飽きない鍋の作り方。ご当地鍋やおすすめの具材。変わり種も?!

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冬の食卓に欠かせないメニューといえば鍋。作るのも簡単で、野菜もたっぷり食べれるのが魅力♡家族や仲間と囲めば寒い日でもほっこり温まりますよね。でも毎週のように鍋をしていると具材がマンネリ化してくるのが悩みの種。そこで今回は、飽きない鍋の作り方を紹介します。鍋つゆがなくても作れるご当地鍋レシピや鍋におすすめの具材を定番から変わり種までまとめてみましたので挑戦してみて下さいね。

1.みんな大好き!すき焼きの関東と関西の違い

鍋の中でも抜群に人気の高いすき焼き。同じすき焼きでも関東と関西では作り方が違っていて、味も変わってきます。両方楽しめると、食卓にバリエーションが広がります。

①関東のすきやき

関東のすき焼きは、先に割りしたをいれて煮たてた鍋に肉や野菜を入れて煮ます。一般的な鍋と同じ要領で作るので、以前は「牛鍋」と呼ばれていました。割りしたにお肉や野菜の出汁が出て混ざり、いろんな旨味が凝縮された味わいになります。

②関西のすきやき

一方で、関西のすき焼きは割りしたを使わず、あらかじめ牛肉を焼いてから調味料を入れ、野菜を入れて煮立てます。お肉を先に焼くことで肉の旨味が出て、それをベースに味を調えていくのでジューシーな味わいになります。

2.エリア別★ご当地お鍋

冬の定番、鍋。鍋と言えど、地域ごとにご当地鍋があるのを知っていますか?地域の特産物等を利用して作るいわば郷土料理。ここでは、そのご当地鍋について地域ごとに紹介していきます。

北海道のお鍋

石狩鍋

北海道の郷土料理。生鮭をそのまま入れる具沢山が特徴の満足度の高い鍋です。

だしベース:味噌
代表的な具材:生鮭、いくら、椎茸、キャベツ、人参、豆腐、海鮮素材

かにすき

贅沢したい!と思ったら、かにすき。昆布だしにカニのエキスが滲み出て、シメの雑炊も美味しいこと間違いなし。

だしベース:あっさり昆布だし
代表的な具材:かに、キノコ類、白菜、水菜

東北のお鍋

きりたんぽ鍋

秋田の名物、きりたんぽ鍋は、きりたんぽにだしの味がどれだけ滲みるかが美味しく作るコツです。

だしベース:鶏ガラスープ+しょうゆ
代表的な具材:きりたんぽ、鶏もも肉、ごぼう、まいたけ、ねぎ

せんべい汁

青森の素朴な味わいが魅力のせんべい汁。実は南部せんべいさえ手に入れば家庭でも十分に作れます。

だしベース:昆布+しょうゆ、みりん
代表的な具材: 南部せんべい(せんべい汁用)、ごぼう、にんじん、キノコ類、
ねぎ、鶏もも肉

関東のお鍋

ほうとう鍋

山梨県の名物、ほうとう鍋。麺にだしが絡んでとても美味しいし温まります。

だしベース:味噌
代表的な具材:ほうとう、なめこ、ねぎ、白菜、にんじん

ねぎま鍋(東京)

ねぎとマグロを使った江戸の郷土料理。お酒にもぴったりなシンプルな味わいのお鍋です。

だしベース:醤油+酒+みりん
代表的な具材:ねぎ、マグロ、きのこ

名古屋のお鍋

赤から鍋

名古屋のローカル鍋といえば、赤からですよね。辛さに応じた鍋つゆも発売されるほどの人気です。

だしベース:赤味噌+唐辛子
代表的な具材:にら、ねぎ、白菜、豆腐、豚バラ肉、鶏もも肉

関西のお鍋

湯豆腐(京都)

熱々のお豆腐を食べると、体が温まって、美容にも健康にもいいので、体調を崩しがちな冬にぴったり。

だしベース:昆布
代表的な具材:豆腐
タレ:土佐醤油
お好みで、薬味をつけながら食べるのもおすすめです。

てっちり(大阪)

フグをメインとした贅沢な鍋。素材の旨味を生かしたあっさりとした味わいです。

だしベース:昆布
代表的な具材:フグ、ねぎ、白菜、人参、豆腐、きのこ
タレ:ポン酢

広島のお鍋

牡蠣鍋

冬の広島名物といえば牡蠣。フワフワとした食感が幸福感に満たされる、少し大人の鍋。

だしベース:合わせ味噌
代表的な具材:牡蠣、ねぎ、えのき、白菜

レモン鍋

塩レモン鍋が人気になり、すっかり鍋のレパートリーとして定着していますよね。直接スライスレモンを入れることで、より爽やかな味わいになります。

だしベース:白だしor鰹だし+昆布
代表的な具材:スライスレモン、白菜、白ネギ、しゃぶしゃぶ用豚肉

福岡のお鍋

もつ鍋

牛や豚のホルモンを煮込んだもつ鍋は、ホルモンのクセを消して味わえるのでホルモン初心者におすすめ。

だしベース:醤油
代表的な具材:もつ、にら、唐辛子、ニンニク、豆腐、油揚げ

水炊き

福岡に行ったら一度は食べてみたい、水炊き。有名店の味が鍋つゆになって発売されたりと、今では家庭でも楽しめるようになりました。鶏がらスープと鶏肉で出汁を取れば、ご家庭でも簡単に作ることができます。

だしベース:鶏ガラスープの素
代表的な具材:鶏胸肉(またはもも肉)、白菜、にんじん、ねぎ、えのき、春菊

3.お鍋の定番!人気の具材

牛肉

鍋といえばこれ。王道の主役として、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど「今日は贅沢するぞ」という時に欠かせません。牛独特のジューシーな旨味が最高!

豚肉

豚しゃぶ鍋やキムチ鍋によく使われるイメージ。どんな鍋にも合う万能なお肉。白菜と豚バラを巻いた鍋も流行りましたね。

鶏肉

和洋中どんな鍋にも合う、しかもヘルシーで安価な最強の具材。いい出汁も出るので、しめの雑炊やうどんが美味しくなります。

白菜

鍋で野菜といえば白菜です。シャキシャキ感が残る状態で食べるか、クタクタになるまで煮るかで美味しさが変わってくる味わい深い野菜です。普段は消費に困ることもあるのに、お鍋に入れたら一瞬で大量消費!

春菊、水菜

少し苦味のある、春菊、水菜は和風の鍋のだしにとても良く合います。

ねぎ

くたくたに煮たネギは、鍋の出汁が染みて絶品!

もやし

シャキッとした食感が美味しいもやしは、煮れば煮るほど味が染み込み二度美味しい。ヘルシーなのも魅力♡

キノコ類

エノキ、しいたけ、舞茸など、キノコ類は必ず入れるという人は多いと思います。だしに香りが引き立つ、鍋の名脇役です。

春雨、マロニー類

つるんとした食感が子どもにも大人気。どんな時も食べやすく、箸休めにもピッタリ。

肉だんご、つみれ類

鶏だんご鍋や、イワシなどのつみれ鍋など、定番中の定番です。作るのも簡単で、子どもにも人気。

白身魚、貝類

お肉ばかりだと、だんだん飽きてしまいがち。そんな時は、白身魚や貝を煮た海鮮鍋がおすすめ。栄養価も高く、お年寄りまで楽しめます。

豆腐

のどごしのいいお豆腐も箸休めにはピッタリ。胃腸にも優しいです。

油揚げ

じゅわっとした味わいが美味しい油揚げ。そのまま食べても美味しいけれど、卵やおもちを入れて煮るのもおすすめです。

4.おすすめの変り種具材

焼き鳥

くしに刺しただけで、見た目にも映える鍋になるし、何より具材にボリュームが増します。野菜とも一緒に食べられて、いつもと違ったパーティ気分になれますよ。

湯葉

寄せ鍋など、純和風の鍋に入れると、グレードが上がったように感じられるので、おすすめです。

トマト

切らずに丸ごと入れて煮込むのが美味しく食べるコツです。和風だしの鍋に入れても良く合うので、意外と鍋の種類を選びません。

ソーセージ

トマト鍋やカレー鍋など、洋風の鍋ととても相性のいい具材です。

餃子

意外と人気の高い餃子鍋。ぷるんとした食感の水餃子を入れると、ビール好きなお父さんにも、お子様にも喜ばれること間違いなしです。

カマンベールチーズ、モッツァレラチーズ

丸ごと鍋に入れると、とろけてだしに馴染んで美味しくなります。周りの具材と絡めても食べられます。

ブロッコリー

トマト鍋やカレー鍋、味噌ベースの鍋におすすめです。煮込むと色も鮮やかになるので、茶色くなりがちな具材選びのアクセントになります。

パスタ

シメ、というと雑炊やうどん、ラーメンを思い浮かびますが、パスタを茹でずにそのままだしに入れると、スープパスタが出来上がります。トマト鍋におすすめですが、和風だし鍋に入れて和風パスタにもなります。


「え、これが美味しいの?」という新しい具材を発見するのも鍋を食べる楽しみの一つです。ご当地お鍋はスーパーで買える食材で作れてしまうものも多いのでぜひチャレンジしてみてください。

最終更新日 2024年6月29日

    P子
    記事を書いた人 :

    東海地域を中心にライターとして活動しています。
    可愛いものには目がありません。
    ハンドメイド記事を通して、普段の生活がパッと明るくなるようなものにしていきたいです。

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