おでんの大根には栄養がない?万能で使い勝手のいい大根の栄養と豆知識

一年を通してスーパーなどで見かける大根。味が淡白なので色々な料理に使いやすく、万能で使い勝手が良いですよね。煮込むと味が染み込んでとっても美味しいので、おでんの好きな具材ランキングでは必ず上位に入るほど人気です♡水分が大半なので栄養があまり無いと思われがちですが、実は大根は栄養満点!今回は大根の栄養と豆知識をご紹介します★

1.旬の時期

大根の旬は一般的に冬の時期(10月下旬〜3月頃)と言われています。この時期の大根は冬の厳しい寒さの中で育っているので、寒さに耐えることで甘みと旨みがギュッと凝縮されているので美味しくなるそうです。また、大根は一年中流通していますが、春大根(4〜6月)・夏大根(7〜9月)・秋冬大根(10〜3月)といったそれぞれ季節に合わせた品種が栽培されています。春大根と夏大根は辛味が強めで体のほてりを鎮める効果があり、秋冬大根は甘味が強いという特徴があります。

2.栄養と効能

大根は昔からよく食べられていて、栄養豊富なことから『食べる万能薬』として重宝されていました。葉の部分は緑黄色野菜、根の部分は淡色野菜に分類され、一つで二つの種類の野菜を楽しむことが出来ます。特に葉と茎の部分はビタミンCが根の部分と比べて5倍の量が含まれているほど栄養の宝庫!葉・茎・根まで余すことなく丸ごと食べて下さいね。

栄養

  • ビタミンC
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • ジアスターゼ
  • リグニン
  • オキシターゼ
  • カルシウム
  • カロテン
  • 葉酸
  • ビタミンA
  • ビタミンE
  • ミネラル など

効能

  • 美肌効果
  • 免疫効果
  • 消化促進
  • 整腸作用
  • 骨粗鬆症予防
  • 貧血予防
  • 高血圧予防
  • 胃もたれ、二日酔い予防
  • 抗酸化作用
  • 便秘解消
  • 生活習慣病予防
  • 殺菌作用
  • ガン抑制効果
  • 冷え性緩和
  • 肩こり、腰痛緩和
  • 血液をサラサラにする
  • 喉の炎症を鎮め、咳や痰を取り除く など

3.種類

大根はたくさんの種類が栽培されています。

  • 青首大根・・・主流になっていて普段よく見掛ける品種。甘みがありみずみずしい。
  • 聖護院大根(京都)・・・丸型できめが細かく柔らかい
  • 桜島大根(鹿児島)・・・世界一大きい大根でギネス記録にもなっている。10〜20kgほどの重さがある。
  • 守口大根(愛知)・・・直径は1〜2cmで、長いものは2メートル以上もあり細長い形が特徴の品種。

他にも白首大根や三浦大根、ラディッシュ、レディーサラダなど色やサイズに特徴がある品種が色々ありますよ。

4.食べ頃と見分け方

  • 葉が鮮やかな緑色でハリのあるもの
  • 皮はキメが細かくツヤのあるもの
  • ヒゲ根が少なく、跡がまっすぐ並んでいて、穴が小さいもの
  • 重量感のあるもの(水分をたくさん含んでいて新鮮な証拠です)
  • 根本の部分が黒ずんでいないもの
  • ヒビが入っていないもの
  • 先端部分が丸いもの など

茎の切り口に“す”が入っていると、大根自体にも“す”が入っている可能性があります。“す”は空気穴の役目をするもので、養分や水分の不足が原因で出来ると言われています。収穫してから時間が経過していても出来るので、“す”が入っているものは出来るだけ避けましょう。

5.保存方法

大根は95%が水分なので乾燥しないように新聞紙かラップで包んで冷蔵庫の野菜室に立てて保管するのが理想です。保存の適温は5℃前後なので、寒い時期は風が直接当たらない屋外でも一週間くらいはOKです。水分が蒸発するのを防ぐため、葉は最初にカットしましょう。葉の部分は硬めに茹でてから水気を切り、冷凍保存すると日持ちします。

一本がなかなか食べきれない時は、天日干しして切り干し大根にするとうま味や栄養価がアップするだけでなく、日持ちもするのでおすすめです。大根は冷凍保存も可能なので、使いやすい大きさに切ってから冷凍すると便利ですよ。また、あまり知られていませんが大根おろしも冷凍することが出来ます。ザルに入れて軽く水気を切ってから冷凍しておけば、使いたい時にサッと取り出して乗せるだけなのでわざわざすりおろす手間が省けて楽ですね。

6.切り方

大根は縦方向に繊維が入っていて、繊維に対して平行に切るとシャキシャキした食感になり、垂直に切ると柔らかい食感になります。料理や食べ方に合わせて切り方を工夫してみて下さいね。

  • 角切り・・・煮物、スープ、カクテキ、和え物など
  • 千切り・・・サラダなど
  • 短冊切り・・・バーニャカウダ、炒め物、汁物など
  • いちょう切り・・・汁物、煮物、漬物など
  • 輪切り・・・おでん、煮物、ソテーなど

7.大根と相性の良い食材

  1. ブリや豚バラ肉などの脂の多いもの

    大根は淡白な味のため、食材のうま味を吸収したり魚や肉のクセを消してくれます。脂の多い食材と一緒に調理することでそれぞれの良さを引き出してくれますよ。

  2. 豆腐や鶏肉、魚などのタンパク質

    大根に含まれているカリウムとタンパク質の組み合わせで高血圧の予防や肌荒れ解消などの相乗効果が期待出来ます。大根サラダに蒸し鶏をプラスするなどの簡単な工夫で効率良く栄養を摂取しましょう♡

  3. 納豆

    大根に含まれている消化酵素のジアスターゼ(アミラーゼ)と納豆に豊富に含まれているカリウムの相乗効果でガン予防やむくみの改善が期待できます。

大根おろしにはビタミンCが多く含まれているので豚肉などのビタミンB1の含まれている食材を合わせると、免疫力向上や疲労回復に効果的です。

8.大根の豆知識

  1. 大根は部位によって味が全然違う!
    大根は捨てる部分がほとんど無く丸ごと楽しめる野菜ですが、部位によって味が全然違うので料理に合わせて使い分けるのがおすすめです。
    【上部分】
    葉に近い上部分は最もみずみずしく甘いので、サラダや酢の物などの生食向き。また、辛くない大根おろしが好みの方はこの部分を使って大根おろしを作ると良いですよ。大根おろしを作る時は皮ごとすりおろすと手間も掛からず栄養を効率よく摂取出来るのでおすすめです♩

    【真ん中部分】
    甘さと辛味のバランスが良く、型崩れしにくく味が染み込みやすいので長く煮込むおでんやブリ大根などの煮物や大根ステーキなどの大根が主役になるような料理に適しています。

    【下部分〜先端】
    水分量が少なく辛みが強いのでお味噌汁や漬物、薬味の大根おろしなどにするのがおすすめです。パリッとしている部分なので煮崩れしにくく、煮物にも向いています。

    【葉の部分】
    葉の部分は捨ててしまいがちですが大根の中でも一番栄養素が詰まっている部分なので、細かく刻んでごま油で炒めてから鰹節と出汁醤油で味付けしてご飯のお供にしたり、炒め煮にしたりするのがおすすめ。シャキシャキとした食感も楽しめます。

  2. 大根のアクと苦味を簡単に取る裏技
    大根の独特な苦味やアクを取るには、下茹でする時に大根と一緒にティーバッグにスプーン一杯ほどのお米を入れるか、米の研ぎ汁かぬかを加えるだけ!簡単に出来るので大根を調理する際にはぜひ試してみて下さい♡
  3. 大根おろしはすりおろすスピードで辛さが変わる!?
    大根をすりおろす時に出る『グルコシノレート』と酵素の『ミロシナーゼ』が結びつくことで大根おろしの辛味の元となるのですが、大根を素早くすりおろすと繊維が激しく壊れてさらに成分が結びつきやすくなり辛みが増します。ゆっくり優しくすりおろした場合は『グルコシノレート』と『ミロシナーゼ』の結びつきも緩やかになるので大根おろし自体の辛味も出にくくなるそうですよ。

    また、大根おろしはすりおろしてから時間が経つにつれてどんどんビタミンCが減少していきます。せっかくの栄養素を守るために、大根をすりおろしてからすぐに少量の酢かレモン汁を加えることでビタミンCが減るのを防げますよ。


大根は主役にもなり脇役にもなる使い勝手の良い栄養満点の野菜です。和洋中どんなジャンルの料理にも合うので色々なアレンジで楽しんでみて下さいね。

    Hata
    記事を書いた人 :

    わんぱく3兄弟の育児に毎日奮闘中!
    100均、300均などのプチプラ雑貨が大好きなので
    お金を掛けずに頑張りすぎないおしゃれで楽しい暮らしを
    目指して日々試行錯誤しています★

  • コメント: 0

関連記事

  1. 水にさらすのはNG?辛味をとるにはレンジ?玉ねぎの栄養と豆知識

  2. 糖質やカロリーが低いのでダイエットにも☆さつまいもの栄養と豆知識

  3. 【鍋のおすすめ具材】定番から変わり種まで☆飽きない鍋の作り方

  4. ボタン一つで簡単炊飯器レシピ♡ご飯を炊くだけじゃない!使いこなし術

  5. あっさりにもこってりにもなんでも合う♪ナスを使った簡単レシピ集

  6. ダイエットにもおすすめの食材☆種類豊富なきのこの栄養・豆知識

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。