ハンドメイド初心者さんへ☆裁縫に欠かせないミシン選びのポイント

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お裁縫には欠かせないミシン。お子さんの入園入学グッズの準備に取り掛かる際に購入する方も多いのではないでしょうか?ミシンの種類にもいろいろありますが、初心者さんにはなるべくシンプルで使いやすいものを選びたいですよね。そこで今回は、ハンドメイド初心者さんに向けたミシン選びのポイントをまとめてみました。

1.ミシンの種類

ミシンには大きく分けて3つの種類があります。種類別に特徴を紹介します。

①コンピューターミシン

コンピューターミシン

  • 他のミシンと比べ少々値段は張るが、現在の家庭用ミシンの中で主流。
  • ON/OFFから全ての機能がボタンで簡単設定。電子表記で画面も見やすい。
  • 縫い目の幅やスピードが一定でブレにくい。微調整も可能。
  • 縫い終わりの針位置が一定。
  • 上下の糸調子の自動調整機能など、若い世代に使いやすい仕様。
  • 機能をコンピューターで制御し、誤操作や問題がある時にはエラー表示で教えてくれるので、壊れにくく、安心安全に使える。
  • 厚手のものにも対応し、模様の数も豊富。
  • 難しいボタンホールも簡単。
  • 自動糸通し機能や自動糸切機能、刺繍機能(文字・イラスト・キャラクター)が搭載されているものもある。

②電子ミシン

電子ミシン

  • 電動ミシンを使いやすく改良したもので、操作もシンプル。
  • 高速設定でも縫い始めがゆっくりなので初心者さん向き。
  • ダイヤル式なので、画面調整が苦手な方にもおすすめ。
  • スピードが一定で縫い目も安定している。
  • 厚手のものでもパワーが落ちない。

③電動ミシン

電動ミシン

  • 昔ながらの足踏みミシンを電力化したもの。
  • 一般的にフットコントローラーで操作するものが多く、昔のミシンを使っていた方に馴染みやすい。両手が自由に使える。
  • 3種類の中では一番低価格。
  • 縫うスピードが速いので長時間の作業でも疲れにくい。
  • 機能がシンプルなので壊れにくい。
  • 縫い終わりの針位置が一定ではない。
  • 低速だとパワーが落ちる。
  • 厚物・大物には不向き。

販売用にクオリティの高いものが作りたい!という方には「ロックミシン」もおすすめ。布の端処理(ほつれ留め)には、一般的なミシンでもジグザグ縫いの機能がついていれば問題ありませんが、ロックミシンがあれば、かがり縫いでさらに丁寧なお店顔負けの端処理ができます。ニットなどの伸縮素材を縫い合わせることもできますので、一つ持っていると洋服づくりの幅が広がりますよ。

2.使用目的

使用目的

ミシンを選ぶ上で、一番大切になってくるのが使用目的。入園入学準備等でしか使う予定がなければシンプルな機能のものでも十分ですが、これを機にいろいろなものに挑戦したいと思っている方には模様も多種類あった方がいいでしょう。何を作るかによってサイズや必要な機能も変わってきます。まずは、用途を明確にしておくことが重要です。

3.サイズ

サイズ

ミシンのサイズには、フル・レギュラー・コンパクトの三種類があります。一般家庭でよく使われているのがコンパクトミシン。一番手軽に使えて持ち運びしやすく、収納場所にも困りません。洋服等をよく作る方におすすめで、厚手のものでもスムーズに作業が進み、耐久性にも優れています。大きさと重さがあるので常設しておくスペースがあるといいです。また最近では「ハンドミシン」というコンパクトな手のひらサイズのミシンも販売されています。何か作ったりする作業には向きませんが、ほつれやお直し程度であればこちらでも十分対応できますよ。

4.価格

価格

ミシンの価格にも1万円をきるものから2~3万、それ以上のものと価格設定も幅広いです。電動ミシンであれば安価なものでも大丈夫ですが、初心者さんが購入を検討しているのであれば、電子ミシン・コンピューターミシンがおすすめです。安すぎるものですと性能も限られ、耐久性にも心配があります。価格は2万程度になったとしても、アフターケアも充実している大手のメーカーのものが安心かもしれません。

5.機能

機能

人によって、最低限の機能がついたシンプルなミシンで良いという方もいれば、どうせ買うならいろいろな多様に使えるものを・・・と思う方までいろいろだと思います。ですから、ミシンを買う際には自分好みの性能のものを選びましょう。最近では、初心者さん向けの自動調整機能だったり、自動糸切り、糸通しが苦手な方向けに自動糸通し機能がついたものもあります。さらには、ボタン一つで名前やイラストを刺繍してくれるものも・・・ミシンを買う上でどこまで求めるかが最も重要です。ご自分の裁縫スキルに合ったものを選びましょう。

6.付属品

付属品

ものによって、付属品がついているものとそうでないものがあります。余計なものはいらない、と考えられる方もいるかと思いますが、ミシンの付属品は使えるものが多いんです。多いのがボビンやニッパー、フットコントローラーですが、ボビンやニッパーはミシンでのお裁縫には欠かせないものですよね。フットコントローラーこそ必要ないと感じられる方も多いと思いますが、あるととっても便利!縫い始めや縫い終わりには手動でボタン操作をするかと思いますが、細かいものや小さいもの、カーブのあるものだったりすると片手で操作するのは難しいですが、そんな時にこのフットコントローラーがあれば両手が自由に使えます。他にも作業スペースを広げて効率よく進められるワイドテーブルや布を切りながら端処理ができるサイドカッターなどの便利品がついたものもあります。ミシンを買う時には、付属品にもぜひ注目してみてくださいね。


ミシン選びのポイントをいくつか挙げましたが、何より大事なのは今の自分に合っているかどうかです。決して安価な買い物ではありませんので、失敗することのないよう事前に調べておくことが大切ですよ。とはいえ何を買ったらいいのか分からないという方のために、初心者さんに人気の機種を紹介した記事もあります。

機種の特徴も簡単にまとめましたので、よければ参考にしてみてください。

最終更新日 2024年1月22日

    azusa
    記事を書いた人 :

    保育士。
    3人の子の育児、仕事と主婦業の両立に奮闘しながら
    合間をぬって気の向くままにハンドメイドを楽しんでいます。
    小さな子を持つママの目線で、知りたいこと気になることを
    記事にしていきたいと思います。

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