去年からのハーバリウムブームの中で、様々なタイプのものが登場しています。その中でも2層で作るバイカラーのハーバリウムは、その美しさから人気が高く、作ってみたい方も多いです。今回は手に入りやすい材料とちょっとしたテクニックでできるバイカラーに色をるけるハーバリウムの作り方をご紹介します。
1.2層のハーバリウムを作る材料
- 精製水
- 食用色素(着色料)またはインキカートリッジ
- 瓶
- 花材
- ハーバリウムオイル
- 必ず精製水を使う
- ハーバリウムを作る前に
ハーバリウムは瓶の中に雑菌が入らないことが大事なので、必ず精製水を使用しましょう。精製水はドラッグストアやネット通販で手に入れることができます。今回ではインキカートリッジを使った着色と、食用色素(着色料)を使った方法の二つをご紹介します。手に入りやすい方で行なってみてください。
ハーバリウムを作る前に、まずは瓶の中を清潔にしましょう。中に汚れがあるとカビの原因になるので、煮沸消毒します。きれいにした後はボトルを十分に乾燥させてください。
2.着色の仕方
インキカートリッジを使った方法
- 精製水を注ぐ
まず、精製水を二層に分けたい水位のところまで注ぎます。 - インクを垂らす
インキカートリッジから一滴ずつインクを垂らしていきます。時々混ぜて色の濃さを見ながら、好みの色になるまで入れていきます。
食用色素を使った方法
- 精製水を注ぐ
インキカートリッジの時と同じく、精製水を二層に分けたい水位のところまで注ぎます。
- 食用色素を溶かす
食用色素を少しずつ入れて溶かしていきます。竹串や長いスプーンなど、細長い瓶の底に届くものがおすすめです。
これで精製水の層が完成しました。インキカートリッジを使った方法と、食用色素を使った方法の二つの方法をご紹介しました。どちらの方法でも下の精製水と上のオイルが二層にきれいに分かれることが必須なので
オイル→花材の順番で入れていきましょう。
3.オイルを注ぐ
精製水の層が出来たら、オイルを静かに注ぎます。下の精製水の層と上のオイルの層で色が分離したら成功です。
4.花材を入れる
静かに花材を入れていきます。ピンク色にはピンク系の花材のように、下の精製水の色に合わせて花材の種類を決めると統一感が出ます。後は気泡がなくなるのを待ってから、しっかりと蓋を閉めれば完成です。
5.仕上げ
最後に、お好みのリボン等で瓶を飾ったら完成です。バイカラーと聞くと、難しそうな印象を受けますが、身近な材料で作れてしまうので、美しい作品を皆さんもぜひ作ってみてください。
最終更新日 2024年9月11日
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