コロナ禍で家にいる時間が増え、野菜や植物への関心も高まっています。畑を作ったり、庭いじりをしたり、中でも人気なのが多肉植物です。多肉植物はお庭がなくてお家の中で育てられ、場所も取らないのでインテリアのアクセントとしてピッタリ☆種類も人気のセダムやエケベリアにはじまり、ものすごくたくさんの種類があります。今回は、見ているだけでかわいい多肉植物の人気の種類を紹介します。
1.エケベリア
葉がまるでバラの花びらのようにロゼット状になっているため、多肉界のバラとも言われるエケベリア。なんと1000種以上の種類があり、色の種類も豊富です。春には鮮やかな色合いの花も咲かせます。割と乾いた状態でOKなのでお世話が苦手という方でも簡単に育てられますよ。
2.セダム
セダムにも500種以上あり、セダムと言っても細かい葉の集合体のようなつぶつぶしたものから葉の一枚一枚がぷっくりとした肉厚のものなど、種類によって見た目も特徴も異なります。横に広がっていくので、グランドカバーとしても用いられるものも多いです。増やし方が簡単で、放っておいてもバラまいてもどんどん根が張って広がっていきます。セダムも特別手間がかからないので、初心者さんでも簡単に育てることができます。
3.蘇鉄麒麟(パイナップルコーン)
他の多肉植物とは違い、一風変わった南国の木のような形をした蘇鉄麒麟。一般的なソテツに形が似ていますがさほど大きくならず、独特の風貌なので他の多肉との寄せ植えにもオススメです。お花を咲かせることもあり、突然横から子株が出てきたりもします。出てきた子株は、株分けして挿し木にすることで増やしていくことができます。
4.コチレドン
葉の一枚一枚が肉厚で、葉先が赤くなっているものが多いコチドレン。コチドレンにも多種類ありますが、葉型が手のような形をしていたり、産毛が生えていたりと様々。コチドレンの花は、まるでベルのように下向きに咲くのが特徴です。アブラムシが付きやすいので戸外に置く場合には注意しましょう。
5.グラプトベリア
グラプトベリアは人工的に交配させた改良種です。グラプトペタルムとエケベリアの長所を引き継いでおり、美しく育てやすい品種です。病気にもなりにくいので、初心者さんにもオススメです。秋になるとほんのりと紅葉するので、見た目の変化も楽しめますよ。
6.ハオルチア
ハオルチアは目を疑うような不思議な色合いが印象的。肉厚な葉の葉先が一部透き通っていて宝石のような輝きを見せるものもあります。ハオルチアは鉢植え向きの品種なので、日当たりや風通しにさえ気を付ければアパートやマンション住まいの方にも緑のインテリアとして取り入れていただくことができます。
7.アガベ
アガベは日本名で「リュウゼツラン」。テキーラの原料として有名です。アガベには300種以上ありますが、2~3mほどに大きく育つものも多いです。アガベは数十年に一度しか花が咲きません。そんな花を咲かせたアガベは、そのまま枯死してしまいます。中心からまっすぐ高く伸びた茎に花を咲かせる姿、一度見てみたいものです。
8.アロエ
この中で一番馴染み深いのがアロエではないでしょうか?「医者いらず」とも呼ばれ、おじいちゃんやおばあちゃんに「火傷をしたらアロエ」と教わった経験のある方も多いでしょう。アロエにも500種以上ありますが、よく知られているのがアロエベラと医者いらずで御馴染みのキダチアロエです。アロエは寒さに弱いので、冬は室内で育てるかしっかりと霜よけをしてあげる必要があります。
多肉植物の世界は、思っている以上に奥が深く、種類も豊富です。美しいものからユニークなものまで姿も様々。ご自分の好みの多肉を集めて、自分だけの寄せ植えを作ってみるのもオススメですよ。
最終更新日 2024年8月9日
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