生姜の栄養効果と豆知識。保存方法やおすすめの食べ方は?

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古くから漢方薬や風邪薬としても使われるほど健康効果の高い生姜。血の巡りを良くして代謝を高めたり、冷え性や肩こり、女性特有の悩みなどにも高い効果を発揮してくれます。また、辛味成分や香り成分が豊富なため薬用だけでなく香辛料としても人気があり、すりおろしたり刻んだりしてさまざまな料理に取り入れやすいのも人気の理由。今回は生姜の栄養効果と豆知識に加えて、保存方法やおすすめの食べ方もご紹介します!

1.旬の時期

一般的に流通している生姜は10〜11月中旬に収穫され、2ヶ月ほど貯蔵したのち一年を通して流通します。貯蔵期間が長くなるほど色味が強くなり、栄養効果も高くなると言われています。新生姜と呼ばれる早生のものはハウス栽培のものが7〜8月頃、路地栽培のものは10〜11月頃に収穫されてすぐに出荷されるため、期間限定でしか食べられない品種です。新生姜は一般的な生姜と比べるとみずみずしく、辛味がマイルドなのでビールのおつまみやお寿司のお供としても欠かせない存在です。

2.栄養と効能

生姜は「食べる万能薬」と呼ばれるほどさまざまな効能があり、健康維持や病気の予防、ダイエットにも効果的ですが、実はほとんどが水分で他の野菜のようにビタミンやミネラルなどの栄養素はあまり含まれていません。しかし、約250種類もの辛味成分や約50種類の香り成分が豊富に含まれており、たくさんの健康効果をもたらしてくれます。

栄養

・ジンゲロール
・ショウガオール
・シネオール
・ジンギベレン
・プロテアーゼ
・ガラノラクトン
・シトラール
・ビタミンB1、B2
・ビタミンC  など

効能

・頭痛や肩こりの改善
・食欲増進
・疲労回復
・胃腸の健康を保つ
・解毒作用
・消炎作用
・保湿効果
・殺菌、抗菌作用
・食中毒の予防
・血行を促進して身体を温める
・発汗作用
・咳を鎮める
・強壮作用
・免疫力アップ
・抗酸化作用
・解熱作用
・痰を出しやすくする
・生活習慣病の予防
・老化防止
・吐き気を抑える
・胃潰瘍の防止
・肝臓障害の予防
・血糖値を下げる
・血中コレステロールを下げる
・血液をサラサラにする
・肥満の防止、改善
・神経痛の緩和
・高血圧予防
・夏バテ解消
・副鼻腔炎の緩和
・消臭効果
・がんの防止や抑制
・鎮痛作用
・血のめぐりの改善
・アレルギー症状を抑える
・新陳代謝を活発にする
・排尿作用  など

3.種類

生姜は大きさや収穫時期で種類が分類されます。

根茎の大きさによる分類

大生姜

一般的に「国産生姜」と呼ばれている品種で、根茎が肥大していて茎や葉も大きく成長しており、一株1kg程度のもの。国内での生産量のうち90%を占めており、最も多いので手に入りやすく、香りや辛味がマイルドなため生姜の辛味が苦手な方でも食べやすいです。生姜の風味を楽しめる生姜焼きや煮魚、唐揚げなどの加熱料理に向いています。
主な品種…近江生姜、土佐一など

中生姜

大生姜よりも小ぶりで一株700g程度のもの。繊維が少なく、色が鮮やかなのが特徴です。刺激的な辛味と爽やかな辛味が楽しめる品種で、色味を活かしてトッピングなどにもおすすめ。
主な品種…黄金生姜、三洲生姜など
※大生姜、中生姜は「ひね生姜」とも呼ばれます。

小生姜

早生で一株300g程度の小さめのもの。肉質が黄色っぽいため、別名「黄生姜」とも呼ばれます。春先に葉が付いたまま出荷され、大きいものよりも辛味成分が多く含まれているため辛味が強く感じられるので生食や酢漬け、焼き魚に添えるはじかみにもおすすめの品種です。昔はたくさん出回っていましたが、ひとこぶが小さいことから一反あたりに収穫出来る量が少なく、近年は生産量も減っています。
主な品種…金時生姜、谷中生姜

収穫した後の状態による分類

囲い生姜(根生姜)

市場に出回っている一般的な生姜。10〜11月頃に収穫された後、土のついた状態で2ヶ月ほど貯蔵され、一年を通して出荷されています。皮は飴色でボコボコしており、繊維質で辛味があるのが特徴。薬効成分が豊富に含まれています。

新生姜

7〜8月の時期に収穫され、すぐに出荷される期間限定のもの。ハウス栽培や路地栽培にて生産されています。茎の根元が赤またはピンク色で、表面は白いです。一般的な生姜よりも繊維が柔らかく、みずみずしくてシャキシャキとした食感と、辛味が控えめで香りが爽やかなのが特徴。生食や酢漬けなどに向いています。

親生姜

栽培に使われる「種」の役割の生姜で使用されるもの。子株に栄養を吸い取られているため繊維が多くて固く、辛味が強いのが特徴。生食には不向きで加熱調理するのがおすすめです。

葉生姜

根茎が小さく、春から初夏の時期に葉をつけたままの状態で収穫・出荷されるもの。水分が多いのでみずみずしく、辛味も穏やかなのが特徴。柔らかいのでそのまま味噌をつけて食べる生食や漬け物に向いています。
主な品種…金時生姜、谷中生姜

その他

黄金生姜

品種改良で生まれたもの品種で囲い生姜よりも肉質が黄色っぽく、さまざまな健康効果のある辛味成分が多く含まれているもの。繊維質が少ないため扱いやすく、調理しても色が退色しにくいので料理の見栄えも◎

4.食べ頃と見分け方

見分けるポイント

根生姜

  • 肉厚でふっくらとした形のもの
  • 切り口が干からびていないもの
  • 鮮やかな飴色のもの
  • 固くて重みがあるもの
  • 皮に傷が無いもの
  • 表面が固く締まっていてハリ、ツヤの良いもの

新生姜

  • 表面がしっとりしていてみずみずしく、傷の無いもの
  • 肉付きが良く、皮に傷やシワが無いもの
  • 茎の付け根が赤く、表面が鮮やかな白色のもの

葉生姜

  • 白い部分がなるべく真っ直ぐなもの
  • 葉の部分が鮮やかな緑色のもの

5.保存方法

(写真は生姜氷)

生姜は乾燥や冷気に弱く、保存に適した温度は13〜15℃、湿度90%です。18℃を超えると芽が動き出したり、10℃を下回ると寒さにやられて傷む原因にあるので注意してくださいね。丸ごと保存する場合は直接冷気が当たって冷えすぎないように濡らしたキッチンペーパーで包んでから冷蔵庫の野菜室に入れましょう。

冷蔵庫は生姜にとっては寒すぎる環境なので、気温が上がる暑い時期以外は直射日光が当たらない場所で常温で保存できます。反対に寒くなる冬場は、室内の温かいところに置きましょう。カットした状態で保存するときは乾燥を防ぐために瓶や保存容器に詰めてから、生姜がひたひたに浸かるくらいの水を加えて冷蔵庫に入れるのがおすすめです。水は2〜3日おきに交換するのがポイント。新鮮な水をキープしてあげると、1ヶ月半ほど保存が可能になりますよ。

すりおろした状態で冷蔵保存するときは瓶や密閉容器などに入れ、酢を少々加えると変色を防ぎ綺麗な色が保てます。新生姜や葉生姜は生食用であまり日持ちしないため、ラップで包んでから冷蔵庫の野菜室で保存し、数日のうちに使い切ると美味しく楽しめます。酢漬けなどに加工すると長持ちしますよ。

長期保存したい場合は冷凍保存か天日干しがおすすめ。冷凍保存する場合は千切りや薄切り、みじん切りなどにするか、すりおろしてから使いやすい量に小分けにしてラップに包み、ジップ付きの保存袋か密閉容器に入れてから冷凍庫に入れましょう。使うときは解凍の必要ななく、冷凍庫から取り出してすぐに加熱すればOK。生姜は冷凍すると繊維が破壊されて品質が変わるため、丸ごと凍らせた場合は解凍せずに凍ったまますりおろすのがポイントです。冷凍すると1〜2ヶ月は保存することが出来ますよ。

天日干しで保存する場合は生姜を薄くスライスしてから、一枚ずつ並べて天日干ししてカラカラになるまで乾燥させます。香りは若干弱まりますが、乾燥させることで長期保存が可能になりますよ。ミキサーで粉々にしたり、すり潰したりしてから瓶や密閉容器に入れておくとサッと使えて便利。湿気に弱いので乾燥剤を一緒に入れたり、小分けにして保存すると安心です。

乾燥させた生姜はショウガオールという成分が含まれており、漢方薬などにも利用されるほどで生の生姜よりも身体の深部まで温めてくれる効果が期待できますよ。スープや生姜焼きなど温かい料理に使うと旨味が凝縮されるのでおすすめです♡

6.切り方

生姜はさまざまな料理に使いやすいので、メニューに合わせて切り方を工夫します。切り口が空気に触れると酸化するため、なるべく使う直前に切ったりすりおろしたりすると生姜の風味を存分に楽しめますよ。前もって用意しておく場合は、切った生姜を水にさらしておくのがおすすめです。一度に使い切れずに残っていたものを使うときは、乾燥した切り口を落としてから使用しましょう。

薄切り(スライス)

繊維の方向に沿って、1〜3mm程度のお好みの幅で切ります。

千切り

薄切りにした生姜をずらして並べ、お好みの幅で切ります。細く針状に切ると「針生姜」になります。和食や中華などにおすすめの切り方です。

みじん切り

千切りにした生姜を横向きに並べて、端から1〜3mm幅に刻みます。細かいみじん切りにしたい場合はさらに包丁の腹で叩いて刻みましょう。肉や魚の臭みを消す役割で炒め物や煮物の最初に使ったりするのに最適です。

すりおろし

おろし金に生姜を垂直に当て、真っ直ぐの方向ですりおろします。斜めにしてすりおろすと生姜の繊維が残ってしまい、食感が悪くなるのでNG。しっかり繊維を切る感じで動かすと繊維が残りにくくなりますよ。冷奴や麺類などの薬味、生姜焼きや唐揚げの下味用に最適です。

また、生姜は皮のすぐ下の部分に香り成分や辛味成分が特に多く含まれているため、しっかり洗って皮は剥かずに使うか、包丁ではなくスプーンの先を使って薄く削ぐ程度にすると、生姜の風味や栄養素を効率的に摂れますよ。傷んでいたり汚れが気になるところもスプーンで簡単に取り除くことが出来ます。

7.加熱時間

生姜は生のままでも加熱しても食べられる食材ですが、生の状態と加熱した状態では含まれる成分が変化します。生の状態で豊富に含まれているジンゲロールという成分は、加熱することで生の状態ではほとんど含まれていなかったショウガオールという成分に変わります。ジンゲロールとショウガオールでは作用が異なるため、自分が求める健康効果が期待できる食べ方をするのがおすすめです。ショウガオールは100℃以上で加熱し続けると成分が壊れてしまうため、加熱のしすぎには注意しましょう。

生姜の加熱方法はいろいろありますが、80℃を目安に蒸したり茹でたりしてじっくり加熱すると栄養効果が高まると言われています。しかし、忙しくてなかなか調理に時間を避けない方も多いでしょう。手軽に済ませたい方には電子レンジがおすすめです。耐熱容器に皮ごとすりおろした生姜とひたひたになるくらいの水を入れ、ラップをして加熱するだけ!生姜20gなら約1分でOKです。

8.相性の良い食べ物とおすすめの食べ方

刺身などの生もの

生姜には強い殺菌効果があり、食中毒の予防にも役立ちます。刺身など食中毒の可能性が高い生ものと組み合わせると効果的。口の中をサッパリさせてくれる風味なので、生臭さも緩和してくれますよ。お寿司に必ずと言って良いほどガリがセットになっているのにはそういった理由もあるんですね!

豚肉

生姜にはタンパク質を分解する働きがあり、お肉を柔らかくしてくれます。消化も助けてくれるので胃腸に負担がかかりにくいというメリットも◎

ねぎ、しそ

生姜と一緒にねぎやしそを摂ると、風邪の症状を改善してくれます。「風邪をひいてしまったかな?」と感じたら生姜とねぎを刻んでお湯を注ぎ、醤油を一滴落とした生姜湯がおすすめ。

玉ねぎ

生姜と玉ねぎを一緒に摂ると食欲増進や血行促進の効果が期待できます。また、生姜に含まれているビタミンB1の吸収も良くしてくれます。

味噌

味噌には胃腸の働きを整えて身体の内側から温めてくれる効果があります。生姜と一緒に摂ると相乗効果でさらにポカポカし、冷え性の改善にも役立ちます。

黒砂糖

黒砂糖には生姜の身体を温める作用や風邪の予防効果を高める働きがあります。一緒に摂るとさらに効果がアップ!すりおろした生姜にはちみつを加え、熱湯を注ぐだけで簡単に作れるしょうがドリンクは身体がポカポカと温まるので冷え性の改善や風邪のひき初めなどにもピッタリなのですが、実ははちみつの持っている解毒作用が生姜の効果を消してしまうというデメリットもあります。そこで、はちみつの代わりとして黒砂糖を入れると生姜の作用と黒砂糖の栄養価が合わさって、より一層高い健康効果が期待できると言われています。ペースト状にしてパンなどに乗せて食べるのもおすすめです♪

生姜は加工品も多く販売されています。独特の風味や香りが苦手な方は、食べやすく加工してあるものを選ぶと手軽に生姜を取り入れることが出来ますよ。チューブに入ったおろし生姜や、温かいドリンクなどにサッと入れやすい生姜パウダーは使い勝手も良く、常備しておくと便利です。

〈加工品一例〉
・おろし生姜
・生姜粉末
・酢漬け
・紅生姜
・漬け物
・生姜奈良漬
・甘酢ガリ
・生姜紅茶
・生姜飴
・生姜シロップ
・生姜ドレッシング
・生姜カレー
・生姜ポン酢

9.生姜の豆知識

①生姜を食べると「温かい」と感じる理由

生姜に豊富に含まれている辛味成分が、身体が温かさを感じる温感神経を刺激することで、温かい料理でなくても生姜を食べると「温かい」と感じると言われています。温感神経は舌やのどの奥などにあり刺激を感じやすいので、瞬時に脳に伝わって“身体の温度を下げなさい”という指令を出します。それによって、汗をかいたり血行を良くして身体が熱を下げようとするそうですよ。辛いものを食べたときにすごく汗をかいたり熱くなるのと同じ原理ですね。

生姜は、加熱や乾燥することで辛味成分のジンゲロールがジンゲロンに変化します。ジンゲロールは身体を冷やす作用があり、ジンゲロンは身体を温める作用があるので、身体を温めたいと思って生の生姜をたくさん食べても、手足は温かく感じますが身体の深部はどんどん冷えてしまい、逆効果なので注意が必要です!

②世界にあるさまざまな生姜の種類

生姜の歴史はとても古く、中国やインドでは紀元前から利用されており、ヨーロッパでも2000年前にはすでに伝わっていたと言われています。昔はどの国でも食用ではなく薬として利用されていましたが、現在では薬用だけではなくスパイスやハーブのひとつとして重宝されています。

生姜は温暖で適度に湿度のある気候の地域でしか栽培が難しいため、主にアジア、アフリカ、オーストラリアなどの地域で栽培されています。日本には2〜3世紀頃に中国から伝わって、奈良時代には栽培が始まりました。栽培される国の風土や気候によって生姜の風味や栄養成分が異なるため、世界にはさまざまな種類の生姜が存在するんですよ。

アジアの生姜

アジアで栽培されている生姜は、他の国と比べると辛味や香りが弱いものが多いのが特徴です。刺激が少ないので食べやすく、皮付きの生のものだけでなく乾燥させた状態のものも多く流通しています。アジアで栽培されている生姜は食材としてだけでなく漢方や薬用としても幅広く活用されており、そのひとつのやや苦味を感じる「ワイルド・ジンジャー」という品種は、咳の改善や腹痛の治療に多く用いられています。

アフリカの生姜

日本のものと比べると色が濃く、香りや辛味がとても強いのが特徴です。ジンジャーパウダーの原料として使われることもある品種が多く栽培されています。

インドの生姜

スパイスが豊富に存在するインドでは、生姜も頻繁に使われているスパイスのひとつ。インドだけでもたくさんの品種が栽培されており、見た目が茶色く香り豊かな生姜や、甘味が強い生姜、辛味がとても強い生姜などがあります。また、生姜に近い風味や香りを持っている「フォレスト・ジンジャー」や「ポンツク生姜」と呼ばれる生姜の仲間もあり、生姜の代用品として使われています。

③食べすぎると逆効果!生姜のおすすめの摂取量はどのくらい?

身体にあらゆる健康効果をもたらしてくれる生姜ですが、たくさん食べすぎると腹痛や下痢などを引き起こしたり、逆効果になってしまうことがあります。生姜の一日あたりのおすすめの摂取量は約10gで、すりおろしなら約大さじ1、スライスなら約6枚、粉末なら小さじ半分ほどです。「健康のためにたくさん食べたい!」と思うかもしれませんが、自分の体調を見ながらほど良く取り入れましょう。

「冷えは万病の元」と言われるように、身体を冷やすとあらゆる不調につながってしまうこともあります。生姜を積極的に取り入れて、毎日元気に過ごしたいですね♪

最終更新日 2024年1月10日

    Hata
    記事を書いた人 :

    わんぱく3兄弟の育児に毎日奮闘中!
    100均、300均などのプチプラ雑貨が大好きなので
    お金を掛けずに頑張りすぎないおしゃれで楽しい暮らしを
    目指して日々試行錯誤しています★

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