最近、流行の兆しを見せているストリングアートは、作っている時も完成した作品を飾る時もおうち時間を豊かにしてくれます。おしゃれなインテリアが一つあるだけで部屋の雰囲気も変わりますよね。でも、ハンドメイド初心者には難しいと思われがち。今回はそんなストリングアートを、100均で揃う材料で簡単に作る方法をご紹介します。
1.必要な材料
- コルクボード または 板(図案に合ったもの)
- 糸(毛糸、刺繍糸などでOK)
- 釘(頭の部分が小さいものが理想)
- 金槌
- 図面(下記参照)
- マスキングテープ
- はさみ
図面選びのポイント
- 土台に収まる大きさで図面を用意しましょう。
- 図面はなんでもO Kです。自分で好きな絵柄を描いてもいいですし、ストリングアート用の図案がネット上にたくさんありますので、そちらから印刷してもOK。
- ハートや星など簡単なデザインのものなら図面がなくても釘がさせますので、この工程は省いてしまっても良いです。
- ストリングアートは図面の枠に沿って釘を刺していくので、枠が取りやすい図案がオススメです。
糸の選び方
糸もお好みのものでOKですが、図案の細かいものには細い糸がオススメです。
2.コルクボードに図面を固定する
コルクボードの上に図面を配置します。置くだけでも良いですが、釘を打つときにずれてしまいがちなので、マスキングテープを使って固定しましょう。
3.線に沿って釘を打つ
位置が決まったら釘をデザインの枠に沿って打ち込んでいきます。釘が簡単に倒れない程度に打ち込みましょう。(釘の長さにもよりますが、あまり深く打ち込んで釘の出ている部分が短くなると、糸がかけづらくなりますのでそちらも注意しましょう。)
綺麗に仕上げるコツ
- 釘の間隔は等間隔になるようにしましょう。(1.5cm程度がおすすめです。)
- 釘を打ち込む時は、まっすぐに打ち込むよう心がけましょう。斜めになっていたりすると、糸がうまくかからなかったりします。
- 打ち込んだ釘の高さが同じになるようにしましょう。
より細やかなデザインを再現する方法
文字など、細かな曲線を表現したい部分は、釘と釘の間隔を狭く打つと糸をかけた時に綺麗になります。
4.図面を剥がす
打ち終えたら、下絵をそっと剥がします。剥がすときに、図面がビリビリに破れてしまいますが、これは使い捨てなので気にせずに剥がしましょう。釘が倒れたりずれたりしないことを一番に気をつけましょう。
5.釘に糸をひっかけていく
- 始点となる釘に糸端を結びつけます。途中でほどけてしまわないよう、しっかりと結んでおきましょう。この時、結んだ糸先は巻き終わりの糸ともう一度結ぶので、少し長めに残しておきましょう。
- 次の釘に糸を引っ掛け、糸で模様を描いていきます。クロス型にしたり、ランダムにしたり、枠だけ取ったり・・・引っ掛けるデザインはお好みで結構です。全ての釘に糸がかかるよう、自由に糸を張っていきましょう。
- ボリュームを出したいところには、何度も同じ釘に引っ掛けるようにします。糸を引く力加減は、均等になるようにしましょう。緩すぎると糸がたるんでしまいますし、強すぎると釘がずれてデザインが崩れてしまいます。
- デザインに奥行きを出したい時は、一度目に引っ掛ける糸は釘の下の方に、二度目に引っ掛ける糸は釘の上の方に、と引っ掛ける位置を少しずらすようにしましょう。
糸の掛け方
糸の掛け方にもいろいろな種類があります。糸の掛け方によっても仕上がりが変わります。
- 釘に巻き付けず、引っかける程度に糸を引く方法。
- 初めの釘に右回りに糸をかけたら、次は左回り、次は右回り→左回り・・・と交互に糸をかけて線にしていく方法。
- すべて同じ方向(右回りなら右回り)から糸を引っ掛けていく方法。
6.仕上げ
一通り糸を引っ掛けたら、始点の釘に戻って一度巻き付け、巻き始めの糸と結びます。余分な糸をカットしたらストリングアートの完成です。
7.作り方動画
糸の掛け方や縁取りをするかしないか、糸の色は単色か複数色かによっても、仕上がりが大きく変わります。複数色使用する場合は、釘に引っかける糸の位置を色ごとに調節すると立体的な仕上がりになりますよ。壁にかけたり、思い思いの場所に飾って楽しんでくださいね。
最終更新日 2024年8月29日
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