手入れ不要の扱いやすいグランドカバー25選。雑草対策にもおすすめ

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幅広い世代から人気の高いガーデニング。彩り鮮やかでキレイなお庭は、ガーデニングをしている方にとって理想の光景とも言えるでしょう。しかし、ただお花を植えれば良いというわけではなく、雑草が生えたり隙間が開いてしまったり、お庭の管理はとても大変ですよね。緑で覆われたお庭作りには、手入れ不要の扱いやすいグランドカバーが便利です。今回は、雑草対策にもおすすめで管理も楽なグランドカバーについてご紹介します♪

1.グランドカバーってなに?

「グランドカバー」とはその名の通り、背丈が低く地面に這うような形で育つ植物を使って地面を覆うこと。足元に彩りを添えて緑の床を演出させる庭作りのひとつです。グランドカバーに使う植物はグランドカバープランツとも呼ばれ、花・ハーブ・多年草・芝生などさまざまな種類があります。植える種類によって香りや彩りを楽しんだり、お花の絨毯を作ったり、お好みの演出が可能です。お庭のスペースが広くても狭くても自分好みにアレンジして楽しめるので、やりがいや達成感もありますよ。

2.グランドカバーのメリット

雑草が生えにくくなり、お手入れが楽になる

お庭が土だけの状態になっていると、雑草も生えやすくお手入れが大変。雑草は成長が早く、抜いても抜いても生えてくるので対応が面倒です。そんな場所にはグランドカバーを植えることで雑草が生えるスペースが減り、お手入れや管理が楽になりますよ。グランドカバーの密度を高めればその分隙間が少なくなるため、雑草の種が飛んできても成長しにくく、雑草が増えにくくなる環境を作ることができます。また、グランドカバーは芝生や決まった季節に花を咲かせる植物とは違い、お手入れの必要がほとんどいりません。一年中緑色が楽しめる種類のものは、定期的に水やりさえすれば植えっぱなしの状態でもOKです。

暑さ対策、乾燥対策になる

グランドカバーをしておくと、コンクリートやアスファルトの地面で起こる太陽の照り返しを防ぐことができます。また、植物ならではの見た目の涼しさも暑さ対策には大きなポイントです。グランドカバーをしている状態と何もしていないそのままの状態と比べると、温度に約5度も差が出るとも言われています。さらに、植物は地面に張った根から水分と養分を取り込んで成長していきますが、吸収した水分を葉の表面から排出し体温や水分量を調節する“蒸散”という働きがあります。この蒸散が起こる過程で水分が気体へと変わるときに周囲の熱を奪い、気温を下げてくれるということから、暑さ対策にも効果的です。地面を植物で覆っていることでそのままの状態よりも地表が乾きにくくなり、乾燥対策にもなりますよ。

泥がはねたり砂埃が飛ぶのを抑えられる

お庭が土だけの状態になっていると、雨が降ったら雨水と混ざって泥になり、歩くたびに泥はねで汚れが飛び散ります。乾燥しているときは砂埃が風で舞い上がることも。近くや庭の真上に洗濯物を干したりする場合は特に気になるでしょう。そんな場所をグランドカバーで覆うことで雨や風による影響を受けにくくなり、泥や砂埃が飛ぶのを抑えることができますよ。

見栄えが良くなる

グランドカバーをして飛躍的に変わるのは、お庭の景観です。土や砂利がむき出しになっていたり、雑草だらけの庭はなんだか殺伐とした雰囲気になってしまいますよね…。傾斜地などでは雨が降ったら土が流れたり、植物の根が露出してしまうことも。でもグランドカバーをすることで土の流出を防ぐことができます。庭一面がいろとりどりのお花や緑の絨毯のコントラストになると、見ているだけで幸せな気持ちにもなれますよ。植物を植えるのが難しいような隙間には、レンガや飛び石を敷くのもおすすめです。

3.グランドカバーに使う植物の選び方

「雑草対策がしたい」→ほふく性の性質を持っていて生育旺盛な植物を選ぶ

雑草対策を重視したいなら、地面をしっかりと覆うように育ち、根が土の中に密集しながら伸びて広がって生えるものを選びましょう。地面に広がりながら土の栄養分をぐんぐん吸収するので、雑草が生えるのを防いでくれますよ。中には、雑草を駆逐してしまうほどの強い繁殖力を持っているものもあります。

「日当たりが悪い」→日光が少なくても育ちやすい植物を選ぶ

じめっとした場所への植え付けを考えているなら、耐陰性が高いものを選びましょう。日当たりの悪い場所や日陰でも育つものなら、場所を選ばずグランドカバーに使用できます。

「早めに対処したい」「キレイを保ちたい」→成長スピードが早い植物や常緑性の植物を選ぶ

早く地面を覆いたいなら、成長スピードの早いものを選びましょう。植えてからぐんぐんと成長してくれるものは、グランドカバーにもピッタリ。一年中安定して緑色の葉っぱをつける「常緑性」の植物を選べば、季節問わず緑一面の庭をキープできるため、芝生のような見た目になるのが強みです。

「人通りの多い場所に植えたい」→耐性の高い植物を選ぶ

人がよく通る場所やレンガの間などに植える場合は、多少踏まれても耐えられるような丈夫なものを選びましょう。耐性が弱いものは通路脇などの人があまり通らない場所に植えるのがおすすめです。

さまざまな効果が期待できる植物を選ぶ

グランドカバープランツにはミントやハーブなどをはじめ、リラックス効果、リフレッシュ効果、虫除け効果が期待できる強い性質を持ったものもあります。お庭の景観作りだけでなく、香りを生かしてサシェやポプリを作ってみたり、お茶や料理のアレンジにも使用できます。他にもダニ・ノミ・アリ・蚊・ハエ・ゴキブリなどの害虫の虫除け剤としてお部屋に置いたり、さまざまな方法で活用することができますよ。ミントは繁殖力が高いものが多いので、レンガなどで仕切って他の植物に影響が出ないように管理しながら植えましょう。

4.グランドカバーの植え方・作り方

グランドカバーを作る前にお庭の特徴や植えたい植物の特性を押さえておきましょう。植え付けたい場所の広さや、他の植物との兼ね合いも考慮することが大切です。植物は種類によって成長の仕方が大きく異なります。

  • 縦にどんどん伸びるもの
  • 横に広がっていくもの
  • 一年中緑色が楽しめるもの
  • 季節によって花が咲くもの
  • 枯れている時期があるもの
  • 一度植えたら数年楽しめるもの
  • 一年で枯れてしまうもの

植物には本当にたくさんの種類があります。お庭全体の理想のバランスもイメージして、成長するスピードや繁殖方法など植物の特性もしっかりと考慮しながら選びましょう。

グランドカバーの作り方

①生えている雑草を抜き、石などを取り除く

土の中に雑草の根が残らないように注意しながら、グランドカバーを作りたい場所の雑草を抜いたり、石やゴミを取り除きます。地面が硬い場合は20〜30センチほどの深さまで耕しておき、土を柔らかくしておくのがポイントです。

②土に肥料や堆肥を撒いて混ぜる

グランドカバープランツを植える場所の土に肥料や堆肥を撒いて混ぜていきます。元々の土があまり植物を植えるのに適していない場合は、害虫や病気のリスクを抑えるためにも新しく草花用の培養土を用意するのがおすすめです。20〜30センチほどの深さまでの土を入れ替えましょう。堆肥にはすぐに植えられるものから、2週間ほど馴染ませる時間が必要なものなどさまざまな種類があります。

③グランドカバープランツの苗を植える

苗をビニールポットから出し、苗の表面の土と地面の高さが揃うようにして植えていきます。苗の下葉が枯れている場合は取り除いてから植えてくださいね。広さがあり、複数の苗を植えるときは成長具合や広がり具合をイメージし、ある程度間隔を開けて植えていくのがポイントです。植物の成長する力は想像以上に早く、グランドカバープランツのほとんどが生育旺盛です。最初のうちは「隙間を開けすぎてしまったかな?」と思うくらい間隔が開いていても意外と大丈夫ですよ。

④水をたっぷりあげる

ブランドカバープランツの苗を植え終わったら、たっぷりの水を与えましょう。周りの土が色が変わるくらいまでしっかりとあげるのがポイントです。その後は時々様子を見ながら、根が張ってくるまで定期的に水をあげましょう。根づいてくれば基本的に水やり不要です。何日も雨が降らなかったり、真夏などの日照りが続いて暑い時期は気温がそこまで高くない早朝や夕方に水をあげてくださいね。

⑤2週間ほど経ったら肥料を追加する

グランドカバーの成長を早めるために、苗を植え付けてから2週間ほど経過したら液体肥料を与えましょう。ある程度成長したら、品種によってはほったらかしにしても大丈夫です。

グランドカバーをせずにできるおすすめの雑草対策方法

防草シート→砂利を敷く

砂利ベースのお庭で雑草が生えにくい環境を整えるのに、砂利の下に防草シートを敷く方法があります。風で運ばれてきた雑草の種が付着することを完全に防ぐことはできませんが、もしも生えてきたら根が地面に張る前に取り除いてしまえばOK。これだけでも庭の管理がグンと楽になりますよ。

ウッドチップやバークチップなどで覆う

「お庭が土がむき出しの状態になっているけれどグランドカバーをするのは面倒…」という方には、ウッドチップやバークチップ、バーク堆肥などで土の場所を覆う方法がおすすめです。雑草対策だけでなく、土表面の乾燥を防いだり、地面の温度変化の差を小さく抑える、見た目が良くなるなどたくさんのメリットがあります。生えている雑草をあらかじめ抜いてから作業してくださいね。

レンガなどの資材を敷く

お花がまばらに生えていたり、お庭全体のバランスにまとまりがないと感じるときは、レンガや枕木を敷いて足場を作ってみましょう。雑草対策はもちろん、見た目のアクセントにもなります。動線が出来て人が入りやすくなるので、お庭のお手入れもしやすくなりますよ。適度にグランドカバープランツを取り入れるとさらにGOOD♪

5.グランドカバーのお手入れ方法

せっかくグランドカバーを作るなら、キレイな状態を長く保ちたいもの。好き放題伸び切ってしまったり、枯れてしまってはもったいないですよね。グランドカバーを少しでも長持ちさせるためのお手入れ方法を解説します。

水や肥料は適切なタイミングで与える

地植えしたグランドカバーは地面から水分を吸い上げるため、雨が降った後は水やりをする必要がありません。
何日も雨が降らなかった場合だけ水をあげましょう。植物の種類によっては水をあげるタイミングを間違えると蒸れて枯れてしまうこともあり、夏の暑い時期には特に注意が必要です。朝方や夕方の涼しい時間帯に水やりをすると良いですよ。グランドカバーに使われる植物は繁殖力が強いものが多いため、基本的に肥料も必要ありません。しかし、刈り込みの後や寒い冬を越えたときなど植物が弱っているタイミングで肥料を与えると、生き生きとして新しい芽を芽吹かせてくれます。

定期的に刈り込みや剪定をする

グランドカバーに使われる植物は繁殖力が強く、他の植物や雑草を枯らしてしまうこともあります。どんどん範囲が広がって、気づいたら入って欲しくない場所にまで枝が伸びていたということも。予想以上のスピードで広がって増えすぎてしまった場合は、定期的に刈り込んだり剪定をして整えるのがおすすめです。成長を続けていくと株が古くなるため、ツルが伸びすぎて真ん中の部分がスカスカになってしまう現象が起こり、見栄えが悪くなってしまいますよ。一度切り戻して中心に若く元気な芽を出させると、また楽しむことができます。

6.おすすめのグランドカバープランツ

踏みつけに強く耐性があるタイプ

クラピア(岩垂草)

日本では歴史の長いイワダレソウの品種改良。白くて丸い可愛い花を咲かせるだけでなく、雑草の発生を抑制したり夏の暑い時期には地面の温度上昇を和らげるなどの効果が期待できます。成長スピードが早く、植えてからは特にこまめな手入れも不要で管理が楽なのもメリット。耐性が高く丈夫なので、踏まれても特にダメージを受ける心配もありません。葉っぱは柔らかいので、お子さんが素足で歩いたりしても安心なのも魅力。公園などの公共施設でも取り入れられることの多い品種です。冬の時期は休眠期に入るため、茶色くなります。

タマリュウ

常緑性で、一年中鮮やかな緑色が楽しめるのが特徴。グランドカバープランツの中では耐性が高めなので、踏まれてもダメージを受けにくい品種です。耐陰性も高く日陰でも育てることができるため、植える場所を選ばないのも使いやすいポイント。お手入れの手間も少なく育てやすいです。

ハイゴケ

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和風の庭におすすめの品種。苔なので根は張らず、踏みつけにも強く耐性は高いです。多湿な環境の方が育ちやすいためしっかりと水やりが必要ですが、乾燥にも強いという特徴があります。しかし、地面に根付いていないため剥がれやすいというデメリットも。もしも剥がれた場合は元の場所に戻しておけばOKです。

ブラッククローバー(クロバツメグサ)

シロツメクサの変異種で、黒い葉っぱに緑色の縁取りが特徴の品種。シロツメクサと同じように繁殖力が強く、踏まれても枯れにくいです。ダークな色合いを生かし、お庭をシックに仕上げたい場合に活躍してくれますよ。葉が四つ葉なので縁起が良いとも言われています。

ヒメイワダレソウ

生命力が強く植えた後の手入れが不要で、踏まれても平気な耐性の高さが強みの品種。雑草の抑制効果や、カメムシの発生を抑えてくれる効果が期待できる優れものです。繁殖力が高いので、想像以上にどんどん生息範囲が広がってしまうこともありますが、グランドカバーに使いやすく人気です。

花を楽しめるタイプ

サギゴケ

「コケ」とついた名前からは想像がつかないほど可憐な花を咲かせる多年草の品種。地面に這うようにして広がり、春頃に白やピンク、紫色の花を咲かせます。乾燥に弱いため、日当たりの良い場所に植えて定期的に水やりをしてあげてくださいね。

ツルニチニチソウ

つる性で外壁や石垣などから垂らして成長させるのもおすすめの多年草の品種。白や黄色、青紫色、赤紫色のニチニチソウののような花を咲かせ、葉にはキレイな光沢があります。とても強い性質を持っていて、常緑樹や日の当たりにくい場所でのグランドカバーに用いられることが多いです。

タイリンウツボグサ

白やピンク、赤紫色の大きくて鮮やかな花が楽しめる品種。丈夫で育てやすいので、グランドカバーやお庭の彩りにも最適です。湿気に弱いため、日当たりが良く風が通りやすい場所におすすめ。

スーパーアリッサム

一年を通してキレイなお花の絨毯を楽しめる品種。生命力が強く、耐暑性や耐寒性に優れており、厳しい暑さや寒さの中でもしっかりとお花を咲かせます。背丈の高い植物と相性が良く、立体的なお庭や花壇の演出、花壇の縁取りにピッタリ。お花が咲いている期間が長いので、肥料をこまめにあげる必要があります。

リシマキア ヌンムラリア

水草としても親しまれているリシマキアの品種のひとつ。ほふく性で地面に這うように広がって育ち、湿気の多い場所を好むためジメジメしている庭でも育てやすいのが特徴です。5〜6月の初夏頃には鮮やかな黄色い花を咲かせ、寒い時期になると茶色く紅葉するので一年の中で違う雰囲気を楽しめますよ。グランドカバーで季節を感じたいという方におすすめです。

プラティア プベルラ(スターラベンダー)

5〜6月にラベンダー色や白い色の小さい星型の花が楽しめる多年草の品種。見た目の可愛さから女性を中心に人気です。高温の環境に弱いため、土がやや湿っていて風通しが良く、適度に日が当たる場所に植えるのがおすすめ。ゆっくり育つので、狭めのスペースやちょっとした隙間を埋めるのにピッタリです。

タピアン

白、紫、ピンクなどカラフルで存在感のあるお花を咲かせ、背が低いのでお庭をキレイな花のカーペットに仕上げられる品種。丈夫で病気や害虫被害にも強く、一度植えたら植えっぱなしでも問題ないため、手間があまり掛からないというメリットもあります。草が生えてきやすい場所に植えるのが特におすすめで、秋に植えると雑草よりも早く咲き広がって春の時期の雑草防止になるほど成長スピードが早いのもグランドカバーとしてピッタリの理由のひとつ。冬の時期は枯れたように茶色くなりますが、暖かくなってくるとまた花をつけ始めます。

イベリス センペルヴィレンス

アブラナ科の多年草の品種。春の時期に白くて小さい花をたくさん咲かせます。暑さや寒さに強く、割とほったらかしにしていてもOKな丈夫さもグランドカバーに向いているポイントです。

メカルドニア ゴールドダスト

耐暑性・耐雨性・耐病性・耐陰性に優れたとても丈夫な品種で、グランドカバーに最適。雑草よりも成長スピードが早く、雑草対策にも効果的です。小さくて温かみのある黄色い花が一年中咲き続け、緑色の葉とのコントラストが楽しめます。

日陰でも育ちやすいタイプ

ディコンドラ エメラルドフォールズ

湿度が高い場所や日があまり当たらない場所に植えるのにピッタリの品種。地面を這うようにして育ち、緑色の丸い葉をつけます。耐性はあまり高くないため、なるべく人が通らない場所に植えましょう。

セダム

北半球を中心とした世界各国に広く分布している多肉植物で、500種類以上もの品種があります。グランドカバーとして使える品種の他に、枝が垂れるタイプやぷっくりとした形が楽しめるものなど、同じセダムでも葉の大きさや形、花の色はさまざま。秋から冬の時期には紅葉も楽しめます。他のグランドカバープランツと比較するとゆっくりと育つため、複数の種類と合わせて植えるのもおすすめです。

アシュガ

暑さや寒さに強く丈夫で、日当たりが悪い場所でもどんどん育ちやすいシソ科の品種。地面を覆うように伸びて成長し、低い位置で葉が茂ります。成長スピードが早く、茎が広がりやすいため思っていた以上に地面が覆われてしまうことも。定期的に茎の伸び具合を調整するのがおすすめです。春になると白や紫色の小さい花をたくさん咲かせ、彩りが加わります。

香りを楽しめるハーブ系タイプ

ペニーロイヤルミント

根が放射線状に広がって育ち、6〜9月頃には小さな花を咲かせます。踏むと爽やかな香りを周辺に広げる品種です。ペニーロイヤルミントはミント系の品種の中でも生育は穏やかですが、強い繁殖力で他の植物を枯らしてしまうほどの強いパワーを持っています。

アップルミント

りんごのような爽やかな香りが魅力のミント系の品種。夏から秋にかけて白または薄いピンク色の花を咲かせます。近くの植物を枯らすほど繁殖力が高いため、植える場所に注意するか仕切りなどで区切るのがおすすめ。丈夫でグングン育つので人気があり、グランドカバーにピッタリです。

タイム

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「コモンタイム」「クリーピングタイム」「ブーケガルニ」「シルバータイム」「レイタータイム」など、種類が豊富なシソ科のハーブ系品種。日当たり、水はけ、風通しの良い場所に最適で、植えた後は水やりや肥料を与える必要はありません。立ち上がるように30cm以上の高さを上に伸びていく立性のものと、地面に這って育つほふく性のものがあります。グランドカバープランツには、ほふく性のタイプを選びましょう。一般的にタイムと呼ばれているのは「コモンタイム」のことで、肉料理の臭み消しや防虫作用、サシェとしても活用されています。

ローズマリー

青や薄紫色の花が咲き、日向でも日陰でも育てやすいハーブ系の品種。鼻を抜ける爽やかな香りが特徴です。上に伸びていくタイプのもの、垂れ下がって育つタイプのもの、地面に這って広がるタイプのものがあります。グランドカバーとしてだけでなく、お肉や魚の臭み消しやサシェとして料理やインテリアでも活用できるのも魅力です。

初心者でも育てやすいタイプ

ワイヤープランツ

その名の通り細ながくて茶色い針金のような枝(茎)に光沢のある丸くて小さい葉がついているおしゃれな見た目が特徴。生命力が強く生育旺盛なので初心者でも育てやすい観葉植物のひとつで、鉢植えや寄せ植えなどでも人気です。春から夏にかけての時期には半透明の小さくて可愛い花が咲き、小さい鈴のような実をつけることも。人がよく通る場所でも枝の部分がとてもよく伸びるため、育て方次第でさまざまな形を楽しめますよ。寒さで葉が落ちてしまったとしても根の部分が生きていれば、冬を越えて春になり暖かくなった頃に新しい芽をまた出し始めます。

ベロニカ オックスフォードブルー

春頃に小さくて青い花をたくさん咲かせる宿根草の品種。繁殖力が強く、一度しっかりと根付けばその後はお手入れ不要で、初心者でも扱いやすいのが魅力。地面を這うように育つため、グランドカバーや花壇の前面に植えるのにピッタリです。

シバザクラ

暖かくなってくる春の時期に桜のような淡いピンク色の花を咲かせる北アメリカ東部原産の品種。他にも白や薄紫のパステルカラーなどさまざまな種類があります。茎が地面に這うように伸び広がり、高さはほんの10cm程度。あまり耐性はないため、踏まれると花や茎はダメージを受けてしまいます。日当たりが良く、人が通らないような場所に植えるのがおすすめ。シバザクラは湿気に弱いので、しっかり根付くまでは水をあげず、表面の土が乾いたら水やりをしましょう。初心者でも育てやすく、庭の隅のちょっとしたスペースやプランターで育てるのにもピッタリです。

スーパートレニア カタリーナ

耐暑性・耐雨性に優れた、ガーデニング初心者でも育てやすいおすすめの品種。雑草を生えさせないほどの繁殖力でぐんぐん育ちます。スミレのような形でピンクやブルーの優しい色合いの花を、春から晩秋にかけて長い期間楽しめます。枝が垂れるように広がるのが特徴です。


庭を覆う植物といえば芝生のイメージが強いですが、刈ったり管理が大変です。グランドカバーならこまめにお手入れする必要もなく、自分好みのお庭にアレンジ可能なので広さや環境に合わせて楽しみながら選んでみてください♡

最終更新日 2023年11月29日

    Hata
    記事を書いた人 :

    わんぱく3兄弟の育児に毎日奮闘中!
    100均、300均などのプチプラ雑貨が大好きなので
    お金を掛けずに頑張りすぎないおしゃれで楽しい暮らしを
    目指して日々試行錯誤しています★

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