【2024おすすめ冷蔵庫】一人暮らしからファミリー向けまで徹底比較！

くらし

2021.09.24 / 最終更新日：2024.03.08

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生活していく上で欠かせない「冷蔵庫」。一人暮らし向けからファミリー向けまで大きさもいろいろありますが、デザインや機能も様々。男性も喜びそうなスタイリッシュなデザインや主婦の悩みを解決すべくして開発された新設計も続々登場しています。決して安い買い物ではないので、失敗することのないようしっかりと下調べをして選びたいですね。今回は、2024年おすすめの冷蔵庫を徹底比較してまとめてみました。

1.冷蔵庫選びのポイント
2.事前にチェックしておきたいこと
3.容量別おすすめ冷蔵庫

1.冷蔵庫選びのポイント

①容量

基本的に冷蔵庫は家族の人数に合わせて選ぶと言われており、一般的な定格内容積の目安は

家族の人数×70L＋常備品100L＋予備７０L

で計算すると良いとされています。しかし同じ人数の家族でも各家庭によって年齢や生活スタイルも様々。買い物に行く頻度や購入品など人によってもまばらです。そのため人数のみならず、生活スタイルにも目を向けて選ぶといいでしょう。一週間分の食品をまとめ買いするのであれば、一週間分の食料が入るだけの容量が必要になってきます。逆にこまめに買い物に行くのであれば、2～3日分の食料が入れば十分とも言えます。また、購入品の傾向によっても選び方が変わってきます。冷凍商品を多用したり、まとめ買いして冷凍保存することが多いのであれば、冷凍室の容量も重要視すると良いでしょう。

○大きめサイズがおすすめ！

毎日自炊をしている
お弁当を日常的に作る
家で食事を取る人数・機会が多い
料理が趣味または副業等のライフワークにしている
常備菜などの作り置きをする
食材のまとめ買いをする
防虫対策で米や粉類、調味料、スパイス等を冷蔵庫内で保管したい
電気代を抑えたい
機能が充実した冷蔵庫が欲しい
食品に限らず冷蔵推奨の溶液や粉末等を家で保管するためにスペースが必要である
仕事や趣味などで氷や保冷剤などを大量に用意しておく必要がある
魚を釣ってくる、または丸ごと買ってきて家で捌くことが多い
ジビエや一羽買いなど自宅で肉を解体したり肉塊のまま保存したりすることがある

○小さめサイズがおすすめ！

外食・デリバリー・テイクアウトが多い
毎日スーパーに行くなどこまめに食材を買う
作り置きをしない
家で食事を取る人数・機会が少ない

150L以下

外食が多く、あまり家に食材を常備しない一人暮らしの方や寝室用などサブの冷蔵庫としておすすめのサイズです。置き場所を取らないのが魅力ですが、容量はかなり小さい上に霜取り機能すら付いていないような非常に単純なつくりの製品も多いのでこまめなお手入れが必要となってきます。

150～200L

自炊をする方の一人暮らしに適した容量と言われています。冷凍室と冷蔵室が分かれた2ドアタイプのものがほとんどです。商品によってそれぞれの容量も違うので、どちらを重要視するか考えて選びましょう。

200～400L

自炊が基本の二人暮らしの家庭におすすめです。3～４ドアタイプのものも出てくるので、使い勝手も考慮しながら選びましょう。

400～500L

3～４人家族におすすめです。また、6人以上の大家族でもこまめに買い物に行く場合や自炊して食べる人数が少ない場合にはこちらの容量で十分というご家庭もあります。生活スタイルや食事の量を考慮して選びましょう。

500L以上

５人以上の家族におすすめです。たくさん入って便利ですが、本体も大きくなりがちで場所を取ります。また高性能のものが多い分、価格帯も高額です。

②レイアウトと性能

レイアウト

　２つ以上のドアがある冷蔵庫は多いですが、「真ん中野菜室」「真ん中冷凍室」という言葉もあるようにそのレイアウトも様々。そのため自分のスタイルに合わせたレイアウトを選ぶのも重要です。一番下の引き出しはかがまないと開けられないため腰にも負担がかかります。冷凍・野菜、使う頻度の高い引き出しが真ん中にくるのが理想です。

性能

冷蔵庫によって中の作りも違います。ドアポケットや天板の幅、引き出しの広さ・深さによって入れられる食材の大きさや整理の仕方が変わってきます。どこに何を入れたいのかもイメージしながら選ぶといいでしょう。また一般的な冷蔵庫には、食材がギリギリ凍らない0℃で冷却して鮮度を保つ「チルド室」がついています。このチルド室は、肉や魚介などの生鮮食品や発酵食品、練り物や乳製品の保存に適しています。しかし最近の冷蔵庫には食材が微妙に凍る程度の−3℃保存ができる「パーシャル室」を備えているものもあります。こちらは肉や魚などの生鮮食品に適しており、より鮮度が高い状態での保存が可能なため、まとめ買いすることの多いご家庭はおすすめの機能です。

またメーカーによっても独自の性能があります。狭いキッチンに嬉しい冷蔵庫の上に電子レンジが置けるような設計や野菜を長期間保存するのに優れた機能、自分のスタイルに合わせて使い方が切り替えられる機能など便利な機能もたくさんありますのでそちらもチェックしてみて下さいね。

③ドアの開き方

右開き・左開き

右開きは左側に壁があるキッチンにおすすめ、左開きは右側に壁があるキッチンにおすすめです。利き手の向きによっても使い勝手は違いますが、普段料理するときの動線によっても使いやすさが違いますのでご自身に合ったものを選びましょう。

観音開き

冷蔵庫前のスペースが狭い場合によくおすすめされるのが観音開きタイプです。二枚のドアが両側に開くので片開きの場合の半分の大きさとなり、省スペースでも開閉が可能となります。

両開き

左右のどちらからでも開けられます。冷蔵庫の置き場所や壁の位置を気にせずに使えるので引っ越した時も安心です。また冷蔵庫に向かう方向に合わせて開けられるのも魅力です。
※現在はシャープのみ。

④デザイン

最近の冷蔵庫はカラーバリエーションも豊富で、デザイン性の高いものも多いです。扉部分にガラスを使用した艶やかな「ガラストップ」と呼ばれるものもあります。ガラストップはマグネットを使って扉になにかを貼り付けることはできないので学校・園からのお便りやメモ等を貼りたい方には向きませんが、汚れが拭き取りやすく清潔さも保ちやすいというメリットがあります。他にも昭和レトロ、北欧デザインのものなどもあります。冷蔵庫はその大きさから存在感もあるので、オシャレなキッチンに仕上げたい方は冷蔵庫のデザインにもこだわりたいですね。

⑤省エネ性能

冷蔵庫は家電製品の中でも電気代がかかるものの一つなので、省エネ性能もチェックしておきたいところ。今は省エネ情報の提供が製品に義務付けられており、★マークで表記されています。(★1～5で表され、星が5つ付いていれば特に省エネ性能に優れています。)
また、容量の大きいタイプほど各メーカーの上位モデルが多く、省エネ性能にも優れている傾向があります。容量の小さい冷蔵庫より電気代が安くなるケースもあるので、確認してみましょう。

2.事前にチェックしておきたいこと

①スペースと搬入経路

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どの冷蔵庫にするか決める前に必ずチェックしておきたいのが、設置スペースと搬入経路です。容量や機能などのスペックだけで選ぶと、決めた後で部屋に入れられないということも起こります。最低限、以下の点は確認しておきましょう。

玄関や通路、部屋のドアの幅(最低本体の寸法+10cm)
階段の幅やエレベーターの大きさ
設置場所は十分か(放熱スペースも考え、少し余裕が必要)
コンセントはあるか（延長コード不可）

新規購入の時だけでなく、今より大きいサイズの冷蔵庫に買い換える場合も設置したい場所とそこまでの経路をしっかりと確認し、計測しておきましょう。

②今使っている冷蔵庫の処分法

リサイクル法で定められている通り、冷蔵庫を処分する時には購入者が処分費用を負担して決められた方法をとらなければなりません。各自治体や専門の業者に頼む方法などがありますが、買い替えのときは購入した販売店に回収をお願いするのがおすすめです。新しい冷蔵庫を購入する時にリサイクルを依頼しておけば、設置するときに古い冷蔵庫を回収してくれますのでとても便利です。サイズやメーカーで処分費用が異なる場合があるので、先に知りたい方はメーカーや型番を控えておいて購入時に聞いてみてください。

③冷蔵庫を長持ちさせるコツ

大きめの冷蔵庫は特に高額な買い物になりますし、処分するのにもお金がかかります。エコロジーの観点からも、なるべく長く使えるよう工夫したいですね。冷蔵庫を長持ちさせるコツは以下の通りです。

食品を詰めすぎない

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると、冷却効率が下がってしまいます。その結果、冷蔵庫内の温度を下げるときに必要なエネルギー消費が多くなり、負荷がかかってしまいます。負荷がかかり過ぎると冷蔵庫の寿命が短くなるため注意しましょう。
ちなみに冷凍室に関しては凍っている食品同士がお互いを冷やし合ってくれるので負荷が上がることはありません。たくさん詰めておくと省エネに繋がると言われています。

開閉の数を減らす

冷蔵庫の開け閉めを行うと、中の温度が上がります。開閉が頻繁に行われると、その度に冷気を発生させて温度を下げる必要が出て冷蔵庫にかかる負荷が増えます。冷蔵庫の開け閉めはなるべく少なくして、負荷を減らすことが大切です。

定期的に掃除する

冷蔵庫内の冷気を発生させる場所がホコリをかぶっていたり汚れてしまっていたりすると、冷気の供給がうまくいかなくなることがあります。結果、効率的に冷蔵庫の中を冷やせなくなってしまって冷蔵庫の寿命を縮めてしまうことに繋がります。冷蔵庫が冷却力を十分に発揮できるよう、掃除はこまめにするようにしましょう。

3.容量別おすすめ冷蔵庫

①150L以下

パナソニック NR-B14DW

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