作りたいものに合ったレジンを見つけよう!レジン選びのポイント

作りたいものに合ったレジンを見つけよう!レジン選びのポイント
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レジンハンドメイドが普及し、今では様々なメーカーからいろいろな種類のレジンが出ています。手に取りやすいのはコスパがいいものですが、安全性も心配。レジンは品質の良いものを選ぶのはもちろん、目的に合ったものを選ぶのも大事です。そこで今回はレジンの選び方のポイントをまとめてみました。こちらを参考に作りたいものに合ったレジンを見つけましょう。

1.硬化速度

硬化速度

使用するレジンによって、硬化速度も異なります。数をたくさんこなしたいのに、じっくりと硬化するタイプのレジンでは困りますよね。かといって薄いものを作るのに硬化速度の速いものを使用すると、レジンが熱を発し、気泡ができる原因ともなります。速ければ速い方がいいというわけでもないのです。大切なのは作りたい作品に合わせて硬化時間を調節することです。

2.粘度

粘度

粘度とは、硬化前のレジン液の粘り具合のことを指します。

粘度が高い

粘り気のあるドロッとした状態。ゆっくりと注ぐことができ、枠からもはみ出しにくいです。また盛ることができるので、ぷっくりとした作品を仕上げることができます。ミール皿を使った作品にもおすすめですよ。その分気泡も入りやすいので注意しましょう。気泡には、エンボスヒーターが便利です。

粘度が低い

粘り気のないさらさらとした状態。広がりやすいのでモールドにも自然と広がり、全体に行き渡ります。気泡が入りにくく、抜けやすいのも特徴です。平面状のものを作るのにおすすめです。

より簡単に美しく仕上げるためにも、作りたい作品に合った粘度のレジン液を使用しましょう。

3.硬度

硬度とは、硬化後のレジンの硬さを指します。
レジンには、ソフトタイプ・ハードタイプ・グミータイプの3種類があります。

ハードタイプ

ハードタイプ

一般的にレジンアクセサリーを作る際に使用されているタイプ。
硬化後はカチカチになります。

ソフトタイプ

ソフトタイプ

完全硬化後しても曲げられるほどのしなやかな仕上がり。
はさみでカットして加工することもできます。

グミータイプ

グミータイプ

名前の通りグミのような弾力のある仕上がり。フェイクスイーツなどを作るのに向いています。使用目的に合った硬度のものを選びましょう。またハードタイプのものであっても、硬度が低いと穴を開けたりヒートンを通したりする際にひび割れてしまう可能性があります。逆に硬度が高いと傷はつきにくくなりますが、穴を開けたりする作業が大変ですので注意が必要です。

4.透明度

透明度

レジン作品は、硬化後のレジンの透き通り具合も重要です。透明度が高ければ高いほど、ガラスのようなクリスタルで高級感のある仕上がりになります。レジンによっては、曇ったような仕上がりになるものや色味がかった仕上がりになるものもあります。レジンを着色するのであればさほど気にならないかもしれませんが、美しく仕上げる為には透明度にも注目しましょう。

5.固まりやすさ

固まりやすさ

レジンによって固まりやすさも違います。仕上がりがつるつるとした綺麗なものが一番ですが、ものによっては硬化後もベタつきやすく、コーティングの必要なものもあります。ヨレやシワのない作品を作り上げるためにも固まりやすさは重要です。

6.匂い

匂い

ものによって匂いも異なります。無臭のものからツンとした匂いのするものまでいろいろあり、匂いの感じ方も個々で異なります。ハンドメイドを楽しむためにも、体調に支障がないご自分に合ったものを見つけることも大切です。

7.経年劣化(変色)

経年劣化

レジンは樹脂なので、月日がたつにつれ黄変しやすいです。使用するレジンによっても黄変のしやすさは異なります。せっかくの作品、長く楽しみたいですよね。販売するならもちろん品質の良いものを作りたいですよね。経年劣化(黄変)しないよう改良されているものもありますので、事前に口コミ等をよく調べておくことも必要です。

8.安全性

一番大切なのは、使用する上での安全性。UVレジンは化学物質です。メーカーによって配合や品質も異なります。レジンを安全に使用するためにも、安すぎるものは避け、品質安全表記がきちんとなされているような有名メーカーのものを選ぶのが無難です。


レジン選びは、いろいろな観点から比較することが大切です。どこを重視するのかも大切ですが、作りたい作品に合わせてレジンを使い分けることも大事ですね。

最終更新日 2024年8月14日

    azusa
    記事を書いた人 :

    保育士。
    3人の子の育児、仕事と主婦業の両立に奮闘しながら
    合間をぬって気の向くままにハンドメイドを楽しんでいます。
    小さな子を持つママの目線で、知りたいこと気になることを
    記事にしていきたいと思います。

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