幼稚園や保育園では、万が一に備えて定期的に防災訓練が行われます。園によっては防災頭巾が必要なところもあります。防災頭巾は椅子に引っ掛けておいていつでもさっと取り出せるようにしておくのですが、小さなお子さんは汚してしまいがちなのでカバーが必要なケースもあります。カバーも様式や入れ口の指定があったりと様々。今回は、【幼稚園・保育園】園児用の座布団式・封筒型の防災頭巾カバーの作り方を紹介します。
1.必要な材料
(完成サイズ 27×35×マチ3)
※今回は30×25の防災頭巾用をkr横にして入れます。
- 布
- 平ゴム
- マジックテープ
- ミシン
- ミシン糸
- アイロン
- アイロン台
- はさみ
- 定規
- チャコペン
2.表布を繋ぐ
- 全ての布の端をジグザグ縫いでほつれ留めします。
- 上部の表布に下部の表布1枚を中表になるように重ねます。
- 37cmの辺を縫い代1cmで縫い合わせます。ミシンに目盛りがない時は、縫い代線を引いておくといいですよ。
※縫い始めと縫い終わりは返し縫いを忘れないようにしましょう。 - 上部の表布の反対側にもう一枚の下部の表布を重ねて同じように縫います。
- 縫い目の縫い代を開いてアイロンで割ります。
☆レースアレンジ☆
表布下部のフタ側の生地の境目にレースやリボンをつけると可愛さUP!
3.表布と裏布を縫い合わせる
- 表布と裏布を中表に重ね、横長になるように置きます。
- 両サイドを縫い代1cmで縫い合わせます。
4.表布と裏布をそれぞれ二つ折りにして縫う
- フタになる部分を測ります。表布が大きい方の端から8cm(縫い代込み)のところに線を引き、畳んでアイロンでしつけます。
- もう一方の端が中心になるように置き、縫い目が①でしつけたラインと重なるように置きます。
- フタ部分をよけながら、上下の端を縫い代1cmで縫い合わせます。裏布の片方に返し口(7cm程度)を残しておいて下さい。
- フタ部分のサイドを縫って、角を三角に切り落とします。縫い目をカットしないように気を付けましょう。
5.マチを作ってゴムを取り付ける
- 四隅にマチを作ります。わを下にした状態で生地の端に縦1cm、横2cmの四角を書きます。
- 線に沿ってカットします。
- 角を開くようにして、縦の辺と横の辺を合わせてマチ針で留めます。この時表布側には平ゴムの端を挟みます。生地より5mm程度はみ出すようにして挟みましょう。
- 生地の端を縫い代5mmで縫い合わせます。
6.表に返して返し口を縫う
- 返し口から優しく生地を引き出して、表に返します。フタ部分もしっかり引き出して下さい。
- 返し口を整えて、ミシンで閉じます。
7.仕上げ
- 裏布を表布の中に入れ、マチ部分は定規の角などを使って整えてたら、口にステッチをかけていきます。フタ側・内側ともに端から5mmのところにステッチをかけます。
- マジックテープを付けたら完成です。
ワッペンやリボン等でアレンジ自在。椅子にかけたままサッと引き出すことができるのも嬉しいですね。
最終更新日 2024年9月30日
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