玄関に飾っても、お部屋の壁に飾っても周りがパッと明るくなるリース。自分で作るとなると難しそうに感じますが、要領とコツを掴めば初心者さんでも簡単に作れますよ。今回は簡単可愛いフラワーリースの作り方をご紹介します。お花以外の材料は100均で揃えることができます。今回は春に咲くミモザを使って作りますが、もちろんミモザ以外の生花を使ってもOKです。
1.3月8日はミモザの日
3月8日は「国際女性デー」ですが、イタリアでは「festa della donna(女性の日)」と呼ばれ、男性が日頃の感謝の気持ちを込めて女性にミモザを贈る日(ミモザの日)とされています。ちょうど春が訪れる2月の終わり頃から開花をはじめるミモザ。冬の厳しい寒さから解放され少しずつ暖かくなってきた頃に、まるで春の訪れを告げるかのように咲くので「幸せの黄色い花」とも言われています。ミモザは春の贈り物にぴったりなお花ですね♡
2.必要な材料
- ミモザ(鮮度のいいもの) 別のお花を使う場合は、葉物も用意しましょう。
- はさみ
- リース台
- 麻ひも または ワイヤー(#28くらいの細いもの)
※木の実をくくりつけたい場合はワイヤーを使うのがおすすめです。 - グルーガン(あれば)
- 木の実(お好みで)
※ミモザ以外の材料は100均で購入できます。
3.適当な長さにカットする
まずはお花や葉物を飾りやすい長さ(7~8cmほど)にカットしていきます。リースに広がりを持たせたい時は少し長めにカットしておくといいですよ。カットした根本の部分は扱いやすいように葉っぱを取っておきましょう。
※傷んでいる葉などは、この段階で取り除きます。
4.リース台に括りつけていく
※リース台にフック(引っ掛ける輪っか)が付いていない場合は、先に麻ひもでフックを作って取りつけておきましょう。
- 麻ひも(ワイヤー)をリース台に3~4回巻き付けて縛ります(ワイヤーはねじればOK)。麻ひも(ワイヤー)はカットしないでそのまま使用していきます。
- カットしたお花を3~4本まとめてバランスを整え、リース台に添わせるように置いて根本を麻ひも(ワイヤー)で巻き付けます。☆ポイント
- 根元をリース台の隙間に挟んでから巻き付けると抜けにくくなりますよ。
- 初心者さんは先にお花を束ねて結んでおくとリース台に付ける作業が楽になりますよ。
- 別のお花を3~4本まとめて、先に括りつけたお花の根元を隠すように置き、同様にリース台に巻き付けていきます。
- これを繰り返して好きなところまで(もしくは一周)リース台を埋めていきます。花を括り付ける位置を上や下にずらしながら、リース台を隠していきましょう。お花の先端は同じ方を向くように揃えていくと仕上がりが綺麗ですよ。☆ポイント
- お花だけで埋めても華やかに仕上がりますが、ユーカリなどの葉物をプラスするだけでナチュラルな仕上がりになります。
- グリーンベースで作りたい場合は、先に葉物を巻き付けます。葉物でベースを埋めてから、バランスを見ながらお花を足して下さいね。
- 木の実を使う場合はあとからつけるのがおすすめ!松ぼっくりなどはかさの間にワイヤーを巻いて括りつけてもいいですし、グルーガンで貼るとしっかり固定されて安心です。
5.仕上げ
お花を巻き付けたら巻き始めと同じように麻ひもを3~4周巻き付けて結び、カットします。この時麻ひもが表から見えないように調整しましょう。全体のバランスを見ながらお花の向きを整えます。隙間があれば、お花を差し込んだり、グルーガンで貼り付けたりして埋めましょう。数日乾燥させたら完成です。
お花が完全に乾燥する前に飾ってしまうと葉や花が垂れ下がってしまいます。出来上がったらしばらくは乾燥させましょう。
6.アレンジリース
あえてリース台を見せ、よりナチュラルに・・・
「リース」と聞くと、お花がリング状にあしらわれたものをイメージしやすいですが、何も全体にお花をつける必要はありません。敢えて土台を見せればよりナチュラルな印象に仕上がりますし、使うお花も少なく済みますよ。
あいた部分にレースやリネン、リボンなどを巻き付けると優しい印象になります。ただ吊るすことを考えると、どちらか傾いてしまったりするのでフックは使わず土台ごと引っ掛けるなど注意が必要です。
子どもも作れる♡『簡単貼り付けリース』
お子さんがリースを作る場合、巻き付けるというのはなかなか難しいと思います。それなら貼り付ければ簡単!リース台に葉っぱを貼り付けたら、あとは自由にお花や木の実を貼り付けるだけでOK。不器用さんでも簡単にリース作りが楽しめますよ。
生花でなくとも造花を使ってもOK!旬のお花を使って作れば季節感も出ますよ。
最終更新日 2024年10月26日
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