前にある池は水遊びスポットになっています。園内にある果樹園で育ったみかんの提供があったり農園の野菜の収穫体験ができたりと、「ふるさとふれあい公園」というテーマがぴったりの気持ちの良い公園です。
住所 :小田原市久野3821-1
営業時間 :終日開放
※パークセンターは8:30~17:30
※ローラー滑り台は3~11月9:00~16:30、12~2月9:00~16:00
休業日 :年中無休(公園管理のための休日あり。パークセンターは年末年始休み)
利用料金 :無料
URL:https://www.seibu-la.co.jp/suwanohara/
彫刻の森美術館(足柄下郡箱根町)
美術館というと大人が静かにゆっくり見学する施設というイメージですが、彫刻の森美術館は一味違います。子どもたちが実際にアートに触れながら楽しく過ごせる体験型の美術館です。カラフルな手編みのネットでできた巨大なハンモックが組み込まれた木造ドーム、ステンドグラスに囲まれた高さ18mのらせん階段のある塔など、遊びを通して色彩や光の美しさや面白さを発見できるようにという願いが込められた造形作品が自然の中に展示してあります。
その他にも屋外には世界的な巨匠たちの名作が約120点展示されていたり、ピカソ館・アートギャラリー・本館ギャラリーなど屋内の展示物も豊富です。子どもたちはその詳しい背景などは分からなくても、見て触れて体験する中でアートの魅力に気付くことができるはず。
住所 :足柄下郡箱根町ニノ平1121
営業時間 :9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休業日 :年中無休
利用料金 :一般1,600円、高校生・大学生1,200円、小中学生800円
※毎週土曜日はファミリー優待日
(保護者1名につき小中学生5名まで無料)
URL:https://www.hakone-oam.or.jp/
箱根海賊船(足柄下郡箱根町)
温泉で有名な箱根で海賊船に乗ることができる箱根海賊船。芦ノ湖という湖を海賊船を模した大きな船に乗って進んでいき、まるで海賊になったような気分が味わえます。乗船できる海賊船は、ロワイヤルⅡ・ビクトリー・クイーン芦ノ湖の3種類。ロワイヤルⅡとビクトリーは実際にフランスやイギリスで活躍していた船をモデルとした本格的な造りで、船体の色から内装に至るまで当時の雰囲気が再現された本格派の海賊船です。
船内を歩いたりデッキからの眺めを見るだけでも楽しめますし、お子さまには船内の至る所にある装飾(砲台・宝箱・トリックアートなど)も人気です。天気が良ければ富士山もくっきり見られ、最高の海賊船クルーズが楽しめます。エレベーターやバリアフリートイレが設置されている船もあるので、小さなお子さま連れでも安心ですよ。
住所 :足柄下郡箱根町箱根161
営業時間 :時刻表はHPを確認してください
・休業日 (https://www.hakone-kankosen.co.jp/timesheet/)
利用料金 :片道おとな1,200円、こども600円
(おとな+600円、こども+300円で特別船室の利用可)
往復おとな2,220円、こども1,110円
(おとな+1,110円、こども+560円で特別船室の利用可)
URL:https://www.hakone-kankosen.co.jp/
2.東部エリア
横浜・八景島シーパラダイス(横浜市)
神奈川県を代表するレジャースポットである八景島シーパラダイス。海を渡って八景島へ到着すると、ホテル・レストラン・アミューズメント・アトラクションなど何でも揃っていて、特に水族館は日本最大級の規模を誇ります。「海のすべてが揃った4つの水族館」と言われる4種類の水族館があり、海の生き物たちのことをより身近に感じられる施設となっています。
釣った魚を食べられたりコツメカワウソを肩に乗せて写真が撮れたり(動物とのふれあいや記念撮影には別途料金が必要)、海底を散歩している気分が味わえるイルカに特化した水槽があったりと、八景島シーパラダイスならではの楽しみがいっぱいです。アトラクションエリアには地上90mの高さまで上昇するタワーや、巨大迷路に本格的なコースターなど、幅広い世代が楽しめるものが揃っています。
チケットは水族館とアトラクションそれぞれ分かれたものから、両方楽しむもの・夕方から楽しむものなど数種類に分かれているので、希望する過ごし方に合わせて選べますよ。
住所 :横浜市金沢区八景島
営業時間 :時期によって異なるのでHPを確認してください
・休業日 (http://www.seaparadise.co.jp/info/index.html?facility=aqua)
利用料金 :ワンデーパス(※1)当日券/
大人・高校生5,500円、小中学生3,900円、幼児(4歳以上)2,200円
ワンデーパスWeb前売/
大人・高校生5,200円、小中学生3,700円、幼児(4歳以上)2,100円
楽園ナイトパス(※2)当日券/
大人・高校生3,550円、小中学生2,300円、幼児(4歳以上)1,750円
楽園ナイトパスWeb前売/
大人・高校生3,200円、小中学生2,100円、幼児(4歳以上)1,600円
アクアリゾーツパス(※3)/
大人・高校生3,000円、小中学生1,800円、幼児(4歳以上)900円
ナイトアクアリゾーツパス(※4)/
大人・高校生2,600円、小中学生1,500円、幼児(4歳以上)700円
アクアリゾーツパス&アクアシアター(※5)/
大人・高校生3,200円、小中学生2,000円、幼児(4歳以上)1,100円
プレジャーランドパス(※6)/
大人・高校生3,200円、小中学生2,750円、幼児(4歳以上)1,650円
(※1)4つの水族館(アクアミュージアム・ドルフィンファンタジー・
ふれあいラグーン・うみファーム)の入館券+アトラクションフリーパス
(※2)※1の範囲が16:00~使用可能なパス
(※3)4つの水族館を観覧できるチケット
(※4)4つの水族館を16:00~観覧できるチケット
(※5)4つの水族館とアクアシアターを観覧できるチケット
(※6)プレジャーランドのアトラクション12機種乗り放題のパス
URL:http://www.seaparadise.co.jp/
こどもの国(横浜市)
こどもの国は、東京都心から30キロという近さでありながら、雑木林の中に約100ヘクタールもの広大な遊び場が広がっています。雑木林の中には、たくさんの遊具やSLや横浜で一番長いローラー滑り台など沢山の遊びスポットがあり、1日では周りきれないほど。遊具だけでなく、約40頭の乳牛や約30頭の羊が飼育されている動物園や乗馬体験ができるポニー牧場、モルモットやうさぎと触れ合えるふれあい広場もあります。
こどもの国名物のソフトクリームは、こちらの牧場で生産された「サングリーン」という特別牛乳が使用された濃厚な味わいのソフトクリームです。青空の下でいっぱい体を動かした後に、冷た~いソフトクリームを堪能するのも良いですね。それぞれテーマがある遊び場も多く、見るだけでお子さまのワクワクが止まらない遊具がたくさんあります。小さなお子さま向けにフェンスでエリア分けされた乳幼児用遊具もありますし水遊びができる人口池まであるので、家族揃って1日中満喫できる公園です。
住所 :横浜市青葉区奈良町700
営業時間 :9:30~16:30(最終入園時間15:30)
※7~8月は17:00まで開園(最終入園時間16:00)
※乗り物や動物園など各施設の営業時間はHPを確認してください
(http://www.kodomonokuni.org/price/)
休業日 :毎週水曜日(水曜が祝日の場合開園)、12/31、1/1
利用料金 :おとな・高校生600円、小中学生200円、幼児100円、0~2歳無料
URL:http://www.kodomonokuni.org/
大和ゆとりの森(大和市)
「いくら遊んでも飽きない!」という口コミが寄せられているこの公園は、遊具の豊富さが人気の理由の一つだそうです。その遊具があるわんぱく広場は、幼児遊具ゾーンと子ども広場ゾーンに分かれていたり転んでも痛くなりにくいゴム製の地面になっていたりと、小さなお子さまも安心して遊べます。
何人も並んで滑ることができる大きなものを始めとした滑り台の種類も豊富で、飽きずに遊べるという口コミも納得です。また、厚木飛行場の南側にあるため、時々飛行機が見られます。遊具がいっぱいで飛行機も間近で見られる公園ということで週末は沢山のお子さまで賑わうそうなので、週末は駐車場が埋まってしまう前に早めに行くか、平日にゆったり遊ぶのがおすすめだそうです。
住所 :大和市福田4112
営業時間 :24時間営業
※仲良しプラザ(インフォメーション)は9:00~21:00
※多目的リンクは4月~9月9:00~18:00、10月~3月9:00~17:00
休業日 :年中無休
利用料金 :無料
URL:https://www.sakata-greenservice.co.jp/yutori/
よこはま動物園ズーラシア(横浜市)
馬にもシマウマにも見えるオカピという珍しい動物をご存知でしょうか?ズーラシアではこのオカピを始めとした世界各国の動物たちに会うことができます。動物園の中が「アジアの熱帯林」「亜寒帯の森」「オセアニアの草原」「中央アジアの高地」「日本の山里」「アマゾンの密林」「アフリカの熱帯雨林」「アフリカのサバンナ」「わんぱくの森」と雰囲気のまったく違うエリアがいくつもあるので、まるで世界一周旅行に行ったような気分が味わえます。
ゾウ・ライオン・オカピ・キリン・コウノトリ・スマトラトラ・ピグミーゴート・ホッキョクグマ・レッサーパンダなど、子どもたちが大好きな動物やとても希少な動物たちが生き生きと暮らしています。ふれあい体験や赤ちゃんの公開があったり、「飼育員のとっておきタイム」「パネル展」などのイベントがあったりと、いつ行っても楽しめる工夫も満載です。
住所 :横浜市旭区上白根町1175-1
営業時間 :9:30~16:30(入園は16:00まで)
※現在土日祝の入園は事前予約制
休業日 :毎週火曜日(祝日の場合は開園し、翌日休園)、12/29~1/1
利用料金 :一般800円、中人・高校生300円、小中学生200円、小学生未満無料
URL:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/
長井海の手公園 ソレイユの丘(横須賀市)
ソレイユの丘は、神奈川県へ遊びに行った際に「とてもオススメ」と連れて行っていただいたことがあり、子どもたちが1日中はしゃいで楽しめる場所でした。一番喜んでいたのは見晴らしの良い芝そりゲレンデ。15分の制限時間内で何度も登っては滑るを繰り返し、夢中になっていました。芝滑り以外にも園内各所に遊具が設置されているので、散策したり遊具で遊んだり芝生で休憩したりと思い思いの過ごし方ができます。
2016年には「ソレイユ☆パイレーツ」という巨大な船型複合遊具も登場し、7つの宝物を探しながらネット遊具や滑り台など様々な遊びが楽しめるようになっています。園内にある施設には体験メニューも豊富に揃っています。我が家は小さな子でもできる動物型のパン作りに挑戦したところ、パン作りの工程も楽しめましたし焼き上がったかわいいパンを見てとても喜んでいました。色とりどりの花や海の景色も堪能できる、自然豊かな公園です。
住所 :横須賀市長井4丁目地内
営業時間 :3月~11月9:00~18:00、12月~2月9:30~17:00
休業日 :年中無休
利用料金 :無料(有料遊具・体験有り)
URL:https://www.seibu-la.co.jp/soleil/
相模湾と東京湾に面し、都会的な面も持ち合わせつつ自然もたっぷり堪能できる神奈川県。そこでしかできない体験ができる施設も多いので、新しい発見をしたり新しいことに挑戦するきっかけにもなりそうですね。
最終更新日 2024年8月3日
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