暖かくなってくるとやりたくなるのがガーデニング。お家周りにもお花の色を添えるだけで、オシャレで華やかになりますよね。お花のある暮らしは見るだけでもなんだか明るい気分になれちゃうから不思議。でも一見植えるだけの簡単そうに見えるガーデニングも、これからガーデニングを始める方にとっては何をどうしたらいいのか分からないこともたくさん出てきます。今回は、ガーデニングの基本・簡単なガーデニングの始め方を紹介します。
1.道具を揃える
まずは必要な道具を揃えましょう。
大体のものは100均でも揃えられます。初心者さんはまずはこちらで揃えてみるのも良いでしょう。使っていくうちに自分に必要なものや合ったものも分かってくると思います。
2.場所を決める
花壇を作る場所、プランターを置く場所を決めます。重要なのは日当たりと風通し。日当たりが悪いと植物が十分に育ちませんし、風通しが悪いと病気になりやすいです。
3.土台作り
花壇を作る(地植え)場合
庭に花壇を作る場合、小さいスペースであれば、深さを10cm以上掘り起こして市販の土を入れるだけで土台の完成です。しかし、広い花壇を作る場合は土づくりが必要となります。
- 花壇のスペースを決め、枠を作ります。枠を作らない場合でも、花壇のスペースが分かるようビニール紐などで囲っておくと良いでしょう。
- 土を作ります。掘り起こしてふるいにかけ、小石や草を取り除きます。石灰を混ぜて弱酸性にした後、腐葉土や堆肥を混ぜて土の状態を整えていきます。手間のかかる作業ですがとても重要な工程です。
プランターで栽培する場合
- プランターの穴を塞ぐように鉢底ネットを敷きます。
- プランターの底から2~3cmほど鉢底石を敷きます。
- プランターいっぱいに培養土を入れます。上面を1cm程残す感じでたっぷりと入れましょう。
4.種まき
種まき
直まき
床まき
「好光性」と「嫌光性」
- 好光性・・・発芽するのに日光を必要とします。土は掘らず、土の上に種を置いて薄っすら土を被せます。
- 嫌光性・・・発芽するのに日光は必要なく、暗い場所で発芽します。穴を開けて種をまき、しっかりと土で覆います。
まき方の種類
- 点まき ・・・指などで穴をあけて種をまく方法
- すじまき・・・割りばしなどで等間隔に浅い溝を作って種をまく方法
- バラまき・・・種をパラパラとばらまいていく方法
種をまいたら、水を切らさないようこまめに水やりをします。じょうろなどで注ぐと土や種が流れ出てしまうので霧吹きを使って水やりをしましょう。
間引き
発芽してしばらくしたら一番丈夫そうな芽を残して間引きしていきます。間引きしないと、目が混み合って栄養も十分に行き渡らず、生育不良を起こします。通気性も悪くなるので、病気や害虫被害にも合いやすくなります。密集しているところは、他の苗を傷つけないようピンセットなどを使って間引くと良いでしょう。日当たりや風通しが良くなるよう様子を見ながら間引いて下さいね。
5.苗植え
ポットと同じぐらいの大きさの穴を掘り、そこに入れて土を固めます。苗は基本的にポットから出したらそのままの状態で移植しますが、根がぎっしりと詰まっているものは根詰まりを起こすので軽くほぐしてから植えましょう。いくつかの苗を並べて植える場合は詰めすぎず、苗と苗の間に隙間ができないようしっかりと土を入れて下さい。苗から育てる場合は、買ってきたら早めに植え替えてあげましょう。
6.水やり
苗を植えたらたっぷりとお水をあげます。プランターの場合は、下から水が溢れてくるぐらいにたっぷりと水をあげましょう。水やりはガーデニングで最も重要です。雨の日以外は毎日水やりをしましょう。また、暑い日は土が乾燥しがちなので朝晩2回水をあげましょう。
少し難しく感じるかもしれませんが、やってみるとそうでもありません。自分で育てた花が開花した時、とっても嬉しい気分になれますよ。苗を植えた後は、水やりだけでなく日々のお手入れも忘れないで下さいね。
最終更新日 2024年9月20日
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