レジンでアクセサリーを作ってみたい。そう思った時に必要なのがレジンを好きな形にする型(モールド)です。モールドがあれば、作りたい形をきれいに形取ることができるので、とっても便利です。封じ込める資材によっても、仕上がりの印象がぜんぜん違うのも面白いですね。今回は、おすすめのレジンモールドをまとめてみました。定番のものから少し変わったものまでいろいろありますよ。
目次
1.モールドとは
モールド=型
材料を流し込んで固めるための型のことをモールドと言います。モールドにはレジン液だけでなく、ラメやビーズなど様々なものが入れて使うこともあります。レジンはUV/LEDライトをあてて硬化させるものなので、モールドも光が届きやすいように透明か半透明のものが多いです。決して高価なものでなくても、100均のモールドで十分に綺麗なアクセサリーを作ることができますが、変わった形が欲しい場合はアマゾンや楽天の専門店サイトでチェックしてみてください。掘り出し物のモールドが見つかるかもしれません。
フレームとの違いは?
レジンを使用する時によく使うものには、フレームもあります。モールドとフレームは別もので、外枠だけで真ん中にレジンを流し込んで作るタイプはレジンフレーム(レジン枠)と言います。レジンを型取るものがモールド、フレームを土台としてレジンを流し込んで使うものがフレームです。モールドかフレームかは、作りたいものに合わせて購入してください。
2.レジン型におすすめの資材
レジンは、そのままだと透明のクリスタルで仕上がりがとてもシンプルです。色を付けることもできますが、中に封じ込めることも可能です。レジンが光を取り込むので、中に封じ込めた資材もキラキラと輝いてとても綺麗ですよ。
ドライフラワー
ナチュラルでフェミニンな印象のアクセサリーに欠かせないのがドライフラワーです。大きめのレジンモールドに封じ込めて、押し花風のペーパーウエイトを作ってもおしゃれですね。
ラメ、スパンコール
デザインシート
透明のシートに印刷されたデザインをカットして封じ込めます。使用するシートのデザインによって印象も大きく変わりますが、簡単にクオリティの高いものに仕上げることができます。テプラなどのクリアシールに名前を印刷して封じ込めることもできますよ。
チャーム
小さめのチャームを入れるとレジンの輝きが増すのでオススメ。海モチーフなら錨、空モチーフなら星など、表現したい季節感や世界観を簡単に演出できます。
白黒レース
半球型やハート型など表面がツルツルしたレジンに向いています。白レースを入れるだけで清楚な印象になったり、黒レースならグッと大人っぽいアクセサリーに仕上がります。
スライスパーツ
金太郎飴のようになったフルーツなどのモチーフを、カッターで薄くスライスして使います。簡単に可愛いパーツが作れますよ。スライスフルーツは手芸コーナーではなく、ネイルコーナーに置かれている場合もあるので、ぜひ探してみてください。最近では100均でも購入できますよ。
3.半球型
一番オーソドックスな形の半球型。アクセサリーの種類を問わず使えます。ピアスやイヤリングのカボションや指輪のパーツに手軽に取り入れることができ、中に入れる資材も選びません。初心者さんにもおすすめのモールドです。
4.球体型
球体に開いた小さな穴からレジンを流し込んで固めるものが球体型モールドです。半球型を合わせて球体を作るやり方もありますが、こちらは継ぎ目ができないので綺麗な球体が作れるのが特長です。大きめの球体でサンキャッチャーを作って窓際に飾ってもいいし、小さめの型にあえて気泡を含ませるとかわいい印象が増したアクセサリーになります。
5.長方形(柱型)
柱型の長方形はピアスにすると、揺れる姿が印象的な存在感のある仕上がりになります。シャープな形なので大人っぽい印象のペンダントにもぴったりです。ドライフラワーを長めに切って、ハーバリウム風の作品を作るのもオススメです。
6.円柱型(筒型)
縦型にキラキラとラメを入れると神秘的な仕上がりになります。こちらも長方形型と同じく、ハーバリウム風にしたりしていろいろなアイテムに使えます。
7.正方形(キューブ型)
球体型と同じく、継ぎ目ない綺麗な立方体ができるので人気です。小さい正方形はドライフラワー、ラメを入れてピアスやイヤリングにするととっても可愛いです。カラーレジンを使い、気泡を敢えて残して固めても可愛いパーツが仕上がりますよ。
8.ジュエリー型
宝石のようにつるんとした綺麗なパーツができます。本物のジュエリーのように台座をはめてリングにしてみたり、ヘアゴムの飾りにするのがオススメです。
9.鉱石型
少しゴツゴツした形が特徴の鉱石型は、高級感のあるアクセサリーを作ることができます。大粒のラメを入れたり、着色剤を使ってマーブル模様にしてみたりと、リアルな鉱石っぽい作品を作るのもおすすめです。
10.リング型
まん丸のリング型モールドは、指輪を作るのによく使われます。他にもピアスやイヤリング、ペンダントなどのフープパーツとして使用するにもちょうどいいサイズ感です。細いので、細かいラメを使ったり着色剤で色付けるなどしてアレンジしてみてください。
11.変形リング型
最近では、太さが違う型、猫耳の飾りがついた型など、バラエティあるリング型セットも売られています。アクセサリーに必要不可欠なパーツ作りから自分でできるので、完全オリジナルの作品を作ることができます。太めの変形リングは、個性的なアクセサリーを作るのにぴったりです。色をつけてグラデーションにしてみたり、60年代風のレトロなピアスを作ったりもできますよ。
12.ドロップ型
まるで本物のドロップのよう・・・。昔懐かしいレトロ感が、思わず欲しくなってしまうアイテムです。着色剤をうまく使って、本物そっくりに作れると面白そう。ペンダント、ピアス、チャームにとアイテムを選ばずに使える形です。キーホルダーなどにしてもお子さんが大喜びしそうですね。
13.他にもいろいろ☆レジン型
レジンのモールドは、年々種類も増えていて、本当に様々な形のものが作れます。
アルファベット、数字
型から出すのやバリ取りが少し大変なのでちょっと上級者向けなモールドです。アルファベットと数字で自分のイニシャルや誕生日のチャームを作ってみても面白いですね。
パズル型
ジグソーパズルのピースのような形のレジン型もあります。一つのピースを使ってピアスやイヤリングにしてもかわいいし、上級者なら複数を組み合わせてコースターを作るのも面白いかもしれません。
動物型
ハロウィン、クリスマス関連
ジャックオーランタンの形をしたモールドなど、季節感溢れる作品作りにすごく役に立ちそうなものもあります。クリスマス系のパーツなら、糸を通してクリスマスツリーのオーナメントにもなりそうです。
スイーツ関連
レジンをモールドに入れて硬化するだけで、好みのアイテムが作れちゃうのは嬉しいですね。様々なアクセサリーに加工できるので、こちらを使ったパーツを組み合わせたりしてオリジナルアクセサリー作りを楽しんで下さいね。
最終更新日 2024年9月13日
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