花束をもらうような機会もあると思いますが、生花は楽しめる期間が短いのがネック。贈り手の気持ちがギュッと詰まった大切なお花は、ドライフラワーにしてみませんか?長く思い出を楽しむことができますよ。ガーランドにして壁に飾れば、お家の中のちょっと寂しい空間もぐっと華やかに…。暮らしの中にお花があると、お部屋の雰囲気だけでなく心も明るくなるでしょう。今回はフラワーガーランドの簡単な作り方を紹介します。
1.生花をドライフラワーにするには?
「貰った花束を長く楽しみたい」ならドライにするのがおすすめ!分かってはいても「ドライフラワーってどうやって作るの?」という疑問が浮かぶ方もいるでしょう。実は初心者さんでもとっても簡単にドライフラワーを作ることができるんです。
ドライフラワーの作り方
ポイント
- 事前にドライフラワーにできる品種かどうか確認しておきましょう。
- お花が新鮮なうちに吊るしましょう。「少しは生花を楽しみたい」と思われるかもしれませんが、お花が開き切る前に乾燥させることで一番きれいな状態を保つことができます。「ちょっと早いかな?」ぐらいのところでドライにしましょう。(お花が完全に開くと花びらが反ったり、乾燥させている間に変色しまうことがあります。)
- お花屋さんや花瓶で水に浸かっていた部分は、腐ったりカビてしまう可能性があるので思い切ってカットしましょう。
2.必要な材料
- ドライフラワーまたはプリザーブドフラワー
- 麻ひも(ラフィアでも可)
- ハサミ
3.お花を束にする
ガーランドにぶら下げる小さな束をいくつか作っていきます。メインになるお花を中心にして花材を合わせ、根本になる部分を麻ひもで束ねます。結んだ麻ひもは長めに残しておきましょう。作りたいガーランドの長さにもよりますが、5束ほど用意します。束が作れたら余分な茎をハサミでカットします。この時結び目からカットした部分までの長さがどれもだいたい同じになるようにしましょう。
おしゃれに作るコツ
- 一緒に束ねる花材は全て同じ長さで揃えるのではなく、長短をつけて束のバランスを整えましょう。グリーン系の花材を長めに残すと良いですよ。
- 全部同じ束にするのではなく、色味や花材を変えたりしていろんな束を作ると繋げた時にメリハリがつきます。
4.麻ひもに繋げる
麻ひもに繋げる前に、束の並びを決めていきます。
束の並びが決まったら、ベースとなる麻ひもに繋げましょう。
5.仕上げ
壁に飾り、束と束とのバランスが均等になるよう整えたら完成です。
6.ガーランドにおすすめの花材
ミニバラ
花束でメインの花として使われます。ピンク色は可愛らしさと華やかさが両立していて、他の花と合わせやすくもあります。
ラベンダー
香りが人気のラベンダー。ドライフラワーでも色が鮮やかにでるのでミニバラと同じく花束のメインとしておすすめです。
マルガリータ
丸く可愛らしいフォルムが印象的なマルガリータ・グランデは白が一般的ですが、ナチュラルピンクも人気です。
カスミソウ
細い茎に小花がポンポンとついて華奢で可愛らしい印象のカスミソウ。メインにどんな花をもってきても合わせやすく、少し寂しく感じる束に添えるだけでぐっと華やかになりますよ。
他にも・・・
アジサイ、テールリード、千日草、ミモザ、スターチス、ケイトウ、クラスペディア、アンティークチョーク、コットンフラワー、ユーカリ など
7.もっとおしゃれに魅せるコツ
別の素材をプラス
タグや布、リネンなど、花以外の飾りをアクセントにすると、おしゃれ度がアップします。麻ひもで巻き付けた部分にレースを結ぶとフェミニンな印象になりますよ♡
花束の間にアンティーク雑貨やかごを挟んでもGOOD◎
薄い紙や麻シートを巻く
薄い紙や麻シートなどで束を巻くと、よりナチュラルでかわいらしい花束が出来上がります。
クリップを使う
出来上がった束を木製クリップで挟んでも可愛い印象になります。季節に応じて花束も取り替えやすいですよ。
縦に飾る
束にせず縦につなげると、カーテンのようになってインパクトが強くなります。でも細い線が華奢で可愛く主張しすぎないのも魅力。ワイヤーに葉っぱを通したり、巻き付けるようにして繋げるだけなので簡単。木の実も楽に入れられます。窓枠に飾ってもいいですね。
葉っぱを繋げる
ワイヤーや糸で葉っぱを繋げるとグリーンが映えて爽やかな印象になり、間にくっつけたお花の色も映えます。
使うお花や飾り方一つで印象が変わるガーランド。組み合わせ方が難しく感じる初心者さんは、まずベースの色を決めて色を多用しないように心がけると失敗しませんよ。
最終更新日 2024年7月31日
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