春が近づいてくると、お家周りに花を植えたくなりませんか?ガーデニングシーズンの開幕!ホームセンターの園芸売り場も賑わい始める頃ですね。植物にもいろいろな種類がありますが、ほったらかしでも毎年咲く花があるのはご存知でしょうか?やってみたいけど自信がないという方はそういうものから始めてみるのもオススメですよ。今回は、ガーデニング初心者さんでも育てやすいおすすめの植物を紹介します。
目次
1.初心者さんにおすすめ!ずっと咲き続ける花・多年草(宿根草)
お家周りに色鮮やかなお花が咲いていると心も晴れやかになりますよね。こまめにお手入れするのは大変ですが、ほったらかしでも毎年咲いてくれる多年草(宿根草)なら手軽に育てることができますよ。
多年草とは・・・
一度植えれば、毎年花を咲かせてくれる植物。ほったらかしとは言え、それなりのお世話が必要なのでは?と思うかもしれませんが、本当に手間いらずで水やりや肥料を与えなくても大丈夫なものもありますよ。
※地域や気温によってはうまく育たない(一年草)になることもあります。寒い時期は。霜よけネット等で寒さから保護してあげると安心です。
2.ペチュニア
見かけることも多いペチュニア。花の中でも丈夫で育てやすく、一株でもどんどん広がります。花も大きめでボリュームが出るので、寄せ植えでなくともこれだけで鉢いっぱいのなることも・・・。花も長期間楽しめますよ。ペチュニアにもいろいろな種類がありますが、中でも「サフィニア」が人気です。
【花の色】 種類にもよりますが、代表的なものはピンク・紫・黄色・白
3.インパチェンス
一般家庭だけでなく、お店や学校の花壇にも植えられていることの多いインパチェンス。夏から秋にかけて花を咲かせてくれます。日向はもちろん、日陰でもよく育ってくれるので扱いやすく場所を選ばないのが魅力です。他種との寄せ植えはもちろん、インパチェンスのみの寄せ植えをしてもとってもかわいいですよ。
【花の色】 赤・オレンジ・ピンク・紫・白
4.マーガレット
マーガレットは寒さにも強く、春夏に咲く鮮やかなお花とは開花時期が少しずれるので、真冬であっても日当たりが良ければ花を咲かせることもあります。年間通して常にお花を楽しみたいという方には特におすすめです。また年々耐寒性も増し、株もどんどん増えていきます。挿し木でも簡単にふやすことができますよ。
【花の色】 赤・ピンク・オレンジ・黄色・白
5.カモミール
紅茶でも有名なカモミールは、りんごのような優しい香りが特徴的なハーブです。マーガレットによく似ていますが、マーガレットよりも花が小ぶり。種類によって「一年草」「多年草」とありますが、一年草であっても花が終わった後のこぼれ種で増えていくので毎年楽しむことができますよ。たくさん咲いたら紅茶にしたりサシェにしたり、お風呂に浮かべたりしていろいろな楽しみ方ができるのも嬉しいですね。
【花の色】 白
6.百日草
開花期間が百日程度であることから「百日草」と呼ばれていますが、実際は百日以上もの間お花を楽しむことができます。多年草ではありませんが、夏の暑さにも強く比較的簡単に育てられます。種類にもよりますが鮮やかな色合いでインパクトも強く、存在感がありますよ。こちらも一年草ですが、こぼれ種から次の年も芽を出し、お花を楽しむことができます。
【花の色】 赤・ピンク・オレンジ・黄色・白
7.シャクヤク
華やかで優雅な印象を与えるシャクヤクは多年草。冬の時期になると枯れてしまいますが、土の中で根は生きているため暖かくなるとまた芽を出します。この繰り返しで翌年以降もお花を楽しむことができます。シャクヤクは、種類が豊富でシンプルな一重咲きや八重咲きのものまで見た目も様々。八重咲きの品種はお部屋に切り花として飾ると、それだけでお部屋の印象がガラッと変わりますよ。
【花の色】 赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫
8.アジュガ
グランドカバーとしても植えられることの多いアジュガ。花も品種によって色が違いますが、花だけでなく葉っぱの色も違います。紫がかったものからチョコレートカラーのものもあったりして面白いですよ。日陰でも育つほど丈夫で、一株植えれば何もしなくても繁殖して広がっていくのでとても育てやすい植物です。
【花の色】 青・紫・ピンク
9.クリスマスローズ
クリスマスローズはその名の通り、クリスマスの時期から春までの寒い時期に花を咲かせます。クリスマスローズといっても、品種改良により色も形も様々なものがあります。丈夫なので特別な手入れをしなくても、枯れた葉を取り除いていく程度で毎年花を咲かせてくれます。また、株が肥えていくことで花数が増え、そこからのこぼれ種で新しい目を出して増えていきます。
【花の色】 紫・赤紫・ピンク・白・黄色・緑など
10.スズラン
小花が下向きにまるで鈴のようにぶら下がって咲くフォルムがなんとも可愛らしいスズラン。キレイな緑色の大きな葉に小さな白い花が映えるので清楚な印象を与えます。スズランは一度花を咲かせると秋ごろには一旦枯れてしまします。しかし土の中で根は冬越えをしますので、何もしなくても暖かくなる頃にはまた芽を出すでしょう。鉢植えの場合は夏の暑い時期はエアコンを使う涼しい部屋に避難させるようにしましょう。
【花の色】 白・薄ピンク
【注意】
スズランは虫がつきにくく病気にも強いのですが、それは毒を持ち合わせているからです。手入れするときは手袋をすることを忘れず、また小さなお子様やペットのいる家庭では手の届かないところに置くなどの注意が必要です。
11.ブルーデージー
ブルーデージー暑すぎず寒すぎない過ごしやすい季節である春や秋に開花します。ブルーデージーと聞くと鮮やかな青い花をイメージするでしょう。一般的には青色の花が咲くブルーデージーですが、中には紫やピンク、白い花を咲かせる品種もあります。常緑多年草なので、毎年花を楽しめる品種ではありますが、夏の強い日差しや冬の霜には弱いので、都度室内に避難させるなどの対策を取ると安心でしょう。
【花の色】 青・紫・ピンク・白
12.ムスカリ
つぶつぶとした青い小花がブドウのように連なったムスカリ。鮮やかな色の花がお庭の良い差し色になること間違いなし!芝生に植えてもグングン育つほど場所を選ばないムスカリは、グランドカバーとしても多く植えられています。夏の日差しや冬の寒さにも強く、初心者さんでも育てやすいお花のです。特別なお世話も必要なく、放っておいても広がっていきます。
【花の色】 青・ピンク・紫・白・黄色
13.セージ
セージはハーブの仲間で料理に使われることもあることから聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?種類にもよりますが、抗菌・抗ウィルス作用があると言われていたり、浄化作用、心の鎮静作用があるとも言われています。丈夫なので、特別な手入れをしなくとも毎年花を咲かせてくれます。
【花の色】 青・紫・ピンク・赤・白
14.ランタナ
紫陽花が小さくなったようなお花の形をしたランタナ。ランタナは「七変化」とも呼ばれ、花の形も色も徐々に変化していきます。そのため開花時期はいつ見ても新鮮さがあって楽しむことができますよ。ランタナも育てやすい品種で増えやすく、多年草であるため切り戻しをするなどして冬の寒い時期さえ上手に越させることができれば毎年花を楽しむことができますよ。
【花の色】 ピンク・白・赤 オレンジ・黄色
15.ベロニカ
花壇で見かけることの多いベロニカ。品種によって開花時期は違いますが、たくさんの花が咲くので、花期を長く楽しむことができます。丈夫で成長も早く、放っておいても自然と増えていきます。そのためグランドカバーとしても用いることができます。グランドカバーとして生やせば雑草防止にもなりますよ。
【花の色】 青・ピンク・紫・白
16.ローズマリー
その名を耳にすることも多いローズマリーは、ハーブの一種で料理にも多く扱われます。種類にもよりますが、丈夫な上に多年草なので毎年お花を楽しむことができます。さらには挿し木で簡単に増やすこともできますよ。サシェにして香りを楽しんだり、ドライフラワーにして飾って楽しむのもおすすめです。
【花の色】 青・ピンク・白・紫
17.クラスペディア
ポンポンのようなコロンとしたフォルムが可愛いクラスペディア。こまめに手入れしたりする必要もなく病気にもなりにくいため、初心者さんでも簡単に育てることができます。多年草なので毎年お花を楽しむこともできますよ。どんなお花とも相性が良く、花束やドライフラワーに差し色として使用するのもGOOD◎
【花の色】 黄色
18.デルフィニウム
空に向かって立ち上るお花デルフィニウム。まっすぐに伸びた茎を中心にたくさんのお花を咲かせます。可憐でありながらお庭でのその存在感は抜群です。暑さに弱いので、夏の暑い時期は涼しい室内に移動させて保管すれば多年草として毎年お花を咲かせることができますよ。
【花の色】 紫・ピンク・白・青
19.プリムラ
プリムラも寄せ植えや花壇でよく使われることの多い品種です。カラフルで色鮮やかなプリムラは、見ているだけで元気がもらえそうなのでお家の庭に植えておきたい品種ですね。多年草ですが、暑さに弱いので夏の暑い時期は室内に移動させるなどの対処が必要です。
【花の色】 赤・ピンク・黄色・白・紫など
ほったらかしにしておいても毎年お花を咲かせてくれる品種もたくさん。開花時期も様々なので、お花の特徴をおさえて年中楽しめるようなガーデニングができると理想ですね。
最終更新日 2024年10月1日
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