【子どもの習い事・学習】学習塾の基礎情報。いつから?どこで?学習塾の選び方

子どもが小学校に入学し、学年が上がるにつれ心配になってくるのが学習への理解度。授業についていけているか、苦手な科目はないか、心配になりますよね。また学習意欲が高く、中学受験をしたいなと考えるお子さんもいるかもしれません。どちらの場合も思いつくのが学習塾に通うこと。今回は、【子どもの習い事】学習塾の選び方について紹介します。学習塾の必要性やいつからどこで始めるのが良いのかなど参考にしてみて下さい。

1.学習塾とは?

学校外で教科の補習などの学習指導を受けるのが学習塾ですが、学習塾には「集団指導」と「個別指導」の2つのタイプに分けられます。さらに目的により、「補習塾」と「進学塾」にも分けられます。

人数別

集団指導

学校のように複数の生徒が一緒に授業を受けます。1クラス当たりの人数は塾やコースによっても違いますが、15人前後が一般的です。中には30人以上の大人数で行う塾もあります。複数のクラスがある大手企業の塾では、学力や目的別にクラスが編成され、クラスごとに同じカリキュラムの元で学習を進めていきます。同じような学力と目的を持った子が集まるため、互いに刺激しあえることが特徴です。

個別指導

個別指導では、1対1の完全なマンツーマンの個別指導から生徒2、3人に対して先生が1人つく形式の少人数個別指導もあります。少人数個別指導の場合、同じグループの生徒が皆同じ授業を受けるわけではありません。学習カリキュラムは個々に合ったものを用意され、各自で進めながら順番に1対1の個別指導を受けていきます。分からないことはすぐに質問でき、苦手なところを重点的に学習するなど自分のペースに合わせて勉強ができるところが利点です。

目的別

進学塾

進学塾は、中学受験対策を目的としています。受験のために組まれたカリキュラムのもと授業が進められます。宿題が多く、定期的なテストも行われ、受験勉強をリードしてくれます。また多くの塾が各学校の入試傾向などといった情報を持っており、進路相談などのサポートもしてくれるため、受験を希望するお子さんにとって強い味方となってくれるでしょう。

補習塾

補習塾は学校で行う学習のサポートが主な目的です。学校の学習要綱や進捗に沿って、予習若しくは復習を行います。塾によっては宿題が出たり、理解度確認のためのテストを行うところもあります。補習塾は学校の授業についていくのに不安があったり、中学の勉強への備えをしたい子におすすめです。

2.メリットとデメリット

目的はわりと早い段階で明確になってくるかと思いますが、集団での指導がいいのか、それとも個別での指導がいいのかは悩むところ。そこでそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

集団指導

①メリット

  • 切磋琢磨しあい競争心が芽生える
    自分と同じような学力や目的を持った仲間が集まるので、お互いに競い合うことで刺激となり、学力の向上が期待できます。ライバルの存在は大きいですね。またレベル別のクラス編成をとる塾では、上へ上へと目標を持って学習に取り組めます。
  • 校区外の仲間ができる
    他校に通う同年代の生徒が集まる塾では、学校を超えた交友関係が広がり、勉強だけでなく部活動やプライベートも含め共通の目的を持った仲間づくりができます。同じ学校に進学すればその後も交友関係は続いていくはずです。また、受験を控えている子にとっては、励ましあえる仲間がいることも大きなメリットと言えるでしょう。

②デメリット

  • 理解度に関係なく授業が進む
    定められたカリキュラムに従って授業が進められる集団指導では、生徒一人一人に合わせた学習指導が難しくなります。疑問点を残したまま授業が終わったり、ある分野を重点的に取り組みたいなど個々の理解度に応じた指導には期待が持てないでしょう。

個別指導

①メリット

  • 個々の学力や理解度に応じた指導が受けられる
    個別指導はマンツーマンに近い形で先生が指導してくれるので、苦手分野の克服や得意分野の強化など個人に合わせた学習が効率的に進められます。分からないところはすぐに気軽に質問ができるのも良い点ですね。
  • 習い事など時間の融通が利く
    コースや学年により授業のスケジュールが定められている集団指導に比べ、個別指導は先生の都合が合えば希望の日時を選択することが可能です。途中の変更も可能なところが多く、習い事や親の仕事の都合に合わせて塾に通うことができます。

②デメリット

  • 競争心が生まれにくい
    他の生徒と同じ授業を受けるわけではないので、集団指導に比べると競争心は働きにくくなります。他人を意識することも少なく、学習がマイペースになってしまうことはデメリットと言えるでしょう。

3.いつから始める?

補習目的の場合

学校の授業の補習や中学校の勉強への準備が目的の場合、5,6年生から通う子が多いです。ただ、学校の授業についていけなくなったなど学習への心配がある場合は、それより前に通塾を検討すると良いかもしれません。

受験対策目的の場合

中学受験を目的とする場合は、4年生から通い始めるパターンが一般的です。受験対策コースでは2、3月頃に新年度のカリキュラムをスタートするところが多く、そのタイミングに合わせて入塾するのが良いでしょう。

4.月謝の相場

月謝

塾の月謝の相場は地域や受講科目数などにより差はありますが下記のとおりです。
補習塾…¥8.000~¥16.000 ※おおよそ週2回の通塾、授業時間:1.5時間~2時間前後
進学塾…¥30.000~¥60.000 ※おおよそ週3回の通塾、授業時間:2時間~

進学塾では学年が上がるにつれ、価格も上昇傾向にあります。特に6年生では日数や時間が増え、その分高額になります。また長期休暇には特別講習も加わります。補習塾では、学年が上がっても月謝は変わらないところが多いです。長期休暇の特別講習は塾により実施されます。基本的に参加は任意です。どちらも大手企業の運営する学習塾より、個人経営の塾の方が割安の傾向があります。また集団指導と個別指導では、指導の手厚さや人件費などから個別指導の方が高くなる傾向があります。

入会金

¥10,000~¥30,000
塾によっては入会金がかからないところやキャンペーンで無料となるケースもあります。

教材費

¥10,000~¥80,000
教材は塾によって扱う教材も違いますし、教科数によっても大きく変わってきます。進学塾では、参考書などのテキストも多く、教材費もかさみがちです。
また個別指導の場合、学校の教材をそのまま扱うところもあり、その場合は教材費がかかりません。

年会費

¥10,000~¥30,000
こちらも塾によって有無が異なります。年会費には、維持費や光熱費などの諸費用が含まれている場合もあります。

模試代

¥10,000~¥50,000

特別講習費

¥20,000~¥80,000
模試や特別講習費に関しては、任意の場合が多いです。

5.必要なもの

筆記用具以外には特に必要なものはありません。使用するテキストは塾で用意されるのが一般的です。
 

6.どこに通う?選び方のポイント

子どもの性格

集団指導と個別指導、それぞれの特徴を踏まえ、負けず嫌いで競争心の強い子なら集団指導の塾がおすすめです。クラス分けがあるとさらに競争心が高まるでしょう。一方、内向的で自分のペースで学習を進めたい子や集中力の持続が難しい子は個別指導の方が向いているでしょう。分からないところも周りを気にすることなく先生に質問ができます。

合格実績

受験のために通塾を検討している場合は、合格実績を重視しましょう。自分の目指している学校の合格率は高いか、また難関校の合格実績が高いほど指導力の優れている傾向があります。加えて志望校別の対策や進路相談などと言ったサポート体制も整っていると安心ですね。

通いやすさ・場所

長い期間通うことになる塾は、なるべく自宅から近いところ選んだ方が負担が少なくなります。また、終了時刻が夜遅くなることも考えられます。お迎えに行くとしても、安全にお迎えを待てる環境であるか事前に確認しておくと良いでしょう。

7.親の負担は?

費用がかさむ

決して安いとは言えない塾の費用。月謝だけでなく、教材費や特別講習費などトータルで見るとかなりの費用になることがわかります。特に受験を控えた6年生の場合、年間\100.000近くになることも。塾選びを検討する際には、全て合計してどれくらいの費用が発生するか試算をして比較することも大切ですね。

塾の送迎

塾までの距離が遠ければ、もちろんそこまでの送迎も親の役目となりますし、塾が近くとも終わる時間が遅いと、心配で送迎される方もみえるでしょう。週に1日程度ならそこまでの負担にはならないかもしれませんが、特別講習の場合には毎日だったり通う頻度も高くなりますので、送迎の負担も多くなります。

8.こんな子にオススメ!

  • 学習習慣を身につけさせたい
    中学や高校への進学を考えると、小学生のうちから学習習慣を身につけておくことは大切です。中学校に入ってからでは、部活が忙しかったりして学習の時間を作ることが難しくなったりします。塾に通い苦手分野を克服して勉強の楽しさを知ることで、自ら学ぶ意欲や勉強する習慣をつけることができるでしょう。
  • 中学受験をしたい
    中学受験には小学校で学ぶことだけでなく応用力が必要で、中学受験特有の問題など家庭では対応しきれないことが大半です。親が学習計画を立て志望校に合った参考書を揃えたりするのは相当の苦労を要しますし、子どもが自ら学習を進めるのも年齢的に難しいものです。その点、各学校の試験の動向を把握してそれに沿ったカリキュラムを作成し、合格までをサポートしてくれる進学塾はお子さんや親にとっても力強い存在となります。
  • 学校の学習に不安がある
    高学年になり学校の授業が難しくなってきた、ついていけないと感じるなど、学習への不安が出てきた場合、補習として塾に通わせることで、疑問が解決できたり苦手を克服することができます。勉強が楽しいと思えれば自ら学ぶ意欲も出てきて、学力の向上にも期待がもてますね。
  • 中学入学の準備
    学ぶ量がぐんと増え、授業の進み具合も速くなる中学校。入学前から塾に通うことで、小学校で学んだ学習の土台をしっかりと形成し、中学入学への下準備ができます。ちょっとしたつまづきや苦手分野があることは、中学・高校での学習に大きな影響を与えるので、中学入学前から対策をとっておくと安心です。

学習塾選びは、小学生に限らずその先も頭を悩ます問題です。通う前にまずはなるべくたくさんの情報収集をすることをおすすめします。
 

投稿者プロフィール

Yukari
Yukari
物心ついた頃からお菓子作りやハンドメイドにはまり、
暇を見つけては手を動かして、自己満足でお家時間を満喫しています。
毎日の暮らしをちょっとおしゃれに、楽しく、無理しない♪がモットー。
中学生と小学生、一男一女の母。
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