家事を担う主婦にとって、キッチンはいわば【自分の城】のようなもの。料理だけでなく、片付けや名もなき家事までやる事はたくさんあり、一日の中でキッチンに立っている時間は意外と多いはず。そんな場所だからこそ、テンションが上がるようなおしゃれな空間にしたいですね。今回は、料理がしたくなるキッチン作り・賃貸でもできる便利で簡単な収納のアイデアとコツをご紹介します。
1.見えない場所だからこそ!一目で見える化
パントリー収納
扉があったり死角にあったりして、ついつい「見えないからいいや」と適当に物を放り込んでしまいがちなパントリー。食品や消耗品のストックが把握出来なくなり、余分に買いすぎてしまったり足りないのに気付かず切らしてから慌てるということも。
100円均一などで売っているボックスとラベルシールを使って簡単にざっくりとカテゴリー分けしておくだけで、一目で見える化する事が出来ます。細かく分ければ分けるほどボックスも場所も手間も増えてしまうので、しょう油、ソース、マヨネーズ…など、きっちりと分ける必要はありません。【調味料】【粉類】【麺類】【乾物】のように大まかでも充分です。収納するボックスは透明の物や格子状の物を使うと中身が把握しやすくなります。同じ種類で揃えると統一感が出てスッキリ見えますよ。
ボックスのサイズをパントリーの棚の幅とピッタリな物を選べば、デッドスペースも無くなり有効活用する事が出来ます。手の届きにくい高い場所の棚は、このような取っ手付きのボックスが取り出しやすいのでオススメです。これなら買ってきた物も行き場がすぐに分かりやすくて片付けも簡単。家族が多くいろんな人がパントリーを開ける事があるご家庭も、こうしておくだけで誰でも目的の物をすぐに探せるので「あれはどこにある?」といちいち聞かれる事も無く、ストレスフリーです。ラベルシールだけでなくイラストや写真も一緒に貼っておくと小さいお子さんでも分かりやすく、お手伝いの意欲が湧くかもしれません。
2.粉類、調味料も入れ替えて時短&おしゃれに
袋のまま保管しがちな小麦粉やパン粉などの粉類。使う度に毎回袋から取り出すとこぼれたり周りが汚れたり、袋の口に粉が付着して汚くなったりするので手間が掛かって面倒ですよね。頻繁に使うものこそ、扱いやすく便利に使えるように工夫すると毎日の料理もさらに楽しくなります。そこでおすすめなのがセリアのコンパクトストッカーです。
広口、小口の2つの出し口があるので出したい量に合わせて使い分けられます。片手で簡単に開閉出来るので、調理中に手が汚れていて片手しか使えない時などにとても便利です。
サイズはS・M・Lの3種類。スタッキング可能です。蓋がしっかりと閉まるので万が一冷蔵庫などの中で倒れてもこぼれる心配もありません。見えるところにラベルシールを貼れば中身が一目瞭然。粉類だけでなく、顆粒のコンソメや鶏がらスープ、ごま、ねぎ、フレーク状の韓国のり、乾燥わかめなど使い方は無限大です。
便利で時短、そして見た目もオシャレ。料理がいつも以上に楽しくなりそうですね。
3.立てて省スペースが鉄則
フライパンや鍋のふた
大きくて場所を取りがちな調理器具。重ねると下の方にある物を出す時に手間が掛かり面倒ですよね。フライパンラックやフライパンスタンドなど専用の商品もありますが、沢山収納出来る大きい物が多いので、もっと手軽に必要な分だけ片付けられるアイデアです。
オススメは、100円均一やニトリ、無印良品等で売っているファイルボックス。デザインもシンプルで価格もリーズナブルな物が多いです。ファイルボックスにフライパンをINするだけ!使いたい時は片手でサッとスムーズに取り出す事が出来ます。ファイルボックスは汚れたら取り出して洗うことも出来るので衛生的にも安心。また、ファイルボックスはフライパンだけでなく大皿収納にもオススメです。
調理器具を観音開きの扉に収納している場合は、無印良品のポリプロピレン収納ラックやアクリル仕切り棚を使って空間を上手く使うと取り出しやすく片付けもしやすいです。
パントリーの収納や調味料の保管方法、調理器具の置き方を少し工夫するだけでついつい料理がしたくなるような素敵な空間になると思います。無理せず頑張りすぎない収納方法でご自分のライフスタイルに合ったやり方をぜひ試してみて下さいね。
最終更新日 2024年8月9日
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